「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

情報の時代。だからこその情報洪水。仕事では無数のチャットやメールが飛び交い、スマホからは嘘かホントかも分からない情報までがのべつくまなく溢れ出す。こりゃもうお手上げ、という方も少なくないでしょう。
10月22日のエディットツアーのナビゲーターを務める森川絢子さんのお仕事は金融機関の人事です。お仕事柄、人材育成や採用、DE&Iなど「人」や「組織」に関わる分野で、絶え間ない「情報の波」に飲まれそうになり、「この情報を受け止めて自分なりの考え方を持ちたい…」と渇望するようになり、イシス編集学校の門を叩いたのだそうです。
さて、森川さんは、イシス編集学校で学んだことで、どんな変化があったのでしょうか。「仕事や日常生活で考えが行き詰った時に思考が動き出す経験が何度もありました」「編集を学ぶことで、『関わる人たちに新しい発想の可能性を広げられた!』と感じられる瞬間が嬉しくてたまりません」と語る森川さん。それを可能にした『型』や『方法』とは何か?どうやって学ぶのか?気になる方はぜひエディットツアーにご参加ください。
◆概要《本楼Edit Tour》
2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集ワークショップを開催いたします。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。お気軽にご参加ください。
■日時:2023年10月22日(日)14:00-16:00
■費用:1500円(税抜き)
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■人数:10名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ナビゲーター:イシス編集学校師範代 森川絢子
■内容:「本楼」の見学をしながら、イシス編集学校の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただきます。
■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/596
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。