巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。
本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新回が公開されました!
1/31に公開されたのは、シリーズ10作目「時は金なり?」の3本目。
どうしてシンデレラは、12時を1分でもすぎると魔法が解けてしまったのか。今回のエピソードでは、ついにその謎に迫ります。機械時計によって、どのように人々の生活が変わってきたのか。時計が小型化されて起きた変化とは。そして、「時計の歴史」と「本の歴史」の共通点とは。
▼今回のエピソードのトピックはこちら
定時法と不定時法のおさらい/15世紀ヨーロッパ、広場に時計塔登場/ピーターパンが時計にイタズラしたビッグベン/鐘が鳴るから腹が減る?/農村的生活から都市的生活へ/17世紀の時間観がわかる「シンデレラ」/だからシンデレラは慌てて走り去った/鐘の音=タイムカード打刻時間?/はるにゃの「シンデレラ」深読み/嗚呼、時計が支配者のものへ/超絶ブラック!工場長が時計をいじって、労働時間を水増し/ガス燈登場でアフターファイブ誕生→パブで労働者が団結/ほんのれん4月号、あれば見てね/働く時間が管理されるなら、休日も制度化されるぜ/1980年代、電子時計の登場/柱時計から腕時計へ/公→共→個/時計と鉄道のカンケイ/長崎・大阪と、東京との時間感覚はけっこう違う/「時計の歴史」と「本の歴史」がめっちゃ似てる(語り手:ニレ、おじー、はるにゃ)
▼紹介したゲスト本
『時計の社会史(読みなおす日本史)』角山榮(著) 吉川弘文館 2014
『時計の時間 心の時間 』一川誠(著)教育評論社 2009
『情報の歴史21』 松岡正剛監修 編集工学研究所&イシス編集学校 構成

▲ほんのれん旬感ノート2024年1月号より
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書物はどこから来てどこへ行くのか? 読書の5000年史をたどる!
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ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-12-16
巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。
2025-12-10
マンガにおける短詩系文学といえば四コママンガということになるだろう。四コママンガに革命をもたらした最重要人物の一人である相原コージは、そのものズバリ『漫歌』をものした。
2025-12-09
地底国冒険譚の主人公を演じ切った幼虫と灼熱の夏空に飛び立った成虫、その両方の面影を宿すアブラゼミの空蝉。精巧なエンプティボックスに見入っていたら、前脚にテングダニの仲間が付着しているのに気づきました。