『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

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ほんのれんvol.29のテーマは、“私たちの戦争?戦後80年、忘れないでいたいこと”。
8本目は助っ人編集部員「バニー」の持ち込み企画として、「ゴジラ」を読み解いてみます。
▼目次
お昼ごはん食べるか論争/松岡正剛、最後の原稿/「昭和問答』を問答します/「突き刺さったまま」/松岡正剛が残した問い:日の丸を背負ったゴジラ/ゴジラっていいヤツ?悪いヤツ?/岡本太郎が描いた第五福竜丸事件/ゴジラが夜に来る理由/加藤典洋、二段階の哀悼/グッバイ・ゴジラ、ハロー・キティ/なぜコジラは何度も日本に上陸するのか/ゴジラ=亡霊(Revenant)
説/複式夢幻能/「サイパンの海が見える…」/ゴジラ=戦艦大和説/ゴジラが皇居を避ける理由/三島由紀夫『英霊の聲』/などてすめろぎは人間となりたまひし/ミニラやばくね/アオミドロ
をスライム化/松岡正剛マネージャー太田香保さんの問い/正当な後継者:シン・ゴジラ/村上春樹「ねじまき鳥クロニクル』/現代の負をどう表現するか
▼今月の旬感本
(1)『私たちの戦争社会学入門』野上元(著)大和書房 2025
(2)『国家を考えてみよう』橋本治(著)筑摩書房 2016
(3)『新書 昭和史短い戦争と長い平和』井上 寿一(著)講談社 2025
(4)『我々の死者と未来の他者』大澤真幸(著)集英社インターナショナル 2024
(5)『世代とは何か』ティム・インゴルド(著)奥野克巳、鹿野マティアス(訳)亜紀書房 2024
【申込受付中】
多読アレゴリアに「ほんのれんクラブ」が誕生します。
・ほんのれんの旬感本を共読!
・本楼イベントも毎月開催!
2期限定開講。申込は8/25(月)まで。詳しくはこちらのエディスト記事をご覧ください。
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-10-15
『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。