イシスDO-SAY 2021年7月

2021/07/10(土)09:34
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イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウセイ)」。

 

先月から全国の書店で、千夜千冊エディション20冊突破記念フェアがはじまっています。みなさんぜひお近くの書店でお楽しみください。ハッシュタグは #知祭り 、皆さんのご参加で祭りが盛り上がります。店頭に足を運んだり、SNSで情報を楽しんだり、千夜千冊エディションを端から読み進めたり、関連本を手に取ったり、関連グッズを手に入れたり、どうぞお楽しみください。

 

今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。それでは7月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。

 

 

【2021年7月】

 

2021年7月3日(土)、4日(日) 第35期 ISIS花伝所 キャンプ開催

編集コーチ養成講座である花伝所の終盤、指南編集 トレーニングである「キャンプ」が行われます

関連情報 [週刊花目付#18] 「ネガティブ・ケイパビリティ」

 

2021年7月4日(日) 七夕エディッツの会

イシス子どもフィールド主催。七夕をテーマに、暮らしの中の「お題」=「エディッツ」を、大人も子どももワイワイ一緒に楽しむワークショップです。

関連情報 イシスの綺羅星による七夕三冊ブックリスト付! 【七夕エディッツの会】申込受付中

 

 

 

2021年7月8日(木) 第77回 感門之盟 IDEA会議

次回の感門之盟に向けて、サポートするメンバーが体が集いキックオフとなるIDEA会議を開催。

 

2021年7月12日(月) 多読ジムSeason7 開始

早くもSeason7となります。お申込みはお急ぎください。読書筋を刺激して、読書筋を大きくしていきましょう。6月には、多読ジムに参加する読衆への多読ジム冊師によるインタビュー【冊師が聞く】シリーズがEdistに登場しました。

関連情報 新企画【冊師が聞く01】妻と娘と仕事と読書(松井路代)

関連情報 【冊師が聞く】シリーズ 01~07

 

 

2021年7月17日(土)、18日(日) 実香連ベーシック講座

編集工学をワークショップするための研鑽の場。少数精鋭の選抜講座が、いよいよ開催。編集語りのプロ育成へ、寺田充宏師範がナビゲート。修了者はそのままISISフェスタでデビューいただくプログラムです。

関連情報 編集ビタミンが利くぜ!寺田充宏のエディット檸檬ツアー

 

 

2021年7月18日(日) AT賞選評会議

[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の第2回選評会議が行われます。

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2021年7月24日(土) オンライン学校説明会

イシス編集学校へ入門をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。Q&Aも心行くまでどうぞ。

▶ 関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」

 

2021年7月25日(日) 輪読座 第四輪

日本哲学シリーズ今季のテーマは「柳田國男を読む」。第4回となる7月は、「口承文芸への拡張」です。今期は、輪読座の様子を宮原由紀師範、上杉公志師範代がエディストしています。

関連情報 【輪読座】21世紀にもつながる柳田國男の方法とは?(「柳田國男を読む」第一輪)

関連情報【輪読座】蝸牛となる覚悟はあるか?(「柳田国男を読む」第二輪)

関連情報【輪読座】農業政策から民俗学へと辿る柳田の思いとは(「柳田國男を読む」第二輪)

関連情報【輪読座】21世紀の先取りだった!? 柳田という方法(「柳田国男を読む」第三輪)

 

 

2021年7月27日(火) 第1回 間会 開催

ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]からうまれた新プログラム、田中優子氏が庵主をつとめる「日本文化サロン 間庵」の第1回「間会」が開催されます。

関連情報 サステイナブルの矛盾 AIDA第一講 10shot

 

2021年7月31日(土) 第35期花伝所 敢談儀 開催

花伝所演習の締めくくりを飾るのが「敢談儀」。入伝生たちがこれまでの演習を振り返り、過剰や逸脱を恐れず「敢えて言葉にする」場です。

関連情報 変異するのは新型コロナウイルスだけではない【34[花]敢談儀】

 

★まだまだ続く「千夜千冊エディション20周年突破記念フェア」

全国の書店でお楽しみください。

関連情報 各地のフェア、このエディションフェアがすごい!シリーズ

 

 


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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025