56[守]イシス入門は半端のままで

2025/11/23(日)13:47
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半歩で躓く者こそが、入門するに相応しい。

 

イシス編集学校では、入門前の「お試し稽古」として、編集力チェックという企画があり、誰でも無料で参加することができる。

 

◇◇

 

開講したばかりの56[守]の教室で、学衆Mが告白する。編集力チェックの、前半のお題「夏の思い出3つ」は挙げられたが、後半のお題「関連のない二つのものを組み合わせる」ことに戸惑い、考えても回答することができなかったという。

 

それでも[守]入門を決めたMさん。「半分だけ」の回答に届いた指南の言葉や、回答できなかった「もう半分」という悔しい空白に、なにかがあるという可能性を感じたのだろう。

 

◇◇

 

かくして入門した教室は、奇しくも「半ちらつもり教室」と名付けられていた。

学衆を迎える後藤有一郎師範代がメッセージする。

「ほんとの世界からこぼれ落ちてきた半端な思いも、かつて何かに向かっていった証。その先の未知に踏み出してみましょう」。

 

パーフェクトであると満足してしまえば、情報は動かない。半端であればこそ、容易には手の届かない情報の半身を、狂おしく求めることができる。

あの日、答えられなかったお題──「関連のない二つのものを組み合わせる」秘訣も、きっとここにあるはずだ。

 


文・アイキャッチ:イシス編集学校 師範 阿久津健

 

(いますぐ編集力チェックを受けたい方はこちらから

  • 阿久津健

    編集的先達:島田雅彦。
    マクラメ編み、ペンタブレット、カメラ、麻雀、沖縄料理など、多趣味かつ独自の美意識をもつデザイナー師範。ZOOMでの自らの映り具合と演出も図抜けて美しい。大学時代に制作した8ミリ自主映画のタイトルは『本をプレゼントする』。

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