平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
◆イシス子どもフィールド親子参加型編集ワークショップ「お正月エディッツの会」、2022年1月のテーマはお雑煮◆
お正月料理の代表格なのに、人によってイメージする「お椀の中身」がまったくといっていいほど違う。それが「お雑煮」。
お雑煮は、一途で多様な食べ物なのだ。
お正月をテーマにしたワークショップを構想しはじめた時、多読ジムスタジオで石井梨香読衆(48[守]番匠)から『お雑煮マニアックス』(粕谷浩子著,dancyuムック)という本の情報が届いた。
さっそく取り寄せて開いてみると、予想を超える多様性に既存のイメージがひっくり返った。沖縄などお雑煮を食べない地域もあるということも初めて知った。
九州在住の石井読衆がもっとも衝撃をうけたのは、餅を取り出し、納豆にからめて食べる熊本の納豆雑煮だった。
奈良では、白みそベースの汁から餅を取り出して甘いきなこをまぶして食べる。「餅を取り出して、甘いものにからめて食べる」という「型」は一致している。
奈良では具はすべて輪切り、餅は丸。焼いて入れるものと思い込んでいたが、本によると、ゆでていれる家もあるらしい。
熊本でも、全家庭が納豆雑煮をたべるわけではないだろう。加賀など、他の地域でも家庭によってさまざまなスタイルが混在している。それは、かつての「お殿様」の命令がどれぐらい届いていたかをはかるスコアでもある。

奈良のきなこ雑煮
thereを知れば、hereがコンヴィヴィアルになる。
お雑煮を【分節化】【収集】【比較】し、マッピングしたりマトリックスを作ってみたらどうなるだろう。「型」を取りだしたうえで染め替えて「新しいお雑煮づくり」を遊ぶというワークショップ企画が立ち上がった。親子でも、子どもだけでも、大人だけでも参加できる。大人フィルダーと子どもフィルターが重なることで意外な相が見えてきそうだ。
お雑煮ワークのゲスト講師は「野菜の断面と根っこが特に好き」と語る野菜フェチの若林牧子[守]番匠。オープニングは、名古屋で寺子屋をひらく野村英司師範代が編集ゲームをナビゲートする。
<お正月エディッツの会・開催要項>
●日時
1月16日(日)10:00~12:00
オンライン(Zoomを使用します、大きな画面推奨)
●参加費
フィールド会員550円
一般の方1,100円
*お申し込みはこちらのフォームからどうぞ。
*子どもフィールドメンバーの方は「フィールドメンバー割」をご選択ください。
*どなたでもご参加いただけます。親子参加歓迎、大人のみの参加もできます。
●次第
・ミニ編集ゲーム
・お雑煮マップ 発表
・二軸四方お雑煮マトリックス
・「新しいお雑煮」をエディッツ!しよう
●ゲスト講師
若林牧子さん
(野菜ソムリエコミュニティTOKYO代表/イシス編集学校 48守番匠)
料理やテーブルコーディネートなど食卓を彩るお手伝いをする傍ら、野菜ソムリエコミュニティTOKYO代表、江戸東京野菜コンシェルジュの活動を通じて食文化や農産物を探求する野菜フェチ。
●企画・ナビ
子ども支局メンバー
(神尾美由紀、長島順子、景山卓也、上原悦子、得原藍、浦澤美穂、吉野陽子、松井路代、石井梨香、野村英司)
●関連本
『お雑煮マニアックス』
(粕谷浩子著、dancyuムック)
熊本の「納豆雑煮」(『お雑煮マニアックス』より)
●お問合せ:kodomo@eel.co.jp
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
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コメント
1~3件/3件
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
2026-03-05
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2026-03-03
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