昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
4月25日は出会いの日である。
49[守]の学衆は昨日教室に届けられた開講の案内を手に、期待と緊張を混ぜこぜにしながらその時を待っていたであろう。「この教室名は一体何なのか?」「編集稽古とはどのようなものなのか?」「師範代はどんな人だろうか?」。
そして、16名の師範代はいよいよ迎えるその時に、高ぶる気持ちを抑えきれずにいた。「どのような教室になっていくのか」「[守]の方法をどう手渡していくか」「編集的世界観をどうやってつくり上げていこうか」。
49[守]の旅立ちを祝うような陽気の中、16教室の扉が一斉に開き、イシス編集学校校長 松岡正剛からメッセージが届いた。編集学校の誰もが息を詰めて見守る。12時19分、そんな緊張を吹き飛ばすように切実ゲノム教室の学衆Fが一番乗りで高らかに声をあげた。間を置かず、きざし旬然教室の学衆N、切実ゲノム教室の学衆Mも続く。
奥が見えない扉の中。そこにはミチへの歩みを始めた学衆を導いてくれる師範代が待っている。この出会いから49[守]がスタートする。
森本康裕
編集的先達:宮本武蔵。エンジンがかかっているのか、いないのかわからない?趣味は部屋の整理で、こだわりは携帯メーカーを同じにすること?いや、見た目で侮るなかれ。瀬戸を超え続け、命がけの実利主義で休みなく編集道を走る。
うかうかしていると、足音はいつの間にか大きくなっている。かつては映画の中か夢物語かと思っていたAIが、日常にあるものとなった。 何度かの冬を経て春を迎えたAIに対し、人はどう受け止め、どう考えるのか。好奇心と探求心を […]
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自分の一部がロボットになり、強大なものに向かっていくかのような緊張感や高揚感を覚える。ガンダムか攻殻機動隊か。金属質で無骨なものが複数の軸を起点にしながら上下左右に動く。漫画や小説、アニメで見聞きし、イメージしていた世 […]
コメント
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2026-02-24
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2026-02-19
棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
2026-02-17
小川の水底での波乱万丈を生き抜き、無事に変態を遂げた後は人家の周りにもヒラヒラと飛んできてくれるハグロトンボ。「神様とんぼ」の異名にふさわしく、まるで合掌するかのように黒い翅をふんわり広げては閉じる。