卒門締切り1週間前、瞬息卒門―50[守]

2023/02/13(月)00:11
img

 「みなさん、お先に失礼します!」。出題から8時間17分後、柑橘カイヨワ教室のFが、[守]最後のお題038番回答を携えて教室に現われた。その6分後、代々ビオトープ教室 Kの回答が届いた。50[守]全番回答締め切りまで1週間。ラストウィークの朝は二人の卒門で幕を開けた。

 

 Fは、「ひとまず界盗します!」と全番のほとんどを出題日に放ってきた瞬息の持ち主である。一度の回答だけに飽き足らず、番外回答の瞬足も止まらない。

 Kは、開講当初の自己紹介で、「イシス編集学校を「地」にするとわたしは新参者」と名乗り、躍るように弾むように稽古に臨んだ。教室、勧学会、別院、エディットツアーと、いつもどこにも登場し、「毎日が編集日」を実践し続けている。

 

 38番「編集カラオケ八段錦」の回答は続き、計13名が出題日当日に卒門を決めた。あと1週間、どれだけの歌が奏でられるだろう。鳴り響く歌は50[守]の実りであり、次の編集道への応援歌にもなっていく。

 

文:堀田幸義、阿部幸織、石井梨香
アイキャッチ画像:得原藍、森川絢子

 

◆51[守]申し込み受付中
 [守]基本コース(51期)
 2023年5月8日~8月20日
 https://es.isis.ne.jp/course/syu

◆50[破]申し込み受付中
 ※2023年2月28日(火)18:00まで、早得!
 [破]応用コース(50期)
 2023年4月24日~8月13日
 https://es.isis.ne.jp/course/ha

  • イシス編集学校 [守]チーム

    編集学校の原風景であり稽古の原郷となる[守]。初めてイシス編集学校と出会う学衆と歩みつづける学匠、番匠、師範、ときどき師範代のチーム。鯉は竜になるか。

  • うま味を引き出すミソは師範代―54[守]創守座・フライヤー語り―

    たまむしメガネ連教室・松田秀作師範代は、黒から緑を帯びたメガネにかけ換え、半解マイカ教室・登田信枝師範代は、占い師のような装いで石を半分に割った。半音タトゥー教室・榎田智子師範代は、その日おろしたばかりのズボンにできた創 […]

  • 柱の傷もメトリック ―54[守]創守座―

    リスキリング(学び直し)という聞き慣れない言葉が、聞こえてくるだいぶ前から、イシス編集学校では弛まず学びを重ねている。 10月5日 54守創守座。 10月に開講する54[守]の師範代のために、指導陣が学びの一座を建立した […]

  • BPTと変分原理 ー54[守]師範が見た伝習座ー

    確率的に高そうな、それっぽい無難な回答を生成AIにもとめる風潮。でも世界は「たまたま」の偶然をエンジンに多様に蠢いている。  25年間イシス編集学校の指導陣向けに非公開で行われてきた「伝習座」がライブ公開された。そのテ […]

  • 創守座、建立す――54[守]開講前夜

    脈動が始まった。  9月28日、今まで講座の中だけで秘せられていた師範代の学びの場、「伝習座」が、178回めにして装いを新たに2つに生まれ変わった。  ひとつは、外部に開かれた「NEO伝習座」だ。イシスコミッションメン […]

  • 欠けながら満ちてふくらむフライヤー ―54[守]教室名フライヤー制作

    十六夜の満月である9月18日。冠界式にて教室名をもらった54[守]の師範代は10月の開講にむけた「フライヤー制作」のオンラインレクチャーに挑んだ。 イシス編集学校では教室ごとのフライヤーを制作することが8[守]から連綿と […]