49[破]は、2月12日に最終日を迎えた。この日が全番回答の〆切日。46名が4つの編集術の旅から、見事、帰還した。
イシス編集学校において、突破は大きな節目である。だれでも入門できるが、必ず[守][破]の順に受講しなければならず、[破]を突破しないと師範代になれないし、[離]を受講できない。編集学校は案外、ルールに厳しいのだ。
突破すれば、花伝所を受講して師範代になれる、校長直伝の[離]にチャレンジできる、遊講座や多読ジムでは編集学校のお歴々(文字通り、いろんな期で学んだイシス人が重層している)と一緒に稽古できる。イシスの奥庭に入り、ますます愉快に遊ぶとともに、メンバーシップを得て編集学校の各所で編集力の発揮を求められるようになる。
このキップで、次はどんな冒険に旅立つか。突破者の未来には、ますますたくさんの私が待っている。その憧れを実現してゆこう!
原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
漢字よりも数学が人気!? 【51[破]第1回アリスとテレス賞エントリー終了】
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校長&林頭が現“在”美術に!!!!! 宇川直宏展@練馬区立美術館
松岡正剛校長と吉村堅樹林頭が、アート作品になっているとの噂をきいた。制作者は宇川直宏氏である。2021年の「Hyper-Editing Platform[AIDA]Season2第3講」で、AIDA座衆28人の自分史を […]
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12教室96名で開講した50[破]は、8月13日、76名の突破をもって終了した。突破率79%、近年まれに見る大勢の突破者誕生だ。最近では40[破]65名、47[破]60名以来の快挙である。猛暑日の最多記録がつづき、冷房 […]
【破 物語編集術体験ツアー 8/26開催】 別様の世界のつくり方
『木のぼり男爵』を読んでいる。イタリアの作家イタロ・カルヴィーノの代表作だ。ときは1767年6月15日、イタリア・ジェノヴァ近郊にて、ロンドー男爵の長男コジモ(当時12歳)は、父親に反抗して食卓を立ち、樫の木によじ登っ […]