『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
初回はなんと、作家で元外交官の佐藤優さんをゲストにお招きして「恋愛」についてお話ししました。
ここ数十年間で、「恋愛」はどう変化してきたか?
恋と金は切っても切り離せない?いまの若者の恋愛観とは?キリスト教の「愛」には3種類ある?
いま、恋愛について何を考えるべきか。佐藤さんにうかがいます。
(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)
(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)
エピソード目次 ※これでもほんの一部です・・・!ゲスト佐藤優さん・姜舜伊さんのプロフィール/松岡正剛との共著『読む力』/恋愛至上主義は後退した、ならばなんのために結婚?/マッチングアプリは明治時代の家族観を揺り戻した/愛を再整理(エロス、アガペー、フィリア)/「本来、お金にしてはいけないものがある」/Vシネの帝王”小沢仁志”/タブーがゆえに商品化しやすい/恋愛と金銭は切り離せない/直接的対価性、でないものはめんどくさい/かつて反逆的だったポルノ/逆規定される恐怖(生成AIの枠組みと同じ)/性が消費されすぎた結果、レス/勃起神話/AV的学習と”強迫観念”/読書会でお見合いすると成婚率が高い/全共闘とおにぎり/男女雇用機会均等法/無制限に働きたいから外務省/白石一文『私という運命について』/恐怖の温泉ジャッジ/親ガチャの世界を知って虚しい/ヘーゲルと『東京女子図鑑』/現在進行中のことは、映画やドラマの中にない/『逃げ恥』のみくりちゃんは公務員になれば良かった/『逃げ恥』と『ずっとあなたが好きだった』比較/ドラマのリメイクはマジで勉強になる/セーフティーネットとしての家庭/DV、マザコンを見極る方法は?/恋バナが、社会情勢のシビアさを突き付ける/親ガチャでいいフィギュアが出る人は多数派/読書する人は日本の総人口の5%/タワマン競争
▼今月の旬感本
▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009
・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023
・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000
・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023
・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
トランプの背後に宗教派閥!?売り切れ続出の話題書「『福音派』(加藤喜之著)を読んで、アメリカ分断問題に「宗教」で斬りこむ!
ほんのれんvol.34のテーマは、「信じるものは救われる?分断時代の宗教モンダイ」。 トランプの背後に宗教派閥!?売り切れ続出の話題書「『福音派』(加藤喜之著)を読んで、アメリカ分断問題に「宗教」で斬りこむ […]
なぜ農業はつらいのか?北海道のコメ農家ジョンさんと考える、人類史上最大の「詐欺」の現実
今回はゲスト回です。北海道在住のコメ農家にして孤高のpodcasterジョンさんをお迎えしました。農家のジョンさんは、ほんのれんラジオvol.31「今日なに食べる?食=商品を問いなおす」を聞いて何を考えたのか。アイヌの血 […]
初詣行くけど日本人は無宗教?「宗教ってなんだ?」を改めて考えてみる
初詣行くけど日本人は無宗教?「宗教ってなんだ?」を改めて考えてみる ▼目次 初の2人体制!/初詣は毎年行く?/2026年初テーマは「信じる者は救われる?分断時代の宗教モンダイ」/クリスマス、除夜の鐘、神社初 […]
天才実業家・桂大介と考える、「会社」のこれから ▼目次 「天才」とサジェストされる実業家・桂大介登場/史上最年少で東証一部上場/桂大介が選ぶ「会社」を考える1冊/ゲマインシャフトとゲゼルシャフト/「会社愛」 […]
なぜ私たちは「働きすぎる」のか!?仕事と気候の不思議な関係とは。『働き方全史」を読む
なぜ私たちは「働きすぎる」のか!?仕事と気候の不思議な関係とは。『働き方全史』を読む ▼目次 犬界の仕事、猫界の仕事/「寝るのが仕事」/会社が変わっても「働く」は続く/経済学が視野を狭くしている/「働く」の語源は?/イノ […]
コメント
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2026-01-22
『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。
2026-01-20
蛹の胸部にせっかくしつらえられた翅の「抜き型」を邪険にして、リボンのような小さな翅で生まれてくるクロスジフユエダシャクのメス。飛べない翅の内側には、きっと、思いもよらない「無用の用」が伏せられている。
2026-01-13
自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。