『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
イシスの講座は群で動いている。現在、45[守]講座には、21人の師範代と9人の師範がいる。師範1人と、2人ないし3人の師範代でチームを組み、チームラウンジでは日夜、相談、励まし、差し入れ、たまに息抜きの対話が交わされている。そこに時々、学匠や番匠も出入りする。
それぞれのチームには、世界にひとつだけの教室名や師範代のキャラクターに肖って、師範が名づけたネーミングがある。チーム名は指南の拠り所にもターゲットにも永遠のQにもなっていく。
45[守]の9チームはどんな名前なのか。師範のチーム名語りをよすがにクッキングで表した。レシピのポイントは、スーパーで買える材料ですぐにできること。
「おやつ篇」の2番手はチーム「水面くれセント」だ。
★チーム名「水面くれセント」
……………………………………………………………………………
水面が光や風とともに「うつり」ゆく変化やゆらぎ、そこに
映る「反転」した向こうのわたしにも出会いたい。そして、
アーク(arc)の円弧のやわらかい包容力と優作の尖った武器
が同時に表象されている「三日月型(クレセント)」。二つ
の教室のもつ「らしさ」を合わせてみました。
師範 宮川大輔
反転アーク教室 三國紹恵師範代
優作うつる教室 佐土原太志師範代

柑ぽんソーダ
佐土原師範代が住むは日向国。さわやか柑橘日向夏使用。ソーダの中でゆらいでいるのは、まろやかなはちみつ。ネーミングは宮川師範の得意技、ポンカン指南を反転させた。
●レシピ
《柑ぽんソーダ》
[材料]
・はちみつ檸檬(はちみつでもOK) 大さじ1
・日向夏(ひゅうがなつ) 1/2玉
・炭酸水 250㏄
[ダンドリ]
1.日向夏は半分に切り、飾り付け分を残して果汁をしぼっておく。(果汁にタネが入ったら取り除く)
2.飾り付け分はくし形に切って、コップのふちを挟めるように皮の白いところに切り目を入れておく。
3.コップにはちみつ檸檬を入れる。
4.炭酸水を適量注ぐ。
5.飾り用の日向夏をコップのふちに飾る。
●師範の感想いただきました!
日向夏とはちみつの甘酸っぱさが疲れた頭と体をリフレッシュ!卒門へと向かう真夏の稽古。それを乗り切るチームと教室のエナジードリンクになりそうです。(宮川大輔師範)

石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
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コメント
1~3件/3件
2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。