【よみかき探Qクラブ】ことば漬になって遊ぼう_秋メンバー募集中!

2025/08/23(土)20:41 img
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 「よみかき探Qクラブ」では、ナビ役書民(しょみん)とクラブメンバー(Q人_キュート)が日々にぎやかに、「読み手」「書き手」になりながら、「よみ」「かき」の方法を探究しています。自らの読み書きを磨きながら、イシスの内と外、子どもと大人の垣根を超えて、編集稽古で遊べる場づくりを進めています。

 

<クラブを象徴する3冊>

 

『もこ もこもこ』 谷川 俊太郎, 元永 定正/文研出版
『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン, イングリッド・ヴァン・ニイマン, 菱木 晃子/岩波書店
『想像力を触発する教育』キエラン・イーガン/北大路書房

 

3冊を繋ぐキーワードは「愉快に生きるための言葉・心・体」

フライヤーイラストは大濵朋子[師範]作

 


【活動】

 

▼オンラインイベント

 

日程はメンバーの希望を聞きながら調整しています。
録画をシェアしているので、日程が合わなくてもキャッチアップできます。

 

◎顔合わせ千夜千冊共読会

松岡正剛校長の千夜千冊を音読した後、キーワードをA4紙にスケッチして交わし合います。

ナビゲーターは書民・長島順子さん。
夏は、千夜千冊1730夜『見えないものを集める蜜蜂』を読みました。

 

共読会は、予習なし、宿題なし。うまい、ヘタなし。

図解スケッチは直感、10分で書くスタイル

 

秋は、9月14日か28日に開催予定です。
現在、下記の4夜から選定中です。

 

784夜 西脇順三郎 『雑談の夜明け』

1527夜 マイケル・ディルダ 『本から引き出された本』

1511夜 岡野宏文・豊崎由美 『百年の誤読』

1297夜 斎藤美奈子 『本の本』

 

共読後、長島さんがいてもたってもいられず書いた読後エッセイ・ヒビはこちら

 

◎よみかき編集ワークとナビ研鑽会

 

 本の紹介文やポップ作りを通して、新しい本の読み方(インプットとアウトプット)を体感するワークです。
 大人も子どもも参加できます。
 希望者は、研鑽会と、ラウンジでの8つのQの回答で、ワークショップナビゲーターになれます。

 8月17日に開催したワークでは、Q人・北條玲子さんがナビを担当しました。

 

8/17に開催したよみかき編集ワーク。この日は「海」から連想する本を持ち寄った

 

 参加した55守現役師範代からは「お題から離れて型を使う機会を増やして、手になじませることが大事だと実感しました」という感想が届きました。

 無意識に使っている情報の型を、読書でイキイキ使えるようになります!

 

◎イドバタトーク

 

 編集を実践する日々からこぼれ落ちるものを交わし合う場です。
 夏は「書く」についてのトークをしました。

 

トークの中で出てきた本。
『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX』

神田桂一、菊池 良/宝島社

 

 レポート記事執筆に手を挙げてくださったのはQ人・美濃万里子さん。

 記事を読みあい、共同編集で仕上げていきました。

  【よみかき探Qクラブ】日記・焼きそば・新幹線〜「書く」についてのイドバタトーク

 こちらからお読みいただけます。

 

 


 

▼エディットカフェラウンジでの活動

 

◎8つのQ 

 守のお題を、普段の生活の中に置いてアレンジした「Q」が出ます。

 日常の遊びや学びの中にひそむ「型」を見る目を養います。
 いつでもどこでもお題で遊べるようになります。

 

◎エディション読み

松岡正剛校長と共読する部屋です。秋ラウンジでは『ことば漬』第一章・第二章を読みます。

 

千夜千冊エディション『ことば漬』松岡正剛、角川ソフィア文庫

 

◎四季の共読の部屋

 絵本、児童文学、学び、言葉、教育に関する本をリストアップしています。

 連想する本を持ち寄り、本棚を育てます。

 


 

▼夏のトピックスから

 

ラウンジでは、エッセイの連載やそれに対する応答など、日々やり取りが起こっています。
また、リアルで会う企画もプランニングして実施しています。

8月3日は、遠足エディッツとして、東京でカードゲームを体験するイベントに参加し、終了後、ランチ汁講をしました。

 

8/3遠足エディッツ集合写真

 

カードゲーム「カンジモンスターズ」で遊ぶ書民・石井梨香(左)と松井路代

 


▼秋の予定

 

11月23日・24日に豪徳寺イシス館で行われるリアルイベント「別典祭」において、よみかき探Qクラブは、ことば遊びのカードゲームを遊ぶコーナーを出します。

 

白川静漢字学をゲームにした「カンジモンスターズ」、

国語辞典をゲームにした「いみとりかるた」、
「**から始まる言葉」を、あるフィルターで探す「ワードスナイパー」、

偶然並んだ文字から言葉を探す「ミツカルタ」など、

体験会に参加して開発者から直接お話を聞くなどして、ただいま選定中です。

 

言葉のセンスは、遊びからこそ磨かれるという仮説を持っています。

まちや学校で、国語のセンセイをしている方、ぜひ一緒に遊んでみませんか。

 

3つの漢字を組み合わせて戦わせる「カンジモンスターズ」。漢字に潜むアニマがキャラクターになっている

 

 

自作カードも作れる「いみとりかるた」。開発は「カタン」や「ウボンゴ」で知られる株式会社ジーピー。

 

このほかクラブ内で随時、リアル企画やオンライン企画をプランニングして楽しんでいます。

 

▼よくいただく質問

 

Q:時間がなくて回答できないかもしれないのですが、大丈夫でしょうか。

 

A:大丈夫です。まずはクラブの発信の「読み手」となってください。

  また、クラブでは、今は読めなくても、本のことを思い浮かべるだけでも読書だと捉えています。
  気楽に、まずはご参加ください。

 

Q:よみかき探Qクラブは、「子ども編集学校」とはどのような関係ですか。

 

A:よみかき探Qクラブは、子ども編集学校プロジェクトを進めてきた子ども支局メンバーが中心となって運営しています。

  将来的に、子ども&大人に「読み」「書き」の方法(世界を探究するスコップ)を手渡していくリアルまたはオンラインの場(ワークショップ等)を継続的に開きたいと思っています。

  よみかき探Qクラブは、子ども向け・親子向け・大人向けワークショップのナビゲーターになりたい方の研鑽の場でもあります。
 プロジェクトでは、イシスのモデルを、家庭やクラス、スクールで応用している方、これから応用したい方にご参加いただいてきました。「子ども編集学校」 に興味のある方は、ぜひクラブにご参加ください。

 

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クラブのルーツやクロニクルを記したフライヤーをこちらからご覧いただけます。

 

 

 

information


求ム!愉快な探Q人
多読アレゴリア2025秋 よみかき探Qクラブ


書民:景山卓也、得原藍、吉野陽子、松井路代、石井梨香、浦澤美穂、上原悦子、長島順子

 

【開講期間】2025年9月1日(月)~12月21日(日) ★16週間

【URL】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025autumn
【申込締切】2025年8月25日(月)
【定員】30名
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込) ※ クレジット払いのみ
【2クラブ以上お申し込みされる場合】2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。お申込詳細はショップカートにて。

 

 

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。