オトナもコドモもいらっしゃいませ!型抜き・ことばゲーム・ZINE【別典祭】

2025/11/19(水)10:27 img
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本の市場、本の劇場、本の祭典、開幕!
豪徳寺・ISIS館本楼にて11月23日、24日、本の風が起こる<別典祭>(べってんさい)。
松岡正剛、曰く「本は歴史であって盗賊だ。本は友人で、宿敵で、恋人である。本は逆上にも共感にも、羨望にも失望にもなる」。
そんな本の可能性を展くのは、多読アレゴリアの16クラブ。
本が、写真や着物と交わり、ゲームにも大河ドラマにもなり、沖縄へ鎌倉へ軽井沢へ旅する。
6万冊の本楼+ISIS館での、本のお祭り<別典祭>。
お待ちかねの、本の劇場シリーズ予告編、お見せいたします。

 

  別典祭には、大人の方の入場チケットでお子さんも一緒にお入りいただけます。

 よみかき探Qクラブでは、大人も子どもも遊べるコーナー【駄菓子とゲームの遊房(あそぼう)】を2階応接室に設けます。

 

 

<【駄菓子とゲームの遊房(あそぼう)】でできること>

 ◎「型抜き」(駄菓子つき)
 ◎ことば系カードゲーム、けん玉やルービックキューブ

 ◎ZINE販売


 型抜き

 「型抜き」ってご存知ですか?
 関東メンバーから縁日の定番と聞きましたが、関西育ちの筆者(松井路代)は未体験でした。

 澱粉、砂糖などで作られた薄い板状の菓子に描かれた動物や星、桜などの型を針や爪楊枝などを使い、くり抜く遊びです。

 別典祭では、1回100円で5枚セットと交換できます。一つ選んでトライしてみてください。割らずにきれいに抜けると駄菓子を2つ差し上げます。

 

難易度いろいろ。まずは【選択】から

 

選べる駄菓子

 

 編集稽古を語る上で「型」という概念は欠かせません。幼い時、実際に「型を抜く」体験が、「型」の理解の土台になるのではと考えています。……と書くとコムズカシいですが、書民の得原藍が、地元・葉山で型抜きコーナーをすると、いつも大いに盛り上がるとのことです。
 なぜ夢中になってしまう? 形が少しずつ現れるから? それって何と似ている? 
 当日は得原藍が主に型抜き担当です。
 ちょっと濃い「ワクワク」に関するトークが繰り広げられるかもしれません。

 なお、駄菓子のみの販売も行う予定です。
  

 ことば系カードゲーム、けん玉やルービックキューブ

 

 よみかき探Qクラブの母体である「子ども支局」では、編集稽古を子どもも大人もできる形にするにはと交わし合いと実践を重ねてきました。

 その一つの形が、「ことば」にフォーカスしたゲームです。

 しりとりやなぞなぞ、手遊び歌、ジェスチャーゲーム。幼児の言葉の習得に「遊び」やリズム、周囲とのやりとりがカギであることが近年わかってきました。
 それらのルール・ロール・ツールを発展させたゲームは、アナログ、デジタル問わず、おもしろいものがたくさん世の中に出てきています。
 遊房では、書民おすすめのカードゲームをご用意しています。

 特に「語彙を増やしたい」「説明が上手くなりたい」という方、案ずるより遊ぶが早しです。百聞は一見にしかず。クラブメンバーがお相手します。気軽に遊びにきてください。お試しプレイ無料です。

 

4歳ぐらいから大人までOK。約10種類用意しています
 
 言葉の「逆」の遊びとして、色を重ねるゲームやルービックキューブやけん玉も置きます。

 つい手に取りたくなるけん玉のアフォーダンスにびっくりします。
 1日目の早い時間帯は、ルービックキューブ名人の少年(小2)が在室予定です。

 我こそはという方、勝負しにきてください。

 

 ZINE販売

 クラブメンバーが作ったり関わったりしたZINE(自主制作本)やグッズを販売予定です。

 書民の石井梨香が九州支所九天玄氣組が20周年を記念誌『九』を、松井が九天オリジナルトートバック、『編集かあさん 月日星々』(遊刊エディスト連載を抜粋して書籍化)を用意しています。
 また、クラブメンバーからは、1日目は美濃万里子さん、2日目は北條玲子さんが自作ZINEを売る予定です。

モック画像です。ただいま印刷中

 

1000冊の九州ブックナビゲーション『九』と特製トートバック

 

 

 タイムスケジュール

 

 2階「駄菓子とゲームの遊房」のオープンは、1日目・11/23(日)は、13:00~18:00、2日目・11/24(月・祝)は12:00~14:00、15:30~16:30となっています。

 また一部の時間帯は、「大河ばっか!」クラブによる「大河ドラマ辻語り」が行われます。

 あわせてお楽しみに。

 


イシス編集学校「別典祭」(べってんさい)」開催概要

会場:編集工学研究所ブックサロンスペース「本楼」
(最寄駅:小田急線 豪徳寺駅、東急世田谷線山下駅より徒歩7分)
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2丁目15番3号 

 

日程:2025年11月23日(日)・24日(月・祝)
チケット(2日間有効):一般の方無料。イシス編集学校受講生は1500円。
申込方法:以下URLからお申し込みください。
https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025bettensai

 

プログラム:
【1日目プログラム 11/23(日)】
12:30 開場
13:00 開会宣言
14:00-15:00 ほんのれんクラブ|ほんのれんラジオLIVE
16:00-17:00 着物コンパ倶楽部|黒留袖ファッションショー
18:00-19:30 武邑光裕|トークイベント
19:30 挨拶

 

【2日目プログラム 11/24(月祝)】
11:30 開場
12:30-13:30 千夜千冊パラダイス|おっかけ千夜千冊ファンクラブSP Live
14:00-16:00 MeditLab|米光一成 × 小倉加奈子トーク&ゲームプレイ
16:30-18:00 田中優子学長|酒上夕書斎SP
18:00 閉会挨拶

 

【2日間通しプログラム(11/23-24)】
・終活読書★四門堂 × 多読ジムClassic × 大河ばっか!|古本市
・EDO風狂連|100人連句
・軽井沢別想フロンティア|「浅羽米」販売
・OUTLYING CLUB|武邑光裕式パネル展示
・よみかき探Qクラブ|駄菓子とゲームの遊房(この記事)
・倶楽部撮家|写真展示

 

 

 

 

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。