平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
ほんのれんvol.34のテーマは、「信じるものは救われる?分断時代の宗教モンダイ」。
今回は科学的アプローチで「宗教の起源」を読み解く本をご紹介!世界宗教はなぜ同時期に一斉に発生したのか???
▼目次
ふと「見えない存在」を感じる瞬間/アニミズム感覚と体系的宗教のギャップ/進化心理学で宗教を読む/「ダンバー数」/教義宗教=真理が開示される宗教/タブーに挑んだ本/人が多いと揉め出す/共同体サイズが問題/「社会脳仮説」=社会集団の大きさと脳の大きさに相関関係がある/人間本来の集団規模=150人/不自然な社会/親しさのグラデーション/一緒に生きるための仕組み/集団規模と暴力の相関/紀元前1千年紀(枢軸時代)に同時発生/亜熱帯地域に集中する大規模宗教/亜熱帯→人口急増/BC2000年の温暖化/「メンタライジング能力」/人智を超えた世界の共有/身体の進化も必要だった/脳と喉と言語/グルーミング(毛繕い)とエンドルフィン/笑う、歌う、踊る、物語、宴、宗教儀式/同期させる方法/多元主義に必要なメンタライジング?/信仰フィルターは突破できるか/個人にとっての宗教と社会にとっての宗教/ルールなのか、世界観なのか/社会結束の進化過程
▼今月の旬感本
『福音派─終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之(著) 中央公論新社 2025
『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』島田裕巳(著) 晶文社 2022
『宗教の起源─私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー(著) 小田哲(訳)長谷川眞理子(解説) 白揚社 2023
『宗教とデザイン』松田行正(著) 左右社 2023
『宗教と日本人─葬式仏教からスピリチュアル文化まで』岡本亮輔(著) 中央公論新社 2021
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
2026-03-05
かつて「大人マンガ」というジャンルがあった(詳しくは「マンガのスコア 園山俊二」参照)。この周辺には、ファインアートと踵を接する作家たちが数多く存在する。タイガー立石もその一人。1982年、工作舎から刊行された『虎の巻』は、まさしくオトナのためのマンガの最極北。いいお酒といっしょにちびちび味わいたい。
2026-03-03
桃の節句に、桜の葉が好きなモモスズメ。飼育していると、毎日、たくさんの糞をするが、それを捨てるのはもったいない。こまめに集めて珈琲フィルターでドリップすれば、桜餅のかほりを放つ芳しき糞茶のできあがり。