目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
ほんのれんvol.34のテーマは、「信じるものは救われる?分断時代の宗教モンダイ」。
今回は私たちの身の回りに実は潜んでいる色々な「宗教」を探りながら、日本の宗教って?を考えてみます。
日本の宗教は「仰なき実践」!?『宗教とデザイン』『宗教と日本人』の2冊を読む。
▼目次
「宗教なに?」って聞けなくない?/1995年の記憶/「宗教」との距離感/グラフィックデザイナー、松田行正さん/キリスト教=普遍性、イスラム教=絶対性、仏教=安定性/身近な宗教デザイン/「系統樹」の枝分かれ感覚/「冊子」も宗教から生まれた!?/旧約聖書は巻物、新約聖書は冊子/建築に潜む宗教思想/宗教をみる3つの視点=実践・信仰・所属/無宗教のお葬式って?/神道式の葬式が浸透しなかった理由/スピは信仰?/「宗教する」/Spiritual But Not Religious/宗教の消費化/神の喪失、技巧の喪失?/「信じる」より「諦め」たかった/「ファクト教」と「自力教」/世界観切り替えスイッチ/知りたいという気持ち/世界とのつながり方
▼登場した本
『宗教とデザイン』松田行正(著) 左右社 2023
『宗教と日本人─葬式仏教からスピリチュアル文化まで』岡本亮輔(著) 中央公論新社 2021
『SBNR エコノミー 「心の豊かさ」の探求から生まれる新たなマーケット』博報堂 ストラテジックプラニング局 (著), SIGNING (著)宣伝会議 2025
『完全教祖マニュアル』架神 恭介 (著), 辰巳 一世 (著) 筑摩書房 2009
▼今月の旬感本
『福音派─終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之(著) 中央公論新社 2025
『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』島田裕巳(著) 晶文社 2022
『宗教の起源─私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー(著) 小田哲(訳)長谷川眞理子(解説) 白揚社 2023
『宗教とデザイン』松田行正(著) 左右社 2023
『宗教と日本人─葬式仏教からスピリチュアル文化まで』岡本亮輔(著) 中央公論新社 2021
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
2026-03-05
かつて「大人マンガ」というジャンルがあった(詳しくは「マンガのスコア 園山俊二」参照)。この周辺には、ファインアートと踵を接する作家たちが数多く存在する。タイガー立石もその一人。1982年、工作舎から刊行された『虎の巻』は、まさしくオトナのためのマンガの最極北。いいお酒といっしょにちびちび味わいたい。