【90感門】Day2 鈴木康代学匠メッセージ

2026/03/22(日)13:20 img
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本楼での感門史上最大の人数で迎えた56[守]卒門式。この熱気を受けとめるべく、鈴木康代学匠が壇上に立った。

 

「私たちは、実学ではなく虚学をやるべきだ」。56[守]特別講義の津田一郎さんのメッセージを引き合いに出し、実社会を取り巻く効率重視の波に目を向ける。教室は、虚の場だ。編集稽古の中でアナロジカルな対話を繰り広げるからこそ、イメージを実に持ち込んでいくことができる。そう伝える学匠の目線が、会場の学衆のそれと重なる。

 

そもそも世の中はわからないことに溢れている。急いで解決に向かえば、その怒涛に飲み込まれてしまうだろう。稽古の空間と時間の中では、わからないことを少しずつ飲み込んでいくしかない。「わからなさに耐える」その力をいかに身につけていくか。虚にいるからこそ手に入れられるものが、必ずある。

 

松岡校長の気配に満たされた本楼で、守の稽古のあちら側に視線を促された学衆たちが手を叩く音が、長く響いた。

 

「虚にいて実を行う」と語る学匠に、編集稽古のその先を見ようと眼差しを向ける学衆たち

 

  • 得原藍

    編集的先達:野尻抱影。師範代前から、未知のリアル編集コーチに挑戦。いまや師範をつとめながら、大学講師、理学療法士、公認心理師、地域で遊び場を出して子育てもする、片手で足りないポリロール。遊びと好奇心が大好物。

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