感門をおやつで寿ぐ【90感門】

2026/03/22(日)16:20 img
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卒門式、積了式、学衆讃証、文叢感門。半年の編集稽古を寿ぐイベントが濃密かつ高速につづく感門之盟。

 

そんな感門之盟を食でも彩るのがおやつである。今回は、物語講座の小濱有紀子創師がセレクト。

 

ちょうど東京のあちこちで桜で開花しはじめた春の感門に選ばれた和菓子は、鶴屋吉信の「花のつばらつばら」。

焼皮が餡をつつみこんだ形を本のダブルページに見立てた。

 

ダブルページの焼皮のあいだから、ほんのり桜色の餡がのぞく。

 

「花のつばらつばら」を食べながら、対話の蕾は次々にほころび、会場の読奏エディストリートはますます加速していった。

 

「鶴屋吉信は、松岡校長のご出身である京都にあるんです」「卒門式と積了式のあいだを、このお菓子でつなぎたかったんです」

Day1の感門団長も務めた、食と農のコーディネーター・若林牧子は、小濱創師の代わりにお菓子に込めた思いを次々と語った。

後日のヒアリングでも、「(つばらつばらは)万葉語で『こころゆくまで』という意味であることも伝えたかった」「春限定のつばらつばらで、桜色に染めた白小豆が使われていることもお話ししたかった」と、その思いは尽きることがなかった。

 

 

 

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。