私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

遊刊エディストをお聞きのみなさま、こんにちは、そしてこんばんは。
ラジオエディスト アシスタントパーソナリティの梅澤奈央です。
ここからの時間は、「聞くエディスト」をお届けします。
♪ ♪ ♪
2020年が暮れようとしています。
みなさんにとってどんな1年でしたか。
イシス編集学校は、今年6月ハタチを迎えました。界隈では、この20年を振り返る動きも多くみられましたね。ベースへ立ちもどるなら、同時にターゲットを展望するのがイシス式。
そこで遊刊エディストでは、20年後のイシスの青写真を描くべく、年末年始特番として【ラジオエディスト】をお送りすることとなりました。
今回のパーソナリティは、深谷もと佳(花目付、36[守][破]FMサスーン教室師範代)。年末から年始にかけて、シリーズ「ISIS For NEXT20」を2本立てでお届けします。
ラジオエディスト初の音声配信は、イシス編集学校・学林局局長 佐々木千佳さんをお招きし、編集学校立ち上げ当時の様子や、「NEXT ISIS」のネライやネガイに迫ります。
今年を締めくくる「#1 局長佐々木千佳の膝枕力」。
30分で20年の声の旅を、どうぞお楽しみください。
[前編]松岡校長も思わずポロリ 名司会者・佐々木千佳の膝枕力 佐々木千佳の司会術に迫る/司会のコツは要約よりも◯◯にあり/事前準備は一言一句書き出して/師範代の指南に似ている/レッドカーペットをばーっと広げて/鳥の目・虫の目・魚の目/局長として何を見るか/師範・師範代に憧れ続けた20年
https://edist.isis.ne.jp/cast/next20_sasaki01/
[中編]バイトあがりの教務主任 20年間戦い続けた佐々木の教育論
「エディティングキャラクター」って何?/「編集的自己」の初出は1304夜/佐々木千佳の編工研アルバイト時代/小学校で編集ゲームの案内をするお姉さん/松岡正剛にBGMをダメ出しされて/前職で感じた限界/佐々木千佳の新人教育法/メディアが人という格別の面白さ/校長松岡・教頭宮之原・教務主任佐々木/子ども編集学校の今/佐々木の出版計画/「師範代は究極の学び手」
https://edist.isis.ne.jp/cast/next20_sasaki02/
[後編]NEXT ISISの艶めく大黒柱として イシスの文化と場の継承
「NEXT ISIS」を仕掛けたのは誰か/NEXTを標榜することで、POSTになったものは/編集学校の3つのベクトル/自分が「場」を選べる時代に/佐々木局長の次なる一手
https://edist.isis.ne.jp/cast/next20_sasaki03/
▽収録時の模様 11月某日、豪徳寺ISIS館応接間にて
企画・取材・音声:深谷もと佳
撮影:田中晶子
記事編集:梅澤奈央
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。