エディスト名鑑

相部礼子

あいべ れいこ

編集的先達:塩野七生。物語師範、錬成師範、共読ナビゲーターとロールを連ね、趣味は仲間と連句のスーパーエディター。いつか十二単を着せたい風情の師範。日常は朝のベッドメイキングと本棚整理。野望は杉村楚人冠の伝記出版。

赤堤憚読組

あかづつみ たんどくぐみ

Mこと松岡正剛の生態を誰よりもよく知るISIS館住人たちで結成。「千夜千冊」以外にMが遊んでいる意外な本を紹介するため、この企画を立ち上げた。

阿久津健

あくつ けん

編集的先達:島田雅彦。 マクラメ編み、ペンタブレット、カメラ、麻雀、沖縄料理など、多趣味かつ独自の美意識をもつデザイナー師範。ZOOMでの自らの映り具合と演出も図抜けて美しい。大学時代に制作した8ミリ自主映画のタイトルは『本をプレゼントする』。

阿曽祐子

あそ ゆうこ

編集的先達:小熊英二。ふわふわと漂うようなつかみどころのなさと骨太の行動力と冒険心。相矛盾する異星人ぽさは5つの小中に通った少女時代に培われた。今も比叡山と空を眺めながら街を歩き回っているらしい。 「阿曽祐子の編集力チェック」受付中 https://qe.isis.ne.jp/index/aso

阿部幸織

あべ さおり

編集的先達:細馬宏通。会社ではちゃんとしすぎと評される労働組合のリーダー。ネットワークを活かし組織のためのエディットツアー も師範として初開催。一方、小学校のころから漫画執筆に没頭し、今でもコマのカケアミを眺めたり、感門のメッセージでは鈴を鳴らしてみたり、不思議な一面もある。

天野陽子

あまの ようこ

編集的先達:寺山修司。公共図書館長にして短歌会の歌人。師範代から即破師範へ。初師範時には別院でうたよび企画を展開した。言葉のアンテナを立て、日夜若者言葉からの新たなオノマトペの収集に勤しむ天然詩人でもある。

新井和奈

あらい かずな

編集的先達:中島みゆき。三児の母とは思えない美貌に、朝2時起き研鑽で産後セルフケアインストラクターになる気合、そこに愛嬌抜群の相互編集力を掛け合わせるとアイドル・ママになる。アイドルのまま、そのまま師範へ、そして編集道へ邁進中!

安藤礼二

あんどう れいじ

文芸評論家、多摩美術大学教授。出版社の編集者を経て、2002年、「神々の闘争──折口信夫論」で群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。主な著作に、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社文芸文庫)、『折口信夫』『大拙』(講談社)『縄文論』『列島祝祭論』(ともに作品社)、『井筒俊彦 起源の哲学』(慶應義塾大学出版会)など。イシス編集学校関連では、AIDAでのゲスト講演、ISIS FESTA、「情報の歴史を読む」の登壇がある。

池澤祐子

いけざわ ゆうこ

編集的先達:エディット・ピアフ。21守破エディット・ピラフ教室師範代で、ステージネーム アラ♪ピラフと名乗るシャンソン歌うたい師範。松丸本舗エディターのあと児童指導員に転身。子どもにイッケと親しまれる。登場はいつも「ボンジュール♪~」。

石井梨香

いしい りか

編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。

石黒好美

いしぐろ よしみ

編集的先達:電気グルーヴ。教室名「くちびるディスコ」を体現するラディカルなフリーライター。もうひとつの顔は夢見る社会福祉士。物語講座ではサラエボ事件を起こしたセルビア青年を主人公に仕立て、編伝賞を受賞。

イシス編集学校 エディットツアーJapans

イシス えディットつあー じゃぱんず

2025年、イシス編集学校は開校から25年の節目を迎える。日本ISIS化を目指し、ISISエディットツアーJapansが、全国津々浦々で群島的編集力を引き出していくべく編集フェスを開催、乞うご期待。

イシス編集学校 [ISIS花伝所]

いしす かでんしょ

編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。

イシス編集学校 [守]チーム

いしす しゅちーむ

編集学校の原風景であり稽古の原郷となる[守]。初めてイシス編集学校と出会う学衆と歩みつづける学匠、番匠、師範、ときどき師範代のチーム。鯉は竜になるか。

イシス編集学校 [破]チーム

いしす はちーむ

編集学校の背骨である[破]を担う。イメージを具現化する「校長の仕事術」を伝えるべく、エディトリアルに語り、書き、描き、交わしあう学匠、番匠、評匠、師範、師範代のチーム。

イドバタ瓦版組

いどばたかわらばんぐみ

「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。

稲垣景子

いながき けいこ

編集的先達:小林賢太郎。季節なら夏、花なら向日葵、動物なら柴犬。プロ野球ならドラフト1位でいきなり二桁勝利。周りまで明るくする輝きと愛嬌、ガッツとエネルギーをもち、ボルダリングからラクロスまでをこなす。東大からウェディングプランナー、ITベンチャーへの転身も軽やかにこなす出来すぎる師範。

井ノ上シーザー

いのうえ しーざー

編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。

井上麻矢

いのうえ まや

作家井上ひさしの三女。スポーツ新聞社、二期リゾートなどいくつもの職を経験ののち、2009年4月こまつ座に入社し、支配人、代表取締役社長として現在に至る。井上ひさしから語られた珠玉の言葉77をまとめたエッセイ『夜中の電話』は千夜千冊されている。他の著作として自身が企画した映画「母と暮せば」の小説版『小説 母と暮せば』(山田洋次監督と共著)など。イシス編集学校基本コースでは[守]を修了。2024年からISIS co-missionに就任。

猪貝克浩

いのかい かつひろ

編集的先達:花田清輝。多読ジムでシーズン1から読衆として休みなく鍛錬を続ける日本で唯一のこんにゃく屋。妻からは「人の話が聞こえていない人」と言われてしまうほど、編集と多読への集中と傾注が止まらない。茶道全国審心会会長を務めた経歴の持ち主でもある。

今福龍太

いまふく りゅうた

1980年代初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在し調査研究に従事。2001年より群島という地勢に遊動的な学び舎を求めて〈奄美自由大学〉を創設し主宰する。著書に『クレオール主義』『群島-世界論』『書物変身譚』『ハーフ・ブリード』『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(読売文学賞)など多数。イシス編集学校では『多読ジム・スペシャル 今福龍太を読む』を監修。

上杉公志

うえすぎ こうし

編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

植田フサ子

うえだ ふさこ

編集的先達:幸田文。熊本を愛し、言葉を愛し、編集を愛する。火傷するほどの情熱にきらり光る編集力、揺るがない正義感をもつライター兼編集者。常に多忙で寝落ちもしばしばなのはご愛敬。

梅澤奈央

うめざわ なお

編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。 イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

浦澤美穂

うらさわ みほ

編集的先達:増田こうすけ。メガネの奥の美少女。イシスの萌えっ娘ミポリン。マンガ、IT、マラソンが趣味。イシス婚で嫁いだ広島で、目下中国地方イシスネットワークをぷるるん計画中。

エディスト編集部

えでぃすと へんしゅうぶ

編集的先達:松岡正剛 「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

エディストチーム渦

えでぃすとちーむ うず

編集的先達:紀貫之。2023年初頭に立ち上がった少数精鋭のエディティングチーム。記事をとっかかりに渦中に身を投じ、イシスと社会とを繋げてウズウズにする。[チーム渦]の作業室の壁には「渦潮の底より光生れ来る」と掲げている。

江野澤由美

えのさわ ゆみ

編集的先達:堀内誠一。寝る前の香水は欠かさず、そのカラフルな色香で中小企業の社長を骨抜きにするコンサル&プランナー。薔薇は咥えない情熱のフラメンコダンサーでもある。野望は編集スナックのママ。

遠藤健史

えんどう たけし

編集的先達;森博嗣。離島を経て、奥出雲の森の中の病院で勤務する総合診察医。痛みを和らげる医師を志している。運動器疼痛とたたら製鉄とスポーツに詳しい。その俯瞰的洞察力でイシスの未来を担う師範。

大澤真幸

おおさわ まさち

社会学者として80年代から常に一線で活躍。松岡正剛との交流をへて、2020年より [AIDA]ボード、2021年には「多読ジム・スペシャル 大澤真幸を読む」を監修。月刊個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』刊行中、「群像」誌上で評論「〈世界史〉の哲学」を連載中。2007年『ナショナリズムの由来』(講談社)にて第61回毎日出版文化賞(人文・社会部門)。12年『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、共著)で新書大賞2012大賞など著書多数。2024年からISIS co-missionに就任。

太田香保

おおた かほ

編集的先達:レナード・バーンスタイン。慶応大学司書からいまや松岡正剛のビブリオテカールに。事務所にピアノを持ちこみ、楽譜を通してのインタースコア実践にいとまがない。離学衆全てが直立不動になる絶対的な総匠。

大武美和子

おおたけ みわこ

編集的先達:まどみちお。ピリッとのなかにクスッとがある。編集知性とともに方法日本がある。「イシスの女将」はさばきもいなしも切れ味抜群。誰にも出せない達人の味は、俳句でも講評でもコメントでも指南でも、小ささにキラリが光る。

大塚宏

おおつか ひろし

編集的先達:糸川英夫。元校長から地域まちづくりの推進者、そして師範代へ。フリープランナーとして活動する一方、地口と俳句の日々の自己鍛錬で言語編集力を磨き続けている。地元・横浜でのエディットツアーも推進中。

oto

おおと みやこ

編集的先達:パティ・スミス 「千夜千冊エディション」の校正から書店での棚づくり、読書会やワークショップまで、本シリーズの川上から川下までを一挙にになう千夜千冊エディション研究家。かつては伝説の書店「松丸本舗」の名物ブックショップエディター。読書の匠として松岡正剛から「冊匠」と呼ばれ、イシス編集学校の読書講座「多読ジム」を牽引する。遊刊エディストでは、ほぼ日刊のブックガイド「読めば、MIYAKO」、お悩み事に本で答える「千悩千冊」など連載中。

大沼友紀

おおぬま とものり

編集的先達:マーティン・ガードナー。ミメコン(ミメロギアコンテスト)荒らしの常連から師範代へ。8年のブランクを経て多読ジムで復活。精神3級の発達障害者にしてMENSA会員。はまっていることはボードゲーム記事のライティング。北海道在住。

大場健太郎

おおば けんたろう

編集的先達:池澤夏樹 若手師範代時代から将来を嘱望されていたが、SNS伝奏連の活動、二度目の破師範代のあと満を持して師範へ。更なる研鑽を続ける。知性派のITエンジニアでクラフトビール愛好家。校長からは発泡する「破」の書を贈られた。

大濱朋子

おおはま ともこ

編集的先達:パウル・クレー。ゴッホに憧れ南の沖縄へ。特別支援学校、工業高校、小中併置校など5つの異校種を渡り歩いた石垣島の美術教師。ZOOMでは、いつも車の中か黒板の前で現れる。離島の風が似合う白墨&鉛筆アーティスト。

岡部三知代

おかべ みちよ

編集的先達:トーヴェ・ヤンソン。師範代時代は小さい子どもをかかえ、設計担当として建築現場をヘルメットをかぶりながら駆け巡り、編集稽古をポリロールした。ギャラリーの立ち上げをまかされ、奔走し、学芸員となって、メセナアワード2014を受賞。その企画運営は編集学校で学んだ編集力が遺憾なく発揮されている。

小倉加奈子

おぐら かなこ

編集的先達:ブライアン・グリーン。病理医で、妻で、二児の母で、天然”じゅんちゃん”の娘、そしてイシス編集学校「析匠」。仕事も生活もイシスもすべて重ねて超加速する編集アスリート。『おしゃべり病理医』シリーズ本の執筆から経産省STEAMライブラリー教材「おしゃべり病理医のMEdit Lab」開発し、順天堂大学内に「MEdit Lab 順天堂大学STEAM教育研究会」http://meditlab.jpを発足。野望は、編集工学パンデミック。

尾島可奈子

おじま かなこ

編集的先達:おーなり由子。十離で典離ののち5年ほどかけて師範代、師範の編集道へ。煌めく編集才能に比して慎重すぎるほどの歩みは、奈良が第二の故郷ということもあり、鹿っぽいと言われる風貌のせいか。工芸ライターやまちあるき企画で活動中。

小野泰秀

おの やすひで

編集的先達:ゲーリー・スナイダー。ファッション、工芸、音楽、映画、写真、マンガと幅広い慧眼をもつジュエリーデザイナーにして骨董商。所持金80ドルでオーストラリアに上陸し、生活を始めた行動力の持ち主。ブレない自分軸を立てつつ、ただいま編集力探究に邁進中。

角山祥道

かくやま しょうどう

編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。角山が指南する「俺の編集力チェック(無料)」受付中。https://qe.isis.ne.jp/index/kakuyama

景山和浩

かげやま かずひろ

編集的先達:井上ひさし。日刊スポーツ記者。用意と卒意、機をみた絶妙の助言、安定した活動は師範の師範として手本になっている。その柔和な性格から決して怒らない師範とも言われる。

景山卓也

かげやま たくや

編集的先達:佐藤雅彦。中高はサッカー、大学でアニメ三昧、家庭では毎日子どもとEテレ。ハマると想像ジャケットを翻し、実直にとことん。師範代を経験後に2度目の離にリトライ、そして子ども編集学校に多読冊師と今は編集中毒。

桂大介

かつら だいすけ

編集的先達:ジル・ドゥルーズ。お酒は中2から、仕事は高1から。30までにすべてを手にした編集的起業家。リラックスは、甘だるい香りに包まれるシーシャの耽美な一時。襞襞ファッショニスタを名乗る。

加藤めぐみ

かとう めぐみ

編集的先達:山本貴光。品詞を擬人化した物語でAT大賞、予想通りにぶっちぎり典離。編纂と編集、データとカプタ、ロジカルとアナロジーを自在に綾なすリテラル・アーチスト。イシスが次の世に贈る「21世紀の女」、それがカトメグだ。

神尾美由紀

かみお みゆき

編集的先達:手塚治虫。タップダンスにベリーダンス。北海道が生んだ編集的に踊れる師範。感門之盟でも舞台でタップを披露してみせた。ふわっとした見た目だが、リアルワークにも定評あり。自称・お子ちゃまで教室名にピノコを冠する。

川野貴志

かわの たかし

編集的先達:多和田葉子。語って名人。綴って達人。場に交わって別格の職人。軽妙かつ絶妙な編集術で、全講座、プロジェクトから引っ張りだこの「イシスの至宝」。野望は「国語で編集」から「編集で国語」への大転換。

きたはらひでお

きたはら ひでお

編集的先達:ミハイル・ブルガーコフ 数々の師範代を送り出してきた花伝所の翁から破の師範の中核へ。創世期からイシスを支え続ける名伯楽。リュックサック通勤とマラソンで稽古を続ける身体編集にも余念がない、書物を愛する読豪で三冊屋エディストでもある。

衣笠純子

きぬがさ じゅんこ

編集的先達:モーリス・ラヴェル。劇団四季元団員で何を歌ってもミュージカルになる特技の持ち主。折れない編集メンタルと無尽蔵の編集体力、編集工学への使命感の三位一体を備える。オリエンタルな魅力で、なぜかイタリア人に愛される、らしい。

紀平尚子

きひら しょうこ

編集的先達:為末大。 アスレ・ショーコにアスロン・ショーコ。自身の名前を冠する教室名をもつ編集学校では希少な体育会系の師範。本業は女子バスケットボールのアスレチックトレーナーで、2023年には全国6連覇を達成した。叩かれて叩かれて心が折れてもめげない、笑顔とガッツの編集体力が持ち味。

金宗代

きむ ちょんで

編集的先達:水木しげる 最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。 photo: yukari goto

倉田慎一

くらた しんいち

編集的先達:笠井叡。Don't stop dance! 進めなくてもその場でステップは踏める。自らの言葉通り、[離]の火元を第一季から担い続け、親指フラッシュな即応指南やZEST溢れる言霊で多くの学衆を焚き付けてきた。松岡校長から閃恋五院方師を拝命。

小坂真菜美

こさか まなみ

編集的先達:リチャード・ファインマン。他を圧倒する速度と量のコンパイルの女王から火元組の要へ。特に数理工学系の知を得意とし、現在はあらゆる松岡正剛知の電子データ化と並行してセイゴオAIを構想中。[離]別当師範代を経て、15[離]からは曳絃方師を担う。

小島

こじま しんご

編集的先達:葛飾北斎。名古屋の旦那衆をつなげる面影座主宰。クセのある中部メンバーを束ねる曼名伽組二代目組長。本業は豆に定評のあるヴァンキコーヒーロースター代表。セイゴオ版画も手がける多才な情熱家。

後藤由加里

ごとう ゆかり

編集的先達:石内都 NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

小濱有紀子

こはま ゆきこ

編集的先達:倉橋由美子。古今東西の物語を読破し、数式にすることができる異才。国文学を専攻し、くずし字も読みこなす職能。自らドラムを打ち鳴らし、年間50本超のライブ追っかけを続ける情熱。多彩で独自の編集道を走る、物語講座・創師。

五味久恵

ごみ ひさえ

編集的先達:アストリッド・リンドグレーン。小動物系のルックスとは裏腹に、強気かつ繊細、大胆かつ緻密。アジャイル編集指南は五味モデルといわれる。東京日本橋で育った。夫は師範の阪本裕一。二児の母。

齋藤シゲノリ

さいとう しげのり

編集的先達:梶原一騎。編工研バイトがきっかけでイシスに出会う。レスリングマニアで、編集学校イベントでは必ずプロレスTシャツで登場。学衆が師範代を娶る逆イシス婚を寝技で決めた。妻は納富師範代。

佐倉統

さくら おさむ

科学技術社会論研究者。現在、東京大学大学院情報学環学科教授、理化学研究所革新知能統合研究センター・チームリーダー。 もともとの専門は進化生物学・霊長類学だが、進化生物学の理論を軸足に、生物学史、科学技術社会論に研究の軸足をうつし、現代社会と科学技術の関係を研究する。とくに3・11以降は放射能汚染や人工知能をめぐる科学技術と社会の関係について積極的に発言している。

佐々木千佳

ささき ちか

編集的先達:岡倉天心。「24時間働けますけどなにか?」。無敵の笑顔の秘密は未だ明かされない学林局局長。NEXT ISISでも先頭を日夜走り続けている。子ども編集学校開校は積年の願い。

佐藤健太郎

さとう けんたろう

編集的先達:エリック・ホッファー。キャリアコンサルタントかつ観光系専門学校の講師。文系だがザンビアで理科を教えた経歴の持ち主で、毎日カレーを食べたいという偏食家。堀田幸義師範とは名コンビと言われ、趣味のマラソンをテーマに編集ワークを開催した。通称は「サトケン」。

佐藤裕子

さとう ゆうこ

編集的先達:司馬遼太郎。剣道では幕末の千葉さな子に憧れ、箏曲は天璋院篤姫と同じ流派で名取り。方法日本と志士の魂をもつ立正佼成会の歩く核弾頭として、師範代時代は大政奉還指南や黒船来航指南、五箇条の御誓文指南を繰り出し、学匠を驚愕させる。

佐藤良明

さとう よしあき

1950年山梨県生まれ、群馬県高崎市育ち。東京大学名誉教授。専門はアメリカ文化・ポピュラー音楽。トマス・ピンチョンとグレゴリー・ベイトソンの翻訳・紹介を行うかたわら、ポピュラー音楽と表象文化論の研究を通し、NHK『リトル・チャロ』をはじめとするポップな英語教材制作に携わってきた。主要訳書にグレゴリー・ベイトソン『精神の生態学へ』(岩波文庫、全3巻)、トマス・ピンチョン『重力の虹』(新潮社、全2巻)、ボブ・ディラン『The Lyrics』(岩波書店、全2巻)、音楽関係の著書に『ビートルズとは何だったのか』(みすず書房)、『ニッポンのうたはどう変わったか』(平凡社ライブラリー)など。デビュー作『ラバーソウルの弾みかた』の改訂版を現在準備中。

渋谷 菜穂子

しぶや なおこ

「すきなものサウナと水風呂、大型トラック、ポテトサラダでハイボール」。一歩会社の外にでれば、見た目はOLのまま、内面はおやじ的編集野郎に変身する。天然にとぼけた肝っ玉の持主。

嶋本昌子

しまもと まさこ

編集的先達:ハービー・ハンコック。全身ラテンは伊達じゃない。毎週フラメンコのタブラオで踊っていた情熱のお侠師範。流暢な英語を操るバイリンガルだが、気持ちが昂るとナチュラルに関西弁が出る。丸の内朝大学以来の校長のお髭ファン。

清水優年

しみず まさとし

編集的先達:町山智浩。紋切り型社会から編集社会へ。師範代時代から編集工学への探究心と志に溢れるホープ。新師範になった途端、伝習座の用法解説に抜擢された。批評力に優れ、自己に更新をかけ続けている。

しみずみなこ

しみず みなこ

編集的先達:宮尾登美子。さわやかな土佐っぽ、男前なロマンチストの花伝師範。ピラティスでインナーマッスルを鍛えたり、一昼夜歩き続ける大会で40キロを踏破したりする身体派でもある。感門司会もつとめた。

清水幸江

しみず ゆきえ

編集的先達:山田孝之。カラオケとおつまみと着物の三位一体はおまかせよ♪と公言。スナックのママのような得意手を誇るインテリアコーディネーターであり、仕舞い方編集者。ぽわ~っとした見た目ながら、ずばずばと切り込む鋭い物言いも魅力。

小路千広

しょうじ ちひろ

編集的先達:柿本人麻呂。自らを「言葉の脚を綺麗にみせるパンスト」だと語るプロのライター&エディター。切れ味の鋭い指南で、文章の論理破綻を見抜く。1日6000歩のウォーキングでの情報ハンティングが趣味。

白川雅敏

しらかわ まさとし

編集的先達:柴田元幸。イシス砂漠を~はぁるばぁると白川らくだがゆきました~ 家族から「あなたはらくだよ」と言われ、自身を「らくだ」に戯画化し、渾名が定着。編集ロードをキャメル、ダンドリ番長。

シン・お笑い大惨寺

しんおわらいだいさんじ

編集的先達:一休宗純、川上音二郎、椿三十郎、四方赤良。イシスと社会の狭間に生まれし「シン・お笑い大惨寺」。この河原から毎夕声を発するは人呼んで「遊夕番」。時には抜き身の刀のごとくギラギラと、時にはヌメヌメ艶っぽく、この世もわが身も笑い飛ばす。髑髏を蹴飛ばしオッペケペぇ、雨降らば降れ風吹かば吹け。

鈴木健

すずき けん

2009年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士。東京大学特任研究員。著書に『なめらかな社会とその敵』(勁草書房)など。「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」ことをミッションに、2012年にスマートニュース株式会社を共同創業。2014年9月SmartNews International Inc.を設立し、現在は米国に在住。2023年、編集工学研究所が主催する「ISIS FESTA. 情報の歴史21を読む」にゲスト講師として登壇。

鈴木哲也

すずき てつや

編集的先達:寺田寅彦。本楼厠にある鑑真写真、能の翁面のごとき見た目とは裏腹に熱い編集闘志を秘める男。4度の師範代で「テツヤさん」と多くの学衆からも慕われる。落語風に食事を案内、プロフ写真は子供時代とお茶目でもある。

鈴木花絵

すずき はなえ

編集的先達:カール・グスタフ・ユング。花もあり、絵にもなる。名は体を表わすとの言葉通り、華麗なルックス、流麗な語り、秀麗な文筆の才女。卓抜な編集発想とバランス感覚も併せ持つオールラウンダーのお姉さま。

鈴木康代

すずき やすよ

編集的先達:網野善彦。マイクを両手でもってふくしま訛りで語るメッセージは編集の確信をとらえ、誰もの胸を打つ。二代目守学匠としていまやイシスの顔。野望は「続3.11を読む」の編集。

高橋陽一

たかはし よういち

編集的先達:ヘッド博士の世界塔。古今東西の幅広い読書量と多重なマルチ職業とディープなフェチ。世界中の給水塔をこよなく愛し、系統樹まで描いた。現在進行中の野望は、脳内で発酵しつつある物語編集の方法を「社会実装」すること。

高宮光江

たかみや みつえ

編集的先達:中村桂子。自転車で古墳を巡り、伝統芸能、茶の湯、総合芸術、苔を愛するライブラリアン。科学と絵本をつなぐ語り手を自認し、イシス歴は10年以上、多読ジムを現在も継続中。良き出会いをもたらすネットワーカーで、文楽の吉田玉男と編集学校の縁も繋いだ。

竹岩 直子

たけいわ なおこ

編集的先達:中島敦。品がある。端正である。目がいい。耳がいい。構えも運びも筋もよい。絵本作家に憧れた少女は、ことばへの鋭敏な感性を活かし言語聴覚士となった。磨くほどに光る編集文章術の才能が眩しい。高校時代の恩師はイシスの至宝・川野。

竹川智子

たけかわ ともこ

編集的先達:スティーブン・J・グールド。笑顔と言われれば笑顔。驚いてと言われれば驚く。感門コーナーでは20分以上を巻くという荒技を成し遂げた完璧な編集遂行力の持ち主。マネジメント編集、要約編集では他の追随を許さず、全講座リーダーの信頼も厚いIT技術者。連載中の占い師という意外な一面もある。

武邑光裕

たけむら みつひろ

編集的先達:ウンベルト・エーコ。メディア美学者。1980年代よりメディア論を講じ、インターネットやVRの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。2017年よりCenter for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。基本コース[守]の特別講義「武邑光裕の編集宣言」に登壇。2024年からISIS co-missionに就任。

田中晶子

たなか あきこ

徹夜明けのスタッフに味噌汁を、停滞した会議に和菓子を。そこにはいつも微笑むイシス一やさしい花伝所長の姿があった。太極拳に義太夫と編集道と稽古道の精進に余念がない。

田中むつみ

たなか むつみ

編集的先達:赤瀬川原平。アニメの声優、CMフォトの副編集長、女子大生にメディア情報学を教授していた経歴の持主。頷きの速さが通常の4倍速。野望は中高年のセカンドライフを再編集すること。

田中泰子

たなか やすこ

編集的先達:ブルース・チャトウィン。29破を突破後も物語講座、風韻講座、そして多読ジムを開講と同時に連続受講中。遊読ナチュラリストである。現在は健康にいい家庭料理愛好家として、アレンジシフォンケーキを編集中。

田中優子

たなか ゆうこ

法政大学社会学部教授、学部長、法政大学総長を歴任。『江戸の想像力』(ちくま文庫)、『江戸百夢』(朝日新聞社、ちくま文庫)、松岡正剛との共著『日本問答』『江戸問答』など著書多数。2024年秋『昭和問答』が刊行予定。松岡正剛と35年来の交流があり、自らイシス編集学校の[守][破][離]コースを修了。 [AIDA]ボードメンバー。2024年からISIS co-missionに就任。

田母神顯二郎

たもがみ けんじろう

編集的先達:ヴァルター・ベンヤミン。アンリ・ミショー研究を専門とする仏文学の大学教授にして、[離]の境踏方師。ふくしまでのメディア制作やイベント、世界読書奥義伝の火元組方師として、編集的世界観の奥の道を照らし続けている。

津田一郎

つだ いちろう

理学博士。カオス研究、複雑系研究、脳のダイナミクスの研究を行う。Noise-induced orderやカオス遍歴の発見と数理解析などで注目される。また、脳の解釈学の提案、非平衡神経回路における動的連想記憶の発見と解析、海馬におけるエピソード記憶形成のカントールコーディング仮説の提案と実証、サルの推論実験、コミュニケーションの脳理論、脳の機能分化を解明するための拘束条件付き自己組織化理論と数理モデルの提案など。2023年、松岡正剛との共著『初めて語られた科学と生命と言語の秘密 』(文春新書)を出版。2024年からISIS co-missionに就任。

手嶋龍一

てしま りゅういち

NHK政治部記者として官邸、外務省で外交・安全保障政策を担当。ワシントン支局長を8年間務める。2005年にNHKから独立。「日本初のインテリジェンス小説」と評される『ウルトラ・ダラー』(新潮社)を発表。姉妹篇の『スギハラ・サバイバル』と共に50万部を超すベストセラーに。『外交敗戦』『ブラックスワン降臨』(マガジンハウス)、『鳴かずのカッコウ』(小学館)など著書多数。

寺田充宏

てらだ みつひろ

編集的先達:ジョルジュ・ペレック。イシス1のハイトーンボイスから繰り出されるワークショップの切れ味。生命モデルをベースにした深い編集的世界観。離の火元組としても将来を嘱望される。通販番組ジャパンエディットTERADAは必見。

寺平賢司

てらだいら けんじ

編集的先達:カール・ゴッチ。松岡事務所の期待のホープとして、千夜編集部やプロジェクトを仕切る。フィリピン人の母と日本人の父をもつハーフボーイ。調子のよさでは右にでるものがいない。

戸田由香

とだ ゆか

編集的先達:バルザック。ビジネス編集ワークからイシスに入門するも、物語講座ではSMを題材に描き、官能派で自称・ヘンタイストの本領を発揮。中学時はバンカラに憧れ、下駄で通学したという精神のアンドロギュノス。

豊田香絵

とよだ かえ

編集的先達:つかこうへい。編集術のヘタウマイラストで知られるふでぺん先生。シニカルな視点とパロディアのセンスには定評がある。1.5倍速でアニメを見まくり、マンガ喫茶に日参する生粋のオタク。

中尾行宏

なかお ゆきひろ

編集的先達:レフ・ヴィゴツキー。ドメスティックな日本企業から外資ITに飛び込んでして10年目。カスタマーサクセスやチェンジマネジメントと松岡正剛を同じ熱量で語れる千駆千嘨隊(略称センセン隊)の一人。編集学校に入ってから編集書・雑誌・レコード・DVD・ビデオなど250冊以上蔵書が爆増中。

中川将志

なかがわ まさし

編集的先達:デヴィッド・ボウイ。地域おこしと教育に情熱を燃やす、金沢のスターマン。サッカーで鍛えた脚力と小技を編集に生かす。愛嬌とマイペースと逃げ足の速さでは、他の追随を許さない。

中野由紀昌

なかの ゆきよ

編集的先達:石牟礼道子。侠気と九州愛あふれる九天玄氣組組長。組員の信頼は厚く、イシスで最も活気ある支所をつくった。個人事務所として黒ひょうたんがシンボルの「瓢箪座」を設立し、九州遊学を続ける。

中原洋子

なかはら ようこ

編集的先達:ルイ・アームストロング。リアルでの編集ワークショップや企業研修もその美声で軽やかにこなす軽井沢在住のジャズシンガー。渋谷のビストロで週一で占星術師をやっていたという経歴をもつ。次なる野望は『声に出して歌いたい日本文学』のジャズ歌い。

中村麻人

なかむら あさと

編集的先達:クロード・シャノン。根っからの数理派で、大学時代に師範代登板。早くから将来を嘱望されていた麻人。先輩師範たちに反骨精神を抱いていた若僧時代を卒業し、いまやISIS花伝所の花目付に。データサイエンティストとしての仕事の傍ら、新たな稽古開発にも取り組み毎期お題を書き下ろしている。

中村羯磨

なかむら かつま

編集的先達:司馬遼太郎。破師範、評匠として、ハイパープランニングのお題改編に尽力。その博学と編集知、現場と組織双方のマネジメント経験を活かし、講 座のディレクションも手がける。学生時代は芝居に熱中、50代は手習のピアノに夢中。

西宮・B・牧人

にしみや B まきと

編集的先達:エルヴィン・シュレーディンガー。アキバでの失恋をきっかけにイシスに入門した、コンピュータ・エンジニアにして、フラメンコ・ギタリスト。稽古の最中になぜかビーバーを自らのトーテムにすることを決意して、ミドルネーム「B」を名乗る。最近は脱コンビニ人間を志し、8kgのダイエットに成功。

野嶋真帆

のじま まほ

編集的先達:チャールズ・S・パース。浪花のノンビリストな雰囲気の奥に、鬼気迫る方法と構えをもつISISの「図解の女王」。離の右筆、師範として講座の突端を切り開いてきた。野嶋の手がゆらゆらし出すと、アナロジー編集回路が全開になった合図。

萩原ヒロキ

はぎわら ひろき

編集的先達:荘子。人材業界の会社員として、営業、労務管理、開発、マーケ、海外事業、広報、人材採用、人事企画を求められるまま次々に異動することも、風に吹かれるすすきや竹のごとき受容力の持ち主である由縁か。野口整体、アレクサンダーテクニーク、ゲシュタルト療法、ヒーリングなどの心身に関わる方法を学び、セラピストとしての活動歴もあり。

橋本英人

はしもと ひでと

函館の漁師の子どもとは思えない甘いマスクの持ち主。師範代時代の教室名「天然ドリーム」は橋本のタフな天然さとチャーミングな鈍感力を象徴している。編集工学研究所主任研究員。イシス編集学校参丞。

畑本 ヒロノブ

はたもと ひろのぶ

編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。

八田英子

はった えいこ

編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。

華岡晃生

はなおか こうせい

編集的先達:張仲景。研修医時代、講座費用を捻出できず、ローンを組んで花伝所入門。師範代、離を経て、[破]師範に。金沢のエディットドクターKとして、西洋医学のみならず漢方にも造詣が深い。趣味は伝建地区巡り。

バニー蔵之助

ばにーくらのすけ

編集的先達:橋本治。通称エディットバニー.ウサギ科.体長180cm程度.大学生時に入門後、師範代を経てキュートな編集ウサギに成長。少し首を曲げる仕草に人気がある。現在は高校教員の傍ら、破に携わりバニー師範と呼ばれる。

羽根田月香

はねだ つきか

編集的先達:水村美苗。花伝所を放伝後、師範代ではなくエディストライターを目指し、企画を持ちこんだ生粋のプロライター。野宿と麻雀を愛する無頼派でもある一方、人への好奇心が止まらない根掘りストでもある。愛称は「お月さん」。

林 愛

はやし あい

編集的先達:山田詠美。日本語教師として香港に滞在経験もあるエディストライター。いまは主婦として、1歳の娘を編集工学的に観察することが日課になっている。千離衆、未知奥連所属。

林朝恵

はやし ともえ

編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。

原田淳子

はらだ じゅんこ

編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。

平野しのぶ

ひらの しのぶ

編集的先達:スーザン・ソンタグ 今日は石垣、明日はタイ、昨日は香港、お次はシンガポール。日夜、世界の空を飛び回る感ビジネスレディ。いかなるロールに挑んでも、どっしり肝が座っている。断捨離を料理シーンに活かすべくフードロスの転換ビジネスを考案中。

深谷もと佳

ふかや もとか

編集的先達:五十嵐郁雄。自作物語で語り部ライブ、ブラonブラウスの魅せブラ・ブラ。レディー・モトカは破天荒な無頼派にみえて情に厚い。編集工学を体現する世界唯一の美容師。クリパルのヨギーニ。

福井千裕

ふくい ちひろ

編集的先達:石牟礼道子。遠投クラス一で女子にも告白されたボーイッシュな少女は、ハーレーに跨り野鍛冶に熱中する一途で涙もろくアツい師範代に成長した。日夜、泥にまみれながら未就学児の発達支援とオーガニックカフェ調理のダブルワークと子育てに奔走中。モットーは、仕事ではなくて志事をする。

福澤美穂子

ふくざわ みほこ

編集的先達:石井桃子。夢二の絵から出てきたような柳腰で、謎のメタファーとともにさらっと歯に衣着せぬ発言も言ってのける。常に初心の瑞々しさを失わない少女のような魅力をもち、チャイコフスキーのピアノにも編集にも一途に恋する求道者でもある。

福田容子

ふくだ ようこ

編集的先達:森村泰昌。速度、質、量の三拍子が揃うのみならず、コンテンツへの方法的評価、厄介ごと引き受ける器量、お題をつくり場を動かす相互編集力をあわせもつ。編集学校に現れたラディカルなISIS的才能。松岡校長は「あと7人の福田容子が欲しい」と語る。

古谷奈々

ふるや なな

編集的先達:鷲田清一。しぶとく、しつこく、打たれ強い。スリムなのにタフでパワフル。切符切って伝票切って、定期売って決算締めての駅員と経理のデュアルワーク経歴あり。現在は中川政七商店のショップコーディネーター。

北條玲子

ほうじょう れいこ

編集的先達:池澤祐子師範。没頭こそが生きがい。没入こそが本懐。書道、ヨガを経て、タンゴを愛する情熱の師範代。柔らかくて動じない受容力の編集ファンタジスタでもある。レコードプレイヤーを購入し、SP盤沼にダイブ中。

細田陽子

ほそだ ようこ

編集的先達:上橋菜穂子。綿密なプランニングで[守]師範代として学衆を全員卒門に導いた元地方公務員。[離]学衆、[破]師範代、多読ジム読衆と歩み続け、今は念願の物語講座と絵本の自主製作に遊ぶ。ならぬ鐘のその先へ編集道の旅はまだまだ続く。

堀田幸義

ほった ゆきよし

編集的先達:半村良。SFを愛するデジタルマーケター。石鹸づくり、マラソン、大人の塗り絵に定期的にハマるオタク気質もある。食事前に親父ギャグを連発し家族には白い目で見られ、師範代時代には学衆に感門之盟のファッションもコーディネイトされるというツッコマレキャラ。サトケン師範とは名コンビ。

穂積 晴明

ほづみ はるあき

イシス編集学校方源、編集工学研究所デザイナー、「おっかけ千夜千冊」の千冊小僧。『情報の歴史21』『知の編集工学 増補版』ほか、編集学校のあらゆるものをデザインするが、疲れ目に祟り目でたまに目にカビが生える。

堀江純一

ほりえ じゅんいち

編集的先達:永井均。十離で典離を受賞。近大DONDENでは、徹底した網羅力を活かし、Legendトピアを担当した。かつてマンガ家を目指していたこともある経歴の持主。画力を活かした輪読座の図象では周囲を瞠目させている。

ほんのれん編集部

ほんのれんへんしゅうぶ

編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

増岡麻子

ますおか あさこ

編集的先達:野沢尚。リビングデザインセンターOZONEでは展示に、情報工場では書評に編集力を活かす。趣味はぬか漬け。野望は菊地成孔を本楼DJに呼ぶ。惚れっぽく意固地なサーチスト。

町田有理

まちだ ゆり

編集的先達:多和田葉子。フーテン、エアプランツ、台風と呼ばれる放浪癖があり、酔っ払い鳩ケレルを見るためだけにニュージーランドへ渡航。エスペラント、手話をはじめとする言語のひとりクレオールで、旅先の物語の蒐集マニア。ろう者の家族とのお絵かきによるコミュニケーションに端を発する図解女子。

松井 路代

まつい みちよ

編集的先達:中島敦。2007年生の長男と独自のホームエデュケーション。オペラ好きの夫、小学生の娘と奈良在住の主婦。離では典離、物語講座では冠綴賞というイシスの二冠王。野望は子ども編集学校と小説家デビュー。

丸洋子

まる ようこ

編集的先達:ゲオルク・ジンメル。鳥たちの水浴びの音で目覚める。午後にはお庭で英国紅茶と手焼きのクッキー。その品の良さから、誰もが丸さんの子どもになりたいという憧れの存在。主婦のかたわら、翻訳も手がける。

三國 紹恵

みくに つぐえ

編集的先達:ヴァーツラフ・ニジンスキー。聞かせます、エディット情話。大衆芸能と昭和歌謡を愛する唄女・つぐえは、学衆、師範代、師範のフラジャイルな逸話を紡ぎ続ける。伝えたいメッセージは「編集だよ、おっかさん!」。

三津田知子

みつだ ともこ

編集的先達:ルドルフ・シュタイナー。花伝入伝時に出家得度。感門之盟で密教僧の袈裟姿で登壇、衆目を集めた。離火元、花目付、古典輪読と研鑽を続ける編集求道者。道産子二頭の馬主でもある。姉は三津田恵子師範代。

みとま麻里

みとま まり

編集的先達:藤原定家 めんたいエディトン、中洲マリリン。二つの福岡ゆかりの教室名。イシスの九州支所・九天玄氣組の突撃女隊長。その陽気さの裏には知と方法と九州への飽くなき探究心をもつ。着付師をしていたという経歴の持ち主。

宮川大輔

みやがわ だいすけ

編集的先達:道元。曰く、「指南の極意は3ぽん。すっぽんぽん、ウェポン、ぽんかん也」。裸の心と体を開き、言換えの武器を繰り出し、ポーンと投げカーンと回答してもらう。敢えて隙だらけの構えで、学衆を稽古に巻き込む場の達人。守破教室全員修了も達成した。

宮坂由香

みやさか ゆか

編集的先達:橋本久仁彦。子どもに忍術を教え、毎日ジムに通い、夜勤あけに富士山に登る、というストイックなまでの体力限界ギリギリな経歴。現在も出版社で編集補佐、個人で画像編集・フォトグラファー、編集力チェックの師範代と八面六臂の活躍で周りに刺激を与え続ける元気印ガール。

宮原由紀

みやはら ゆき

編集的先達:持統天皇。クールなビジネスウーマン&ボーイッシュなシンデレラレディ&クールな熱情を秘める戦略デザイナー。13離で典離のあと、イベント裏方&輪読娘へと目まぐるしく転身。研ぎ澄まされた五感を武器に軽やかにコーチング道に邁進中。

宮前鉄也

みやまえ てつや

編集的先達:古井由吉。グロテスクな美とエロチックな死。それらを編集工学で分析して、作品に昇華する異才を持つ物語王子。稽古一つ一つの濃密さと激しさから「龍」と称される。病院薬剤師を辞め、医療用医薬品のコピーライターに転職。

森美樹

もり みき

編集的先達:デヴィッド・ボウイ。月匠の陰に「モリミキ」あり。物語講座の立ち上げメンバーにして、破・物 語の師範、評匠を長らくつとめ、イシスを支え続ける。乃村工藝社のプランナーとして朝風呂と旅生活と透明アクリルを愛する生粋のエディター。

森川絢子

もりかわ あやこ

編集的先達:花森安治。3年間毎年200人近くの面接をこなす国内金融機関の人事レディ。母と師範と三足の草鞋を履く。編集稽古では肝っ玉と熱い闘志をもつ反面、大多数の前では意外と緊張して真っ白になる一面あり。花伝所代表メッセージでの完全忘却は伝説。

森本康裕

もりもと やすひろ

編集的先達:宮本武蔵。エンジンがかかっているのか、いないのかわからない?趣味は部屋の整理で、こだわりは携帯メーカーを同じにすること?いや、見た目で侮るなかれ。瀬戸を超え続け、命がけの実利主義で休みなく編集道を走る。

森山智子

もりやま ともこ

編集的先達:和泉式部。SE時代にシステムと着物は似ていることに気づき開眼。迷彩柄の帯にブーツを合わせる、洋服生地を着物に仕立てる等、大胆な着こなしをはんなり決める。イシスにも森山ファンは数多い。

安田晶子

やすだ あきこ

編集的先達:バージニア・ウルフ。会計コンサルタントでありながら、42.195教室の師範代というマラソンランナー。ワーキングマザーとして2人の男子を育てあげ、10分で弁当、30分でフルコースをつくれる特技を持つ。タイに4年滞在中、途上国支援を通じて辿り着いた「日本のジェンダー課題」は人生のテーマ。

山内貴暉

やまうち たかき

編集的先達:佐藤信夫。2000年生まれ、立教大学在学中のヤドカリ軍団の末っ子。破では『フラジャイル』を知文し、物語ではアリストテレス大賞を受賞。校長・松岡正剛に憧れるあまり、最近は慣れない喫煙を始めた。感門団、輪読小僧でも活躍中。次代のイシスを背負って立つべく、編集道をまっしぐらに歩み続ける。

山口イズミ

やまぐち いずみ

編集的先達:イタロ・カルヴィーノ。冬のカミーノ・デ・サンティアゴ900kmを独歩した経験を持ち、「上から目線」と言われようが、feel溢れる我が道を行き、言うべきことははっきり言うのがイズミ流。14[離]でも稽古に爆進。典離を受賞。

山根尚子

やまね なおこ

編集的先達:内田樹。身体も言葉も笑顔もひたすら柔らかいヨガ講師。あらゆることを生き生きとした情報ととらえ、むっちゃ楽しそうに語れるのが真骨頂。「ISIS」の字をヨガで見事現した壁紙は無料配布中。

山本春奈

やまもと はるな

編集的先達:レオ・レオーニ。舌足らずな清潔派にして、万能の編集ガール。定評ある卓抜な要約力と観察力、語学力だけではなく、好奇心溢れる眼で小動物のごとくフロアで機敏な動きも見せる。趣味は温泉採掘とパクチーベランダ菜園。愛称は「はるにゃん」。

與儀香歩

よぎ かほ

編集的先達:祖母。自らライターを志願し、エディストデビュー。沖縄出身で神奈川、大阪、東京と10年間の渡り烏生活を過ごす。ポケモンカードデッキの構築とコレクションにハマるZ世代。優しい笑顔が魅力で、その親しみやすさから1日に3回道を尋ねられたこともある。

吉井優子

よしい ゆうこ

編集的先達:田辺聖子。本業の物流業にテニスコーチ。師範代連続登板も軽々とこなす、無尽蔵の編集体力の持主。丸の内朝大学からイシス入門後、飽くことない向上心で編集道を邁進しつづけ、いまや師範に。感門団でも中心的存在。

吉野陽子

よしの ようこ

編集的先達:今井むつみ。編集学校4期入門以来、ORIBE編集学校や奈良プロジェクトなど、18年イシスに携わりつづける。野嶋師範とならぶ編集的図解の女王。子ども俳句にいまは夢中。

吉村堅樹

よしむら けんじゅ

僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

米川青馬

よねかわ はるま

編集的先達:フランツ・カフカ。ふだんはライター。号は云亭(うんてい)。趣味は観劇。最近は劇場だけでなく 区民農園にも通う。好物は納豆とスイーツ。道産子なので雪の日に傘はささない。

米田奈穂

よねだ なほ

編集的先達:穂村弘。滋賀県長浜出身で、伝統芸能を愛する大学図書館司書。教室名の「あやつり近江」は文楽と郷土からとられた。ワークショップの構成力に持ち前の論理構築力を発揮する。

若林信克

わかばやし のぶかつ

編集的先達:アラン・チューリング。[離]を退院後、校長校話やイシスフェスタの文字起こしをする蔵出し隊のリーダー格を務め、多読ジム通いと愚直な鍛錬を続ける元エンジニア。ピアノの修練にも余念がなく空港ピアノデビューを狙っている。

若林牧子

わかばやし まきこ

編集的先達:白洲正子。長身たまご顔にキュートな声、すきをつくる編集力と天然発言で、アシスタントにしたいNo.1師範。四国と東京をつないで活躍する食と農のコーディネーターでもある。通称は若まっこ。

和田めぐみ

わだ めぐみ

編集的先達:井筒俊彦。世界宗教者平和会議メンバー時には、海外を飛び回りながら視野の広い指南を繰り出し続けた。松岡校長もいずれ傑物になると太鼓判を押す次世代リーダー。2分で眠れる特技の持主。

わたなべたかし

わたなべ たかし

編集的先達:井伏鱒二。けっこうそつなく、けっこうかっこよく、けっこう子どもに熱い。つまり、かなりスマートな師範。トレードマークは髭と銀髪と笑顔でなくなる小さい目。

渡會眞澄

わたらい ますみ

編集的先達:松本健一。ロックとライブを愛し、バイクに跨ったノマディストが行き着いた沖縄。そこからギターを三線に持ち替え、カーネギーで演奏するほどの稽古三昧の日々。知と方法を携え、国の行く末を憂う熱き師範。番匠、連雀もつとめた。