幼な心の不足を感じたら、昆虫の世界に分け入ってみるのがお勧め。そこには、小粋な読み替えや愉快な見立てを促すツワモノがひしめいている。
写真は、都市郊外でも見つかる巨大イモムシ、シンジュサンの幼虫のお尻。

編集工学研究所がお送りする、リーダーたちの本気の学び舎、Hyper-Editing Platform[AIDA]。
[AIDA]では毎期、各界の有識者のみなさまに「ボードメンバー」としてご一緒いただきます。
多彩な顔ぶれが揃ったAIDAボードのメンバーは、全6回のライブセッションに伴走しながら、シーズンのテーマをいくつもの視点から浮き彫りにし、「編集的社会像」を共に構想していきます。
[AIDA]シーズン6開催に向けて、「[AIDA]ボードメンバー」からのメッセージをご紹介します。(敬称略)
Hyper-Editing Platform[AIDA]シーズン6は、8月末日まで受講お申し込みを受付中です。ご検討中の方は、ぜひお急ぎください。(本楼会場受講および合宿参加ありオンライン受講については、ご好評につき満席となりました。オンライン受講については、引き続きお申し込みを受け付けております。お申し込み・お問い合わせはお問い合わせフォームから。)
僕らは「持続可能性」をわざわざ目標に掲げなくてはいけない世界を生きている。と、いうことはどういうことか?
普通に、今までと同じ「成功」を求めていれば、滅びる(持続しない)ということ。
ならばどうすればよいのか? 答えは[AIDA]にある。
▼【AIDA】今何を問うべきか 大澤真幸篇
中世の大学では、断片的な知識をたくさん身に付けて博識になっても、総合知を得ることはできないと考えられていました。21世紀において、総合知を得るためにはものとものとの間(AIDA)、こととこととの間(AIDA)をつかみ、それを組み替えることが死活的に重要になります。
「Hyper-Editing Platform [AIDA] 」では、総合知を得るための秘技を学ぶことが出来ます。
▼【AIDA】今何を問うべきか 佐藤優篇
いたるところに現実が在る。この現実の中に虚構を作ることが芸術表現の始まりである。現実は確かなものだが、リアルでしかない。虚構の空間は、変幻自在の飛躍が可能だが存在の根拠が希薄である。そこで虚構と現実、生存する古代と現代とをあわせ持つキメラをめざす。
重要なのは、この虚構の中に現実と真実を取り入れて、飛躍と信憑性とを兼ね備えた触媒の概念を見つけることである。これがAIDAの設える用意と卒意である。
▼【AIDA】今何を問うべきか 武邑光裕篇
大国が小国を吸収する新たな帝国主義と、際限なく自己利益を追求する究極自由主義。私たちの目の前にはその両方が展開しています。
「敵」と「味方」に分けてしかものを考えられない人々も増えています。
二項対立か否かを問わず、「AIDA」に身を置いて考え交わし合うことこそ、いま必要なのです。
▼【AIDA】今何を問うべきか 田中優子篇
すべての参加者の一人ひとりの感性と直感が交流するAIDAの新しい空間が、松岡正剛さんの限りなき好奇心と知性を引き継ぎ、言語を通じて、生き物のように出発をしたように感じています。
そこに一人の人間として加われる喜びを感じ、楽しみながら参加させていただいています。
▼【AIDA】今何を問うべきか 村井純篇
今世紀に入って、自己責任という言葉が宙を舞うようになった。おかしな言葉である。
この言葉の背景には個人の行為が個人に還元されるという仮定がある。がそれは、個人は他人や世間との関係性の中でその能力を発揮するという観察事実に反している。
個人の行為は個人ではなく他者に還元されるのだ。
そのことを強力に見せてくれるのがAIDAである。
▼【AIDA】今何を問うべきか 津田一郎篇
Hyper-Editing Platform[AIDA]シーズン6は、2025年10月から2026年3月の半年間の開催です。テーマは「座と興のAIDA」。みなさまのご参加を、[AIDA]ボードメンバー共々お待ちしています。
受講お申し込みは、8月末日締め切りです。ご希望の方はぜひお急ぎください。
■[AIDA]シーズン6 開催日程
第1講 2025年10月11日(土)
第2講 2025年11月8日(土)
第3講 2025年12月6日(土)
第4講 2026年1月17-18日(土・日) *国内合宿
第5講 2026年2月14日(土)
第6講 2026年3月7日(土)
*講義時間は、13:30~19:30(6時間)を予定しています。
*各講の間にオンライン上のラーニングコミュニティ「連」で相互学習に取り組んでいただきます。
■受講料
本楼会場参加 | 1名様につき150万円(税別)※好評につき、満席となりました。
オンライン参加 | 1名様につき60万円(税別)
オンライン参加(合宿現地参加)| 1名様につき85万円(税別) ※好評につき、満席となりました。
*オンライン参加の方は、第4講は合宿に参加せず記録映像でご視聴いただきます。
*オンライン参加(合宿現地参加)の方は、第4講は国内合宿に現地参加いただけます。
お問い合わせは[AIDA]サイトのTOPページ「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Season6の詳細&お申し込み資料はこちら。
Hyper-Editing Platform[AIDA]に関するお問い合わせは、[AIDA]サイトのTOPページ「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Season6の詳細&お申し込み資料はこちらからダウンロードいただけます。
受講お申し込みは、8月末日締め切りです。ご希望の方はぜひお急ぎください。
山本春奈
編集的先達:レオ・レオーニ。舌足らずな清潔派にして、万能の編集ガール。定評ある卓抜な要約力と観察力、語学力だけではなく、好奇心溢れる眼で小動物のごとくフロアで機敏な動きも見せる。趣味は温泉採掘とパクチーベランダ菜園。愛称は「はるにゃん」。
【プレスリリース】佐藤優が直伝、激動時代に生き残るための「情報のつかみ方」と「世界の読み方」。「インテリジェンス✖️編集工学」を身につけるプログラムを開催します。
混迷時代を生き抜くために、「インテリジェンス✖️編集工学」が必要だ。 この夏、作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんと編集工学研究所のコラボ講義が目白押しです。 6月30日(月)に編集工学研究所から配信したプレスリリースを […]
「これから」を担うリーダーが集う本気の学び舎、Hyper-Editing Platform [AIDA]を覗き見たことはありますか? 6月19日(木)に編集工学研究所からプレスリリースを配信しましたので、エディスト読者の […]
「これまで」のやり方では、 「これから」を切り拓くことはできない。 「Hyper-Editing Platform[AIDA]」は、従来の当たり前にとらわれずに将来を構想するビジネスリーダーの […]
オーウェルじゃ足りない。スフィフトまでやんなさい。 松岡さんに、いっちばん強烈に叱られたときに、言われたことです。 2023年の、編集工学研究所・松岡正剛事務所・百間の合同新年会でのこと。新年には毎年スタッフたちが「今年 […]
戦争の世紀をどう読み解くか。「『情報の歴史21』を読む 手嶋龍一編」7月23日(火)開催!
戦後、79年。私たちは「戦争の後」を生きていながら、気づかないうちに「次なる戦中」に生きているのかもしれない。7月の「『情報の歴史21』を読む」イベントは、外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一さんをゲストにお迎えします。 […]
コメント
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2025-08-05
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写真は、都市郊外でも見つかる巨大イモムシ、シンジュサンの幼虫のお尻。
2025-08-04
縁側で西瓜を食べた日が懐かしい。縦にカットすると見えないが、横に切ると見える世界がある。維管束の渦巻き模様が現れて、まるで自然の芸術。種はその周りに点在する。王道を行ってはいけない。裏が面白い。さて、西瓜の皮はどうする?僅か果肉を残して浅漬けにすると、香りと歯ごたえが何ともいえず絶品だ。
2025-07-29
昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。