【30名限定】VUCAの時代を生き抜くための「3V」とは【イシス編集学校[守]速修プラン】

2022/04/23(土)17:16
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歩きながらスマホを見て、耳にはイヤホン。オフィスでも家でもパソコンに対峙して、片時もネットワークから離れない。ビッグデータ時代を生きる私たちすべてに求められるスキルがある。それは、情報編集の技術である。


玉石混淆の情報のなかから、いかに意義のある情報を掴みとり、活かしていくか。その能力が死活問題だ。イシス編集学校を設立した松岡正剛は、いまの時代を「3つのV」で読み解く。

バラエティ(多様性)、ボリューム(情報の規模)、ベロシティ(処理速度)の3V。これに囲まれた。囲まれたからには、どこかに突破口を開けなければならない」 情報の濁流でサバイブするため、「ベロシティ」を格段にアップさせる講座がイシス編集学校にはある。

 

それが、この春5月に開講する基本コース[守]の「速修プラン」である。[守]の講座では、情報編集の基礎スキルを徹底的に叩き込む。それをハイパーベロシティで駆け抜けるのが、この[守]速修プランだ。
カリキュラムは定常プランと同様の38題。それを通常よりも1ヶ月短い13週間で取り組む。これまでの受講者は、「同じ内容ならばよりハードな体験を」という冒険心あふれる猛者や、「なるべく効率的に学びたい」という忙しいビジネスパーソンまで多種多様。速修プランに一度飛び込むと、24時間常時編集モードとなり、チクセントミハイのいうフロー状態が体感できると評判だ。

 

受講生も探究心に燃えるなら、伴走する師範代もイシスきってのツワモノぞろい。今期は、応用コース[破]の番匠を歴任した相部礼子、イシスが誇るビジネスウーマンと松岡が注目する三津田恵子、そして世界読書奥義伝[離]を退院した若きエース辻井貴之の3名が速修プランを担う。
VUCAの時代に、3Vをぶっちぎるために。どこよりも速く、強く、しなやかに、情報編集スキルを鍛え上げるイシス編集学校[守]速修プランが待っている。

 


■[守]基本コース 2022春講座
2022年4月25日(月)~2022年8月21日(日)[定常プラン]☆満席御礼
2022年5月23日(月)~2022年8月21日(日)[速修プラン]★募集中 定員30名
▼申込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/361

※定常プランは満席となりました。現在お申し込みいただけるのは、プログラム内容はそのままに、高密度で稽古を行う[速修プラン]です。締切は5/16(月)ですが、定員に達し次第締め切らせていただきます。


 

■イシス編集学校とは

2006年6月、情報編集術を伝える学校としてインターネット上に開講。校長は松岡正剛。開講22年で編集コーチ850人を輩出し、同校プログラムを企業や大学、学校でも展開するほか、伝説の年表『情報の歴史』をはじめ、さまざまな編集プロジェクトを推進しています。
公式HP:http://es.isis.ne.jp(運営会社:編集工学研究所

 

■[守]基本コースとは
イシスには[守][破][離]など編集力に応じたコースが用意されていますが、すべての基礎となるのが[守]です。この講座では、4ヶ月で、情報編集の基礎となる38の型を習得します。春、秋の年2回開講。受講生は、出版やメディアに関わる方のみならず、企業や組織ではたらく国内外のビジネスパーソンや教育関係者、そして、編集に触れたことのない小学4年生から88歳まで多士済々。

課題はすべてオンラインのテキストコミュニケーションで完結。スマホひとつあれば、日時にも場所にもとらわれない、自由なスタイルでの稽古が可能。それゆえ継続が難しい遠隔学習プログラムながら、修了率は破格の80%超え(2022年春現在)
▼詳細:https://es.isis.ne.jp/course/syu

 

■さらに知りたい方は 無料の「学校説明会」へ 
2022年5月10日(火) 19:30 – 21:00
▼申込:https://shop.eel.co.jp/products/detail/399
オンライン会議システムzoomを使って開催します。

 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-07-01

発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。