【多読アレゴリアTV YouTube配信】多読アレゴリアのテ・リーグ、ト・リーグ?冊匠が語る多読の魅力

2025/03/01(土)18:49
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2024年に始まった多読アレゴリアは怒濤の冬シーズンを終え、芽吹きの春シーズンへ。
『多読アレゴリアTV』は松岡正剛から「支度天」の名を戴いたダンドリ仕掛け人武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめます。


 

アレゴリアTV 2025春シーズン第2回の放送では、多読アレゴリアの前身でもある多読ジムのたちあげメンバーで、松岡校長から“冊匠”という名を頂いている
大音美弥子さんをゲストをお招きしています。現在ご自身が運営するクラブ「四門堂」だけでなく、春から新たに始まるクラブを含め多読アレゴリアの魅力を大いに語っていただきました。

 

ここまでの放送を見逃した方はコチラ

第1回の放送 「怒濤の2024冬から芽吹きの2025春へ」


大音冊匠が語る多読アレゴリアのテ・リーグ、ト・リーグとは?

▼第2回の放送「“たくさんのわたし”は“本”からできている!?」

 

武田 ここまで、多読アレゴリアにはテ・リーグやト・リーグがあり、それぞれのクラブが多読をキーワードに多様な広がりを見せていることをお教えいただきました。最後に、大音さんから観た多読アレゴリアの魅力や面白さをぜひお伝えください!

 

大音 そうですね・・・。イシス編集学校には「たくさんのわたし」という考え方がありますよね。なんで“たくさんのわたし”なんだろうと考えたときに、それは沢山の本を読んでいるからなんですよ。

 

武田 食事とおなじ、ということですか?

 

大音 そうそう。食べたものが栄養となって自分のカラダを作っているのと同じように、読んだ本の切り口が自分を作っているんです。

 

武田 なるほどー。

 

大音 自分が考えてると思っていることは、読んだ本が自分の中に残っていてそれを取り出したり、それらが結びついて新たな考えになっています。そういう意味では私たちは読んだ本でできているんです。

 

武田 私たちは食べた物によってつくられていますが、読んだ本によって、多読によっても作られているということですね!
   
大音 そんなことを色々な切り口から教えてくれるのが多読アレゴリアだと思いますよ。

 

文:武田英裕

アイキャッチ画像:山内貴暉


多読アレゴリア2025春

【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025haru
【開講期間】2025年3月3日(月)〜2025年5月25日(日)
【申込締切】2025年3月7日(金)
【定員】300名(各クラブごとに定員が異なります。定員になり次第、締め切
ります)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
 ※ クレジット払いのみ
 ※ 初月度分のみ購入時決済
 以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
 例)2025春申し込みの場合
 購入時に2025年3月分を決済
 2025年3月26日に2025年4月分、以後継続

 ・2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。
 ・1クラブ申し込みされた方にはクーポンが発行されますので、そちらをご利用の上、2クラブ目以降をお申し込みください


 

【2025春 多読アレゴリアWEEK】

2025春 始動★多読アレゴリア募集スタート!!!!!

 

▼着物コンパ倶楽部

New! 2025春に始まります〜(vol.1)

お稽古しないクラブです(vol.2)

部外活動と春夏秋冬はこんなことをします(vol.3)

 

▼MEditLab for ISIS

編集術を使って、医学ゲームをつくる!?

 

▼勝手にアカデミア

はとさぶ連衆は鎌倉に集い俳句を詠みつつアカデミア構想に巻き込まれるの巻

勝手に映画だ! 清順だ!

 

▼軽井沢別想フロンティア倶楽部

別想の軽井沢で自分だけのトポスを深掘りしてみる

他者の目で、「さわさわ」拓く、軽井沢

 

▼大河ばっか!

べらぼう絢華帳 ~江戸を編む蔦重の夢~ その五

 

▼よみかき探Qクラブ

読むこと・書くことは、アタマの中で思うことから始まる

 

▼身体多面体茶論

其儘身体尽し

地に足つけてスッピンでいこう!(イベントレポート編)

 

▼終活読書★四門堂

春の門は花と詩がいっぱい!

 

▼OUTLYING CLUB

OUTLYINGの精神──生成AI時代の編集と思考の自由

 

▼千夜千冊パラダイス

◎3/3(月)スタート◎シーズン2は《編集術の奥義》につながる千夜が登場!

 

▼群島ククムイ

霧の向こうの青・碧・藍・翡翠色の海

 

▼音づれスコア

2025春シーズンは音楽本やリアルイベントも充実!

 

▼多読ジムClassic

選ぶ・読む・書く・観る・遊ぶ

 

▼アレゴリアTV

2025年春・多読アレゴリア、新シーズン開幕!

多読アレゴリアのテ・リーグ、ト・リーグ?冊匠が語る多読の魅力

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

  • ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

    イシス・コミッション DO-SAY 2025年6月

    イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]

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  • 水無月

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-10

 この日、セイゴオはどこから私達を見つめてくれていただろう。活け花の隙間、本楼の桟敷、編工研の屋根の上、地上15m付近の鳥の背中。低い所か、高い所か、感じ方は人それぞれだろうけど、霊魂がどこに遍在しているかを考えることと、建築物の高さは深く関係している。
 建築家・藤森照信はいろんな高さに茶室を造ってきた。山から伐り出した栗の木を柱にした《高過庵》の躙口は地上6m。その隣には地面に埋まった竪穴式の《低過庵》がある。この「高過ぎ」「低過ぎ」と言えるその基準は何なのか。

山田細香

2025-06-10

 藤森は人間の生と死のプロセスをノートに書きつけ、霊がどこに行くかをずっと考えてきた。そして人間が死ぬ場所としてドンピシャの高さを見つけ出している。それが檜の1本柱の上に建つ地上4mの《徹》だ。春になると満開の桜の中に茶室が浮かび上がる。桜は死を連想させる。この高さの絶妙さを目の当たりにすると、美しさだけでなく恐怖さえも感じてしまうのだ。

堀江純一

2025-06-06

音夜會の予習には『愛は愛とて何になる』(小学館)が是非ともおススメ。松岡校長も寄稿しています。
さらに、あがた森魚さんの映画監督第一作「僕は天使ぢゃないよ」は、なかなかの怪作なのでご興味のある方は是非どうぞ。
監督・脚本・主演・歌唱あがた森魚で、他にも横尾忠則、大瀧詠一、緑魔子、桃井かおり、山本コウタロー、泉谷しげる、鈴木慶一などなど無駄に豪華キャストなのに、なぜかヒロイン役が一般人(たぶん...)で、びっくりするほどのセリフ棒読み。さすがにこれはダメだろうと思いながら観ているうちに、だんだんこの子がいい感じに見えてくるから不思議。あがたさんの「愛の理想形」を結晶化させたような作品です。