発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校のみなさんにはもうおなじみのPodcast番組「ほんのれんラジオ」発のリアル限定イベントを、なんと本楼にて開催します
ほんのれん編集部では、5月号のテーマ「カラダ、つかえてる?ーAI時代の身体」に向けた、公開勉強会を開催することにしました。日時は、2025年4月13日(日)15-18時です。
普段は編集部内でZOOM勉強会をしていますが、今回のテーマは「身体」ということで、自分達も体を動かしながら対話しよう! せっかくなのでイシスの方々やリスナーさんにも参加してもらおう!ということになりました。
場所は、ほんのれん編集部がラジオ収録をしている編集工学研究所1階ブックサロン「本楼」。
普段は公開していない2万冊の本に囲まれた空間で、特別に練られた身体ワークショップを行うという、超贅沢な機会です。
講師は、渡辺恒久さん(イシス編集学校「守」コース番匠/身体教育研究所)。
ほんのれんラジオ「疲れてちゃダメですか?」のゲスト回でも、私たちが忘れてしまった「本来の身体の使い方」を惜しみなく伝授くださいました。
今回は、恒久番匠に無理を言って、守のお題と組み合わせつつ、身体で「編集の型」を学びます。「たくさんのわたし」ならぬ、「たくさんのカラダ」です。
ほんのれん5月号の問い「カラダ、つかえてる?ーAI時代の身体」では、ふだん使っていないカラダセンサーに気づき、身体観をアップデートすることを目指します。
オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』をベースに稽古を考えます。読んでからお越しいただけると、稽古が何倍にも深まるかもしれません。
松岡正剛の千夜千冊1791夜にも掲載されていますのでぜひご覧ください。
時間はたっぷり3時間。身体ワークショップと対話の時間を半々で取る予定です。
参加費1000円。貴重な機会ですので、お気軽にお立ち寄りください。
家族連れ、友達連れも大歓迎!みなさんとお会いできるのを、楽しみにしています。
※ほんのれん編集部からは、ニレヨーコ・おじーが参加します。
お申し込みはこちらから:
https://honnorenradio0413.peatix.com/view
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。