橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)

新学期、新年度にむけてワクワクドキドキの、子どものみなさん。
4月に向けてちょっと緊張しているお父さん・お母さん。
守や破で学んだ編集を日常で生かしてみたいみなさん。
季節に合わせて、「こどももおとなも本気で遊ぶ」をコンセプトに開催してきたエディッツの会。
2023年春のテーマは、「たくさんのわたしで遊ぶ」です。
ホップ・ステップ・ジャンプ、の3つのお題に取り組むことで、様々な「わたし」が見えてきます。
新しい人間関係がスタートする前に、「わたし」を着替えて、楽しんでみませんか。
☆ 2023春のエディッツの会・開催要項 ☆
●日時:3月26日(日)
10:00~11:30 ワークショップ
11:30~12:00 おとなアフタートーク(希望者のみ)
*オンライン開催です。
(Zoomを使用します。大きな画面推奨。リンクは追ってお知らせします。)
*お子さんは画面の前にずっといなくても問題ありません。
他の遊びをしたり、行ったり来たりしながら参加してください。
●参加費
子どもプランニングフィールドの方:無料
一般の方:1,100円
*どなたでもご参加いただけます。
親子でのご参加も、大人のみでのご参加も歓迎です。
●ワークショップ内容
◎「イヤイヤはっぴょうかい」
嫌いなものってなあに?
取り出してみたら、ニガテ仲間が見つかるかも。
◎「ジブン・ロボ」
ピーマンをいつもよけてるキミは「ピーマン取り除きロボ」。
お風呂掃除を手伝ってるキミは「お風呂ピカピカ・ロボ」。
いつも教科書を探してるキミは「教科書とかくれんぼ・ロボ」。
キミはどんなロボット?
◎「3つのお守り」
これがあれば、どこへでもいける!
人生の旅に持っていく四次元リュックに入れるなら。
オンラインのナビゲーターがお題を出します。
紙に書いたり、マイクで話したり、チャットに書き込んだりして、ワークショップが進みます。ちょっと苦手なお題はパスしてオーケー!
~企画意図~
春は、コドモもオトナも出会いの季節です。
保育園で、幼稚園で、学校で、職場で、「はじめまして」を交し合います。今回のエディッツは、春の「はじめまして」に、「お題遊び」で備えるというのが裏テーマです。
連想、見立て、三位一体などの「型」をつかって、「たくさんのわたし」を見いだしていれば、思わず緊張してしまう「はじめまして」の時間が、よりリラックスして楽しめる編集機会になると考えています。メイン企画者である子ども支局メンバーも、家庭では「かあさん」「とうさん」、職場では「上司」「部下」、編集学校では「師範代」。はたまた、飲み会では「酔っ払い」という、たくさんの面を持っています。
子どもたちも、場によってきっといろいろな面を持っていると思います。
ワークを通じて、見えなかった顔がちらりと見えるかもしれません。そして、今の「わたし」を「型」で見つけると、これからなりたい「わたし」も見えてきそう!
▶︎お申し込みは こちら からどうぞ。(3月22日〆切)
文・上原悦子
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
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コメント
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2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
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とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。