空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

知の最前線で活躍するプロフェッショナルたちは、『情報の歴史21』をどう読んでいるのか?人類誕生から人工知能まで、人間観をゆさぶった認知革命の歴史を『情歴21』と共に駆け抜ける!ゲストは鈴木寛さんです。
急報です!鈴木寛(すずかん)さんから、6月20日(金)開催「『情報の歴史21』を読む ISIS FESTA SP 第16弾鈴木寛編」に向けて、事前お題が届きました。
事前お題
Q. 今日の動乱する世界情勢(ウクライナ戦争、中東問題、トランプ、米中衝突、民主主義の揺らぎ、科学技術の発展がもたらす明暗など)の行方を占い、我々がよりよい決断や行動をしていく際に、特に参照すべき「時代(〇〇〇〇年から〇〇〇〇年まで)」や「歴史的事象(単数または複数)」を『情報の歴史21』から選ぶとともに、そうした歴史から我々が学ぶべきインサイトについて、説明してください。様式は自由だが、スライド、PPTが望ましい。枚数は自由だが、2枚から4枚が望ましい。
事前お題は、お名前を添えて『情報の歴史21』事務局までメールでお送りください。
◇提出締切:2025年6月19日(木)まで
◇提出先:『情報の歴史21』事務局(編集工学研究所)joureki@eel.co.jp
参加者は『情報の歴史21』を手に、すずかんさんからのお題に果敢に挑戦してほしい。但し、お題に答えられなくても当日の参加は可能ですのでご安心を。
鈴木寛さんは、東京大学での授業において『情報の歴史21』を実際に教材として活用しており、「東大生も学んだこれからの時代を読む通す方法」と題して、本イベントでは、
・なぜ『情歴』を教育現場で取り上げているのか
・学生たちはこの本をどう受け止めているのか
・そして、これからの教育において『情歴21』が果たしうる役割とは何かといった視点から、『情歴21』の新たな可能性を掘り下げていきます。
「教える」現場で『情歴』がどう使われているのか知る、またとない機会です。
鈴木寛さんが今回のイベントのために用意した30年に渡る、校長松岡正剛や編集工学との関わりを軸にしたクロニクルを前回の告知記事で公開しています。あわせてご覧ください。
【6/20開催】鈴木寛、登壇!!! 東大生も学んだこれからの時代を読み通す方法【『情報の歴史21』を読む ISIS FESTA SP】
ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む 第16弾鈴木寛編
東大生も学んだこれからの時代を読み通す方法
■日時:2025年6月20日(金)19:30-22:00
■参加費:リアル参加 4,400円(税込)
オンライン参加 3,300円(税込)
■会場:リアル参加:本楼(世田谷区豪徳寺)
オンライン参加:お申し込みの方にzoomURLをご案内します
*リアル参加もしくはオンライン参加のどちらかをご選択いただけます
■定員:リアル参加につきましては先着20名となります
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ゲスト講師:鈴木寛さん(東京大学教授、慶応義塾大学特任教授、前文部科学大臣補佐官)
■参加特典:お申込者限定のアーカイブ動画あり(視聴期間:1カ月程度)
■申込締切日:2025年6月19日(木)12:00まで
■お問い合わせ:front_es@eel.co.jp
*『情報の歴史21』もしくは『情報の歴史21 増補版』(書籍版 or PDF版)をお持ちの方はご持参ください
▼お申し込みはこちらから
https://shop.eel.co.jp/products/es_tour_250620
*多読アレゴリア2025夏(6月2日開始)に参加される皆さまへ
当イベントは多読アレゴリア2025夏の無料オンライン視聴特典
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
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こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
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コメント
1~3件/3件
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。