{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
師走が近づき、年賀状の作成や、忘年会の予約などで慌ただしい雰囲気を纏い始めた11月下旬。冬の味覚の1つであるベニズワイガニ漁が新潟で最盛期となり、12月の食前は彩り豊かになりそうだ。
年末年始の休暇中読書も食事のよう緩やかなカマエを持ちつつ、冷蔵庫っぽい本棚にある積読本をドンドン温めて食べてゆきたい。しかしながら、いざ冬休みを終えてみると1冊も読めていないという事態になった覚えはないだろうか。せっかく買った本を休日期間中にたくさん消化して身体知にしたいあなたにイシス編集学校の共読onlineをおススメする。Zoomを使ったワークショップを通じて1冊の書物をたった60分間で読む目次読書法が伝授され、濃密な読書を実践できるのだ。
次回の開催日時は来月12月12日の19時30分スタート。今回のナビゲーターは編集学校における方法読書の伝道師「冊師」を務める重廣竜之。多読ジムseason16秋では【スタジオ∵ファジー】を受け持ち、応用コース[破]の師範代登板数4回を誇る超ベテランの初心冊師だ。スタジオ受講者「読衆」からの回答に含まれる編集プロセスや背景となる情報をリバースエンジニアリング(解読)する。その後、アタマの中にある既存の境界を曖昧に、柔軟にして分類し直して新しい対角線を引くようなアドバイスを行っている。テキストから立体的に情報を視る方法の型や編集術に基づくコメントも時折差し込まれ、読衆たちは冬の寒気にマケズ、暖かな気分で書物を通じたトレーニングを進めながら読書筋を増量中だ。
ワークショップでは60分プラス15分のロスタイムで重廣のナビによる参加者全体の振り返りが行われる予定。新しい見方を共有することで20冊分読んだかのような気分となり、もっとたくさんの本と交際したくなるだろう。書物に恋焦がれたときの処方箋も質問できるお得な時間を過ごせること間違いなし。
共読onlineでの方法読書に興味をもったみなさまのご参加をお待ちしております。
■日時:2023年12月12日(火)PM 19:30-20:30 集合 PM 19:20
■費用:1000円(税抜き)
■会場:ZOOM開催 ※お申込み後にご案内いたします。
■人数:30名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ナビゲーター:イシス編集学校 師範代・重廣竜之
■内容:一冊の新書や文庫を持ち込み、ワークショップ形式で方法的な読書を体験いただきます。
■締切:12月9日(土)
■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/618
畑本ヒロノブ
編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。
<速報>物語のシーン描出に「目のカメラ」を活用しよう/55[破]破天講
師範代たちの振り返りの後、今期の物語編集術のレクチャーが行われました。担当は師範・天野陽子となります。 天野は短歌集『ぜるぶの丘で』を2月に出版し、先月末に第40回北海道新聞短歌賞に選出されていたようです。11月26 […]
11月23日(日)にスタートする多読アレゴリアの別典祭の準備が編集工学研究所で行われていますね。並行して、55[破]破天講が2階の学林堂で開催されていました。師範代は10月の突破講とその後の準備期間によって、すでに破の […]
11/24(月)14時〜16時:ぷよぷよ創造主の思考にイシス病理医がメスを入れる!【別典祭】
本の市場、本の劇場、本の祭典、開幕! 豪徳寺・ISIS館本楼にて11月23日、24日、本の風が起こる<別典祭>(べってんさい)。 松岡正剛、曰く「本は歴史であって盗賊だ。本は友人で、宿敵で、恋人である。本は逆上にも共感に […]
<汁講レポート>角川武蔵野ミュージアム訪問で味わう(55[守]つきもの三昧教室)
「せっかくの遠出だから、角川武蔵野ミュージアムに行ってみよう」 イシス編集学校の55期基本コース[守]の最後のお祭り的なイベント・第89回感門之盟が9月20日(土)に行われていました。私が師範代を務める「つきもの三昧教 […]
<速報>ピッチングマシーンのボールのように飛びながら世界を認識する/55[破]突破講
「クロニクル編集の稽古を通じて、家族との関係性が変わった」 ISIS co-missionメンバーであり、文化人類学者・今福龍太さんが登場した9月27日の第180回伝習座が終わった翌日、55[破]応用コースに登板する師 […]
コメント
1~3件/3件
2025-12-02
{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。