昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
空海にカリマコス、パウル・クレーに与謝野晶子、ヴィヴィアン・ウエストウッドに平尾誠二。
9月7日の感門之盟で松岡正剛校長が挙げたエディストたちの一部だ。だが、当日明かされなかった編集的先達が他にもいたことを知る人は少ないだろう。伏せられたその人こそ「森繁久彌」なのである。
松岡校長が解説を担当した『全著作〈森繁久彌コレクション〉』(藤原書店)が10月25日(金)に刊行される。自伝やエッセイなどの作品群が全5巻に再編集され、他にも鹿島茂氏、片山杜秀氏らが解説にあたった。発刊を記念しシンポジウムを行う。10月18日(金)午後5時開場、有楽町朝日ホールにて。歌手の加藤登紀子氏や俳優の宝田明氏らが登壇予定だ。
アナウンサーや俳優、歌手や声優などのポリロールを貫き、千夜千冊590夜『品格と色気と哀愁と』(朝日新聞社)では、松岡校長をして「昭和史とは森繁久弥の歴史だったのである」と言わしめた。今回の書籍刊行とシンポジウムにて、「モリシゲ節」に秘められた知や方法がまた一つ明らかになる。
上杉公志
編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。
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コメント
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2026-02-24
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2026-02-19
棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
2026-02-17
小川の水底での波乱万丈を生き抜き、無事に変態を遂げた後は人家の周りにもヒラヒラと飛んできてくれるハグロトンボ。「神様とんぼ」の異名にふさわしく、まるで合掌するかのように黒い翅をふんわり広げては閉じる。