私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

田中優子学長が、扉を開く——。
千夜千冊の1850の扉から才能を拓く稽古の種を見出すことができる、と語り続けている田中学長。
江戸文化研究者として広く知られ、多くの読者を魅了してきた。
しかしその深層には、誰もが踏み入れたことのない“読書家・田中優子”の姿があった。
ついに、その扉が開かれます。
YouTube LIVE企画「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」始動!
選びぬかれた一冊の本から、言葉が、記憶が、思想が、静かに、しかし鮮烈に紡ぎ出されていく——。
「千夜千冊」が〈本と知の宇宙〉なら、この「酒上夕書斎」は、〈田中優子という読者の肖像〉そのもの。
書物の声を聴き、本の奥にひそむ世界と対峙し続けてきた田中優子の、まさに“読書遍歴”がライブで展開されます。
これまで語られなかった本と本のあいだに宿るもの。
本を読み続けてきた田中優子学長が、千夜千冊で本を語ってきた松岡正剛校長の考えや思い出も交えながら語ります。
読むとは何か、考えるとは何か、編集とは何か——そんな根源に触れる時間です。
初回配信日: 2025年5月27日(火)
時間: 16:30~(生配信)
出演: 田中優子学長
場所: ゴートクジイシス館 応接室より生中継
視聴方法: YouTube LIVEにて無料配信
配信URL:https://youtube.com/live/5kTG4nkXHh4
毎月、田中優子学長が“いま語るべき一冊”を選び抜く
この番組では、田中学長が毎月一冊、本を選び、語ります。
それは小説かもしれないし、思想書かもしれない。
時に古典、時に新刊——ただしすべてが「いま読むべき理由」を持った本です。
配信は 毎月月末の火曜日・夕方。
定例の夕刻が、知と本との静かな邂逅の時間になります。
本を読むとは、世界をもう一度読み直すこと。
その実践が、ここから始まります。
初回は5月27日火曜日16:30から。
どうぞお見逃しなく!
衣笠純子
編集的先達:モーリス・ラヴェル。劇団四季元団員で何を歌ってもミュージカルになる特技の持ち主。折れない編集メンタルと無尽蔵の編集体力、編集工学への使命感の三位一体を備える。オリエンタルな魅力で、なぜかイタリア人に愛される、らしい。
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。