『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

[遊]物語講座十一綴の冠綴賞は、おもかげ二万里文叢の阪本裕一さんが受賞した。2月23日に開催された感話集では、松岡正剛校長が『記憶よ、語れ――自伝再訪』(ウラジーミル・ナボコフ)を贈呈した。
窯変落語賞、窯変幼なごころ賞のトリプル受賞だ。スピーチでは「落語は自分としてしっかりやりたくて、50作読んで研究しました。妻に目を通してもらった時にはおもしろくないと言われることもありましたが……」と語り、会場を沸かせた。
その他の賞は以下の通り。
◇窯変ミステリー賞 火の鳥シンデレラ文叢・石丸栄一さん ◇トリガー賞 蹴りたい火花文叢・浦澤美穂さん ◇編伝賞 火の鳥シンデレラ文叢・山田小萩さん
松井 路代
編集的先達:中島敦。2007年生の長男と独自のホームエデュケーション。オペラ好きの夫、小学生の娘と奈良在住の主婦。離では典離、物語講座では冠綴賞というイシスの二冠王。野望は子ども編集学校と小説家デビュー。
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コメント
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2025-10-15
『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
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美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。