道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
感門は休憩時間も見逃せない!
3月13日(土)、14日(日)の2DAYSで行われる第75回感門之盟、休憩時間にイシス初、オリジナルCMが流れる。製作したのは師範、師範代、局長、支所組長ら総勢9名。全員CM製作のアマチュアだ。2月初めに林朝恵(34[花]師範)は CM映像編集部を立ち上げた。声かけしたのは、イシスのイベントを裏から支所から支えるメンバーたち。映像製作経験者も未経験者も関係なく、企画から編集、監督まで全てを担ってもらった。
納期は3月の初め、1ヶ月しかないというムチャブリに、困惑しながらも全員が見事に応じ、依頼していた10作品を大きく超え、多種多様なCM31作品が誕生した。
全てのCMをご覧になれるのは感門参加者だけですが、
全作品のリストはここにズラッとご披露します。
※この記事の最後にCM1本視聴できます。
◆企画・監督:中野由紀昌(組長)
九天玄氣組「千夜千冊の九州人もどき」篇
◆企画・監督:小島伸吾(組長・座長)
面影座「うたかたの国・名古屋 詩人」篇
◆企画・監督:後藤由加里(師範)
EDITOR SHIP「キョウドクセイゴオズ32shot」篇
◆企画・監督:中島麗(師範代)
イシス&遊刊エディスト「スクープ」篇
◆企画・監督:武田英裕(師範)
感門団1「たくさんのロール」篇
感門団2「たくさんの食事」篇
感門団3「たくさんの笑顔」篇
感門団4「たくさんの水」篇
◆企画・監督:林朝恵(師範)
破「セイゴオ仕事術」篇
花1「教室名発表・大学生」篇
花2「教室名発表・師範」篇
花3「教室名発表・オールスター」篇
◆企画・監督:森本研二(師範代)
アニメーション:池田かつみ(師範代)
メクリ1「型に沿って読書する」篇
メクリ2「共読ナビゲーター」篇
メクリ3「キーワードにマーキング」篇
メクリ4「インプットからアウトプットへ」篇
◆企画・監督:佐々木千佳(局長)
編集・監督:池田かつみ(師範代)
子ども編集学校1「気球」篇
子ども編集学校2「うぐいす」篇
子ども編集学校3「くじら」篇
◆編集:池田かつみ(師範代)
企画・撮影:寺田充宏(師範)
イシス風呂敷「ジャパンエディット寺田」篇
◆企画・監督:池田かつみ(師範代)
輪読座「心構え」篇
エディットツアー1「全国」篇
エディットツアー2「花伝」篇
裏方募集1「カメラマン01・森本」篇
裏方募集2「フロアD・中島」篇
裏方募集3「マイクD・中村」篇
裏方募集4「カメラマン02・西村」篇
裏方募集5「PA・寺平」篇
裏方募集6「AD・武田」篇
裏方募集7「ZoomOP・衣笠」篇
裏方募集8「スイッチャー・小森」篇
イシス&遊刊エディスト「スクープ」篇
Directed by 中島麗(師範代)
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。
あっという間に44[花]の錬成期間がやってきた。8週間のプログラムの折り返し、編集基礎体力ができたところで、入伝生に更なる負荷がかけられる。入伝生の多くはこの期間に蛹から蝶へと大きな変化を遂げるのだが、編集学校を見渡して […]
カメラがあるから見える景色がある。2025年11月3日、文化の日、なかなか終わらない夏の暑さから解放され、やっと来た秋らしいカラリとした空気の中、倶楽部撮家のメンバーが渋谷に集合した。街中で撮影のワークショップをするの […]
もう会えない彼方の人に贈る一枚 PHOTO Collection【倶楽部撮家】
ある日を境に会えなくなってしまった人。1度も会うことが叶わなかった人。 会いたくても会えない彼方の人がきっと誰しもいるだろう。松岡正剛校長は著書の中で度々、蕪村の句「凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ」を取り上げてい […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
光を読む、光を撮る。 2025年8月9日、豪徳寺にあるイシス館とオンラインのハイブリッドで倶楽部撮家のメインイベントとなる瞬茶会(ワークショップ)が開催された。倶楽部メンバーは各々、カメラと懐中電灯を持参して集った。この […]
コメント
1~3件/3件
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。
2025-11-13
夜行列車に乗り込んだ一人のハードボイルド風の男。この男は、今しがた買い込んだ400円の幕の内弁当をどのような順序で食べるべきかで悩んでいる。失敗は許されない!これは持てる知力の全てをかけた総力戦なのだ!!
泉昌之のデビュー短篇「夜行」(初出1981年「ガロ」)は、ふだん私たちが経験している些末なこだわりを拡大して見せて笑いを取った。のちにこれが「グルメマンガ」の一変種である「食通マンガ」という巨大ジャンルを形成することになるとは誰も知らない。
(※大ヒットした「孤独のグルメ」の原作者は「泉昌之」コンビの一人、久住昌之)