『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
◎花伝扇授与
初めて錬成師範に登板した際に扇が送られる。44[花]の感門之盟、錬成師範・上原悦子が受け取った花伝扇を紹介する。
校長・松岡正剛が残した「花伝」の書は126通りだ。生前、花伝所の師範に贈る「花伝扇」に書かれた数になる。校長が書いた文字が今回も投影されている。
花伝扇
錬成師範・上原 悦子
「やらないよりも、頼まれたロールをやった方が楽しそうだ」
◎師範選書授与
本にはたくさんの「人の出入り」がある。ISIS花伝所で2期以上指導を担った者へ贈られる「師範選書」が世の中の痛快な交差点になる。今季はこの一冊が贈られた。
学長・田中優子がYouTubeに登場する酒上夕書斎で「『苦海浄土』を読む夕べ」として語ったことのある石牟礼道子と、校長が『漢字の世界観』を著したしたことのある白川静の関係線を結ぶ書物だ。
『言霊の舟』
白川静・石牟礼道子書/笠井賢一編/藤原書店
花目付
林 朝恵
平野 しのぶ
花伝師範
古谷 奈々
大濱 朋子
錬成師範
角山祥道
齋藤 成憲
山崎 智章
吉井 優子
岩野 範昭
花目付・林 朝恵
「言葉の方から自分を変える」
花目付・平野 しのぶ
「それぞれの花がどのように咲くのかを見渡す」
花伝師範・古谷 奈々
「入伝生の目的を遠くに飛ばした」
花伝師範・大濱 朋子
「テストを終えた後のように正解を出さない」
錬成師範・角山 祥道
「一緒になってわからない所へ向かった」
錬成師範・齋藤 成憲
「9割9分がカマエである」
錬成師範・山崎 智章
「花伝所は生命のように仕組みを生み出すエンジンである」
錬成師範・吉井 優子
「新しく授かったロール名からチャレンジが始まる」
一冊を携え、既知から未知の世界をたくさんの道を通って迎えにいく。
畑本ヒロノブ
編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。
「やっと届いたか」松岡校長の声が聞こえてくる/八田律師メッセージ【90感門】
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コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。