『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
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3月のテーマは「こども力」。想像力がクリエイティビティの源だというのはいいとして、じゃあ、その想像力をどうやって養っていけばよいのでしょう? そのカギを、チンパンジーと幼児の違いから考えていきます。キーワードは「ないもの」です。
▽今回のトピック
「想像力」の定義/雲を逮捕してください?/大人のチンパンジーと人間の幼児の違いとは/欠けた部分を書き足せる?/想像力は再構成するときに生まれてくる/SFの作り方/意外な取り合わせ/文章を読めない小学生の謎/説明文スキーマ・物語スキーマ/メガネをかけかえれば発想が転換できる/想像力の罪/鬼も悪魔も想像力が生んだ/でも、想像力は「生きる力」でもある/強制収容所を生き延びたフランクル/文明を作り出したのも想像力『サピエンス全史』より/こどもは1本の棒をもつだけで王様にも侍にもなれる/コップは何に使える?/意味をひきはがせ/ヌードモデルの肌が砂丘に見える/ゲシュタルト崩壊しようぜ!(語り手:ニレ、おじー、ウメ子)
▼紹介したゲスト本
『ことばのしっぽ – 「こどもの詩」50周年精選集』読売新聞生活部 (監修)2017
『想像力: 生きる力の源をさぐる』内田伸子 (著)春秋社 2023
▲旬感ノートより
\ 速報 /
●Business Insiderでも、「こども力」について考えています!
「大人も学び続けろ」プレッシャーがしんどい。10冊の本で考える、子どものように学びを楽しむ5つの方法
2024年4月からの記事は、全編無料公開中。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-10-15
『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。