初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。
若林牧子
2025-09-24 00:40:44
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
1冊目にご紹介する旬感本は、ジャック・アタリによる『図説「愛」の歴史』。
生命誕生の頃から、現代、そして未来まで。生き物にとって、人類にとって、恋愛とは?今の「当たり前」は、どのように作られてきた?
(※話の内容に性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)
エピソード目次恋愛というテーマ/ダメ男は自然発生的に/恋愛と結婚ってなぜセット?/ヨーロッパ最高の知性 ジャック・アタリ/ショッキングな7ページ/両性生殖とカンブリア爆発/愛のはじまり/松岡正剛が大好きなネタ/子どもはだれのもの?/「女は土地」家単位で”共有”する一妻多夫/一夫多妻という生存競争/一夫一妻制とキリスト教/神様への愛に集中するために/ロマンティック・エロティシズム・恋愛法典/ダンテの神曲/シェイクスピア「As You Like It/お気に召すまま」/不倫・避妊・堕胎・代理出産・体外受精・ヴァーチャル上の恋愛・推し活。多元に向かう現在/集団的男女両性具有
▼今月の旬感本
▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009
・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023
・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000
・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023
・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021
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2025-09-24 00:40:44
2025-09-24 00:40:44
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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