七夕の伝承は、古来中国に伝わる星の伝説に由来しているが、文字や学芸の向上を願う「乞巧奠」にあやかって、筆の見立ての谷中生姜に、物事を成し遂げる寺島ナス。いずれも東京の伝統野菜だが、「継承」の願いも込めて。

本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました!
2024年6月のテーマは「お金は◯◯だ。貨幣は何の代わりなのか?」。お金を考えるシリーズ最終回の7本目は、お金と人の関係について考えます。お金=汗ってどういうこと? お金を貯めても意味がない!? 大ベストセラー『お金の向こうに人がいる』&『きみのお金は誰のため』をもとに、お金の正体を3つのポイントで学びます。お金を燃やしたいのは誰?食べ放題でぜったいモトが取れないのはどうして? お金話の総まとめ。
出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、はるにゃ、ウメ子
▼エピソード
お金=人の汗!?/大ヒット中のお金本2冊ざっくり紹介/Q:エジプトのピラミッド、建造費はいくら?/自分の財布・社会の財布/お金の正体その1 お金自体に価値がない/1万円札を燃やしたいのは誰/税金ってこんなに大事だったのかbyニレ/お金の正体その2 お金で解決できる問題はない/お金を刷ってもパンがない!/「コーンフレークは生産者さんの顔が浮かばへんのよ」byミルクボーイ/食べ放題で絶対モトが取れないワケ/子牛:0円/人間界でしか循環しない/貨幣のアーキタイプは呼吸?/お金の正体その3 みんなでお金を貯めても意味がない/老後に貯金があったって/貨幣は他人の生産した財貨の“小切手”にすぎないby松岡正剛/鉛筆を作れる人は、地球上にいない?/消費者の顔・労働者の顔/自然に支払い、してるんだろか/来月のテーマは果たして
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『ふしぎなお金』赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021
『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』櫻庭由紀子(著)笠間書院 2023
『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』平川克美(著)ミシマ社 2018
『お金のむこうに人がいる─元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門』田内学(著)ダイヤモンド社 2021
▲旬感ノートより
▼ご感想やコメントは、ぜひこちらからお寄せください。
ほんのれんラジオX:@honnoren_radio https://twitter.com/honnoren_radio
ほんのれんInstagram:@hon_no_ren https://www.instagram.com/hon_no_ren/
\ 耳より情報/
●この記事を読めば、ラジオが10倍楽しめる!
Business Insiderでも、「ホントの自分?」を考えています。
自分は「何者か」になれるのか? 10冊の本で考える“わたし観”
2024年4月からの記事は、全編無料公開中。
今月から、ほんのれん編集部4名が顔写真入りになりました。ぜひご覧ください。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【本楼紹介】世界一大きな躙り口?井戸のような書棚空間「井寸房」
松岡正剛の蔵書を配架しているゴートクジISIS館内「本楼」(東京都世田谷区)には約2万冊の日本に関する本が並んでいます。普段、一般公開されていないこの「本楼」の一部を特別にYouTubeイシスチャンネルでご紹介します。 […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
1~3件/3件
2025-07-07
七夕の伝承は、古来中国に伝わる星の伝説に由来しているが、文字や学芸の向上を願う「乞巧奠」にあやかって、筆の見立ての谷中生姜に、物事を成し遂げる寺島ナス。いずれも東京の伝統野菜だが、「継承」の願いも込めて。
2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。