鋸鍬形、犀兜、鰹象虫、乳母玉虫、碁石蜆、姫蛇の目、漣雀、星枯葉、舞妓虎蛾、雛鯱、韋駄天茶立、鶏冠軍配、鶉亀虫。見立ては、得体の知れないものたちを、手近に引き寄せたり、風雅に遊ばせることの糸口にもなる。
本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました!
2024年7月のテーマは「なぜ旅をするのか」です。私たちの旅といえば、車に、新幹線に、飛行機に。座っていても移動できる乗り物ばかりですが、そんなのきっとごく最近の話。天竺まで経典を取りに行った玄奘や、黄金の国ジパングを紹介したマルコポーロはいったいどんな旅をしていたのでしょう? なぜ、チャールズ・リンドバーグは、死の危険をおかしてまで、太平洋を飛行機で横断しようと思ったのでしょう?
森貴史さんによる『旅行の世界史―人類はどのように旅をしてきたのか』を片手に、人類の旅の変化を見ていきます。
▼エピソード
『旅行の世界史』から人類の旅を振り返る/【古代】帰ってきただけで英雄!/「西遊記」の主人公玄奘/27歳で不法出国/片道3年、凍死、盗賊、転覆…/人生の3分の1が旅暮らし・アレクサンドロス大王/【中世】おみやげ屋が活版印刷の父に!?グーテンベルクの驚きの出自/職人がネットワーカー/宿屋の亭主は悪いヤツ!?/冒険者爆誕『東方見聞録』のマルコポーロ/「見てきたことの半分も書いてない」/【近代】1818年、tourismの誕生/自然は征服するものに/激しめの旅人:アルピニスト/ジョージ・マロリー「そこに山があるから」/世界初の旅行代理店:トマス・クック/労働者が消費者に/明治5年、日本の牛肉食べたらしい/引率の先生がトマス・ホッブズ&アダム・スミス/タイタニック号・オリエンタル/ナチスが買わせた片道切符/【現代】人類はついに空を手に入れた/チャールズ・リンドバーグ/なぜ太平洋を横断した?/黒幕はホテル王/宇宙にむかうイーロン・マスク/幻想的で実用的な絵本『未知なる冒険の書』/トゥクトゥクでボラれ、宝石店につれこまれたはるにゃ
出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、はるにゃ、おじー、ウメ子
▼登場した本
『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』森貴史(著)星海社 2023
『未知なる冒険の書 自然に学び、地球で遊ぶ 336の知恵 』名もなき冒険家(著)トゥーヴァージンズ
▼「なぜ旅をするのか?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』森貴史(著)星海社 2023
『弱いつながり─検索ワードを探す旅』東浩紀(著)幻冬舎文庫 2016
『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)日経ナショナルジオグラフィック 2024
『ウォークス─歩くことの精神史 』レベッカ・ソルニット(著) 東辻賢治郎(訳)左右社 2017
『 旅する地球の生き物たち ヒト・動植物の移動史で読み解く遺伝・経済・多様性』ソニア・シャー(著) 夏野徹也(訳)築地書館 2022

▲旬感ノートより
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ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2026-02-03
鋸鍬形、犀兜、鰹象虫、乳母玉虫、碁石蜆、姫蛇の目、漣雀、星枯葉、舞妓虎蛾、雛鯱、韋駄天茶立、鶏冠軍配、鶉亀虫。見立ては、得体の知れないものたちを、手近に引き寄せたり、風雅に遊ばせることの糸口にもなる。
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