「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。

毎月テーマを変えて、5冊の本を語りつくす「ほんのれんラジオ」。イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメ子)が、女子会のノリで、奥深い本の世界に潜ります。
vol.19のテーマは「疲れてちゃダメ? 未知なるカラダと対話する」。
現代人は、疲れています。でも、社会人になると、疲れていることは自己管理が行き届いていないダメな人って思われたり……。「疲れ」とは、見てみぬふりをしないといけないもの? 私たちは「疲れ」と、どう付き合っていったらよいのでしょう?
テーマの最後には、あの、イシスきっての身体派、ハワイ在住の渡辺恒久師範がゲスト出演!?
▼「疲れてちゃダメ?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
(1)『疲労とはなにか─すべてはウイルスが知っていた』近藤一博(著)講談社 2023
(2)『風邪の効用』野口晴哉(著)筑摩書房 2003
(3)『共鳴するからだ─空間身体学をひらく』片山洋次郎、田畑浩良、藤本靖(著)晶文社 2024
(4)『疲労社会』ビョンチョル・ハン(著) 花伝社 2021
(5)『いのちを呼びさますもの─ひとのこころとからだ』稲葉俊郎(著)アノニマ・スタジオ 2018
▼どんなとき疲れたって思う?
▼あなたの疲れ、唾液中の◯◯を測るとわかるらしい……!
ブルーバックスからの衝撃作『疲労とはなにか─すべてはウイルスが知っていた』近藤一博(著)をざっくり解説。
▼東洋医学的に「疲れ」ってどう捉えられる?
野口整体の『風邪の効用』野口晴哉(著)と、3名のボディーワーカーによる『共鳴するからだ─空間身体学をひらく』片山洋次郎、田畑浩良、藤本靖(著)をご紹介。
▼21世紀は「疲労社会」ってどういうこと?
『疲労社会』ビョンチョル・ハン(著)をご紹介。
▼お医者さんが考える健康の秘訣が意外すぎる。
『いのちを呼びさますもの─ひとのこころとからだ』稲葉俊郎(著)をご紹介。
▼野口晴哉さんの孫弟子、渡辺恒久師範に聞く!現代人の疲れの原因。
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ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。
2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。