草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。

ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
ほんのれんvol.28は、“祭り、足りてる?特別な時間の作り方”。3本目のエピソードです。
「いい集まり」を作るコツって?「祭りづくり」の型を探します。
▼お品書き
祭りシーズン突入/7月の京都は異世界/祭りには共通の型がある!?/『日本の祭り」を徹底解剖/お神輿って神様の乗り物なの?/もてなす・分かち合う・歌い踊るの3step/食べ物を神様と分け合うのは珍しいんだって/現代の祭りはどう作る?/紛争ファシリテーターが考える『最高の集い方』/ベジタリアンの母VS肉を食べる父/非日常をつくるろつのコツ
▼今月の旬感本
(1) 『RITUAL一人類を幸福に導く「最古の科学」』ディミトリス・クシガラタス(著) 田中恵理香(訳)晶文社2024
(2) 『呪われた部分一全般経済学試論・蕩尽』ジョルジュ・バタイユ(著) 酒井健(訳)筑摩書房2018
(3) 『最高の集い方一記憶に残る体験をデザインする」プリヤ・パーカー(著)関美和(訳)プレジデント社 2019
(4)『日本の祭り 解剖図鑑 <最新版>』久保田裕道(著)X-Knowledge 2023
(5) 『うたげと孤心」大岡信(著)岩波書店2017
安藤昭子
編集工学研究所 代表取締役社長
東京生まれ東京育ち。新卒で出版社に就職。書籍編集に従事するも、インターネット黎明期の気配に惹かれて夜ごとシステム部に入り浸る。javaを勉強し、Eラーニング・プログラムを開発。会社から編集者かエンジニアか選ぶよう言われ「どっちも」と言って叱られる。程なくして松岡正剛を知り、自分の関心が「情報を編集すること」にあったと知る。イシス編集学校に入門、守破離のコースを経て2010年に編集工学研究所に入社。2021年に代表取締役社長に就任。企業・学校・地域など、「編集工学」を多岐にわたる領域に実装・提供している。Hyper-Editing Platform[AIDA]プロデューサー、丸善雄松堂取締役。著作に『才能をひらく編集工学』、『探究型読書』。新芽、才能、兆し、出会いなど、なんであれ「芽吹き」に目がない。どこにでも自転車で行く。
安藤昭子コラム:連編記 vol.12 「物」 あらわれくる世界の中で
こんにちは。編集工学研究所です。 「編集工学研究所 Newsletter」は、編集工学研究所を取り巻くさまざまな話題を配信するお便りです。代表・安藤昭子のコラム「連編記」では、一文字の漢字から連想される風景を、編集工 […]
安藤昭子コラム「連編記」 vol.11「膜」:心の風の通り道
こんにちは。編集工学研究所です。 「編集工学研究所 Newsletter」は、編集工学研究所を取り巻くさまざまな話題を配信するお便りです。代表・安藤昭子のコラム「連編記」では、一文字の漢字から連想される風景を、編集工学研 […]
安藤昭子コラム「連編記」 vol.10「型」:なぜ日本は「型の文化」なのか?(後篇)
「編集工学研究所 Newsletter」でお届けしている、代表・安藤昭子のコラム「連編記」をご紹介します。一文字の漢字から連想される風景を、編集工学研究所と時々刻々の話題を重ねて編んでいくコラムです。 IN […]
安藤昭子コラム「連編記」 vol.10「型」:なぜ日本は「型の文化」なのか?(前篇)
「編集工学研究所 Newsletter」でお届けしている、代表・安藤昭子のコラム「連編記」をご紹介します。一文字の漢字から連想される風景を、編集工学研究所と時々刻々の話題を重ねて編んでいくコラムです。 IN […]
安藤昭子コラム「連編記」 vol.9「世」:世間と世界のあいだで
「編集工学研究所 Newsletter」でお届けしている、代表・安藤昭子のコラム「連編記」をご紹介します。一文字の漢字から連想される風景を、編集工学研究所と時々刻々の話題を重ねて編んでいくコラムです。 IN […]
コメント
1~3件/3件
2025-07-15
草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。
2025-07-13
『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!
2025-07-08
結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。