「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

ほんのれん編集部は、ニュースアプリ「スマートニュース」内の「スマートニュース+」でも連載中。2024年4月には、「鬼はソト?鬼はウチ?」というテーマで、6本の記事を公開しました!
遊刊エディストでは、すべての記事を一挙公開。炭治郎からプーチンまで、こち亀両さんから、あの炎上芸術家まで、ポップにキュートに掘り下げます。
※それぞれのタイトルやバナーをクリックすると、アプリをダウンロードしていなくても記事が読めます。
「鬼」マンガが流行る理由!悪役が味方に変身する、日本文化独自のカラクリとは
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
鬼滅の刃も呪術廻戦も進撃の巨人も犬夜叉も、人気マンガは「鬼」が主要キャラになる。それってどうして? どうして正義のヒーロー・桃太郎じゃなくて、鬼が主人公になるの? そんな問いを考えていったら、なんと『日本文化の核心』にたどり着いたのでした。
嫉妬で生霊になった『源氏物語』の六条御息所。現代の精神科医なら、どう寄り添う?
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
情歴イベントでも本楼に来てくださった安田登さんの本をもとに、なぜ六条御息所が生霊になっちゃったのか? もし、現代の精神科医が六条さんに寄り添うならどうするのか? を考えています。めっちゃ意外な結論でました。
現代社会に生き続けるエクソシスト!?人類が「悪魔」に魅了されるパラドックスとは
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
プーチン大統領って「首席エクソシスト」なんですって。キリスト教と悪魔ってどんな関係にあるの? そのあたりを掘っていったら、神様が悪魔に依存している様子が見えてきたりして。プーチンと小悪魔の意外なカンケイを探ります。
不潔こそ最強?! 感染症を 封じ込めた先進国に◯◯ 疾患が多い理由
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
コロナ禍でせっせと手洗い・アルコール消毒するようになった私たち。もしかして、もしかすると、清潔は危険なのかもしれない……?!こち亀・両津勘吉の不潔最強伝説がヤバイ。
「不適切」が時代を作る!炎上芸術家はなぜ、時代の 革命児になったのか
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
ドラマ「不適切にもほどがある」、見ました? なんであのドラマが受けたのか、そんな理由を考察しつつ、あの日本が誇る「不適切」な芸術家の壮絶な人生に迫りました。
「正しさ」偏重社会に一石を投じる!「鬼的なるもの」の底力を考える30冊のブックリスト
ほんのれん編集部ウメ子のひとこと:
全6本の記事で、ほんのれん編集部がとりあげた本30冊を一気に紹介!この記事をスクショしておけば、「鬼」や「異質」「ウチとソト」を考えるときにヒントになる本がざくざく。
▼前回のシリーズはこちらから
時間とお金に縛られない! 「タイム・イズ・マネー」を捉えなおすための30冊
■ほんのれん編集部は、podcast「ほんのれんラジオ」も配信中。
2024年2月配信分では、「鬼」にまつわるエピソードをお話しています。
■「ほんのれん」は、問いと本で対話を起こす一畳ライブラリー。詳細を知りたい方、導入をご検討の方は公式HPよりお問い合わせください。https://honnoren.jp/
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
「美味しい=好き」とは限ら ない!?餅好きvs餅マニアの境界線/
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある?自己発言から自己発見へ”。 「好きな食べ物」を探したい! &n […]
「趣味は何?」が一番困る質問なワケ。「好きなもの」はどうして言いにくいのか
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある?自己発信から自己発見へ”。 「好きなもの」ってなんで微妙に語り […]
「あの戦争」をどう引き受ける?忘却と反省を超えて「私たちの戦争」にするために
ほんのれんvol.29のテーマは、”私たちの戦争? 戦後80年、忘れないでいたいこど”。 ラストの9本目です・・・!ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。 皆さんが感じられたこと、ぜひお問合せフォ […]
ゴジラはなぜ皇居を避けるのか?昭和史おさらいシリーズ#4ゴジラで読み解く戦争の亡霊と昭和の謎
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.29のテーマは、“私たちの戦争?戦後80年、忘れないでいたいこと”。 8本目は助っ人編集部員「バニー」 […]
戦時下の教科書ヤバすぎ!?昭和史おさらいシリーズ#3戦争は回避できなかったのか?「持たざる国」日本の本音と建前
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.29のテーマは、 “私たちの戦争? 戦後80年、忘れないでいたいこと”。 なんと7本目に突入!これは何 […]
コメント
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2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。