イシスDO-SAY 2021年10月

2021/10/18(月)19:30
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イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。コース開講目白押し!ようこそInteractive System of Inter Scores、ISIS編集学校へ。10月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。

 

【2021年10月】

 

2021年10月1日(金) ISISフェスタ特別編 「『情報の歴史21』の読み方」

『情報の歴史21』をリードした編集長・吉村堅樹林頭がその秘伝の方法をお話ししました

関連情報 『情報の歴史21』編集長が年表レクチャー コツは「Qちゃんとヤワラちゃん」

 

 

2021年10月2日(土) エディットツアー人材開発と編集力〜ニューノーマルの羅針盤」

 

2021年10月6日(水)、9日(土) オンライン学校説明会

基本コース[守]をご検討のみなさまや「編集」にご興味のある方など、どなたでもご参加いただける学校説明会。「イシス編集学校で学べることとは?」「編集稽古、「教室」のしくみ」を中心にお話します。

関連情報 「おもてなしが倍返し 学校説明会がリニューアル!」

 

2021年10月11日(月) 多読ジムSeason 8開講

応用コース[破]修了者の方が読書筋を育てます。多読ジム問診票で適性をチェックし、次回のシーズンでぜひ参加してみてはいかがですか。

▶関連情報「受けるべきか、せぬべきか ≪多読ジム問診表≫」

 

2021年10月11日(月) 第47期[破]開講

応用コース[破]が開講。[守]で学んだ思考の型を実践的に活用し、文体編集・クロニクル編集・物語編集・プランニング編集の4つの編集術を学びます。

▶ 関連情報 「例外たれ」180秒で回答が届く異例の47[破]、開講

▶ 関連情報 [守]の型はこう使え ようやくニューワード創文法【47[破]講義録】

 

 

2021年10月11日(月)  物語講座 第十四綴 開講

応用コース[破]修了者が参加できる物語講座は、14期目を迎え、大幅なお題リニューアルを行いました。新たな冒険をお楽しみください。

▶ 関連情報 異端で異質。物語講座 14綴から、新たな冒険がはじまる

 

 

2021年10月16日(土)  Hyper editing platform[AIDA]Season2開講

次世代リーダーの研鑽と共創の場、Season2が開講。2020年、15年の歴史を誇ったHyper-Corporate University [AIDA]が、座組を一新して、「Platform」として生まれ変わりました。3月までの半年間、合宿を含む全6回のリアルセッションと、イシス編集学校のメソッドを取り入れたオンライン稽古とで構成されます。

▶ 関連情報 【Archive】[AIDA]が描く「編集的社会像」

 

2021年10月18日(月)  第48期[守] 開講

基本コース[守]が開講。38の情報編集の型を学ぶ4か月をお楽しみください。

▶ 関連情報 編集は「どこ」で起こるのか 7mにさしかかれ【48[守]47[破]伝習座 校長校話】

▶ 関連情報 お値打ち?身内?角打ちも? 林頭直伝!イシスを薦める4つの方法

 

 

2021年10月24日(日)  多読ジムスペシャルコース「大澤真幸を読む」開講

多読ジムからスペシャルコースが登場です。社会学者・大澤真幸氏の著作『世界史の哲学』シリーズ全7巻のうち、参加者自身が選ぶ1冊を精読し、1万字の読創文を仕上げる6週間のコースです。大澤氏直々のオンライン講義でキックオフを迎えます。

▶ 関連情報 多読ジムスペシャルコース「大澤真幸を読む」

 

2021年10月30日(日)  輪読座「道元を読む」開莚(かいえん)

新しい輪読座のシリーズがスタートします。今回は「道元」を読み進めていきます。

▶ 関連情報 輪読座「道元を読む」

 

 

 

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025