『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語ります。
◎ご案内◎
田中優子学長が11月2日(日)福岡に行きます!オンライン視聴もありますのでお見逃しなく。
九天玄氣組 20周年 Qten Genki Book『九』刊行記念イベント
千夜千冊から九州を読み解く~地域を活性化する“郷読”のすすめ日時:2025年11月2日(日)15:00~17:00
会場:エルガーラホール 中ホール(福岡市中央区天神1-4-2)
出演:田中 優子氏(イシス編集学校 学長/江戸文化研究者)
福元 満治氏(石風社 代表/ペシャワール会理事)
中野 由紀昌(イシス編集学校九州支所 九天玄氣組 組長/瓢箪座)とゆかいな組員たち
主催:イシス編集学校九州支所「九天玄氣組」※ブックオカ参加イベント
参加費:会場参加 3,300円(税込)、オンライン視聴 2,750円(税込)※どちらもアーカイブ視聴付き
New!
◎第五夕『苦界浄土』石牟礼道子 2025年10月28日配信
♦『苦界浄土 全三巻』石牟礼道子/藤原書店
♦連還本
⊕『はにかみの国』石牟礼道子/石風社
⊕『石牟礼道子全集』石牟礼道子/藤原書店
⊕Qten Genki Book『九』/九天玄氣組
◎第四夕『童謡画集』川上四郎 2025年8月26日配信
♦『童謡画集』川上四郎/講談社
♦連還本
⊕『伝記ヘレン・ケラー』村岡花子/偕成社文庫
⊕「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「親指姫」「絵のない絵本」ハンス・クリスチャン・アンデルセン
⊕『うづしほ』エドガー・アラン・ポオ、森鴎外訳
⊕『長い長いお医者さんの話』カレル・チャペック/岩波少年文庫
⊕『フランス詩集』浅野晃/白凰社
◎第三夕『雨月物語』上田秋成 2025年7月29日配信
♦『雨月物語 全訳注 上・下』上田秋成・青木正次/講談社学術文庫
♦連還本
⊕『新釈雨月物語 新釈春雨物語』石川淳/ちくま文庫
⊕『江戸の想像力』田中優子/ちくま学芸文庫
◎第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト 2025年6月24日配信
♦『『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト/みすず書房/1973年発行
♦連還本
⊕『テクストの快楽』ロラン・バルト/みすず書房
⊕『表徴の帝国』ロラン・バルト/ちくま学芸文庫
⊕『春雨物語』「血かたびら」上田秋成
⊕『高丘親王航海記』澁澤龍彦/文春文庫
⊕『高丘親王航海記』原作:澁澤龍彦・漫画:近藤ようこ/ビームコミックス
◎第一夕『普賢』石川淳 2025年5月27日配信
♦『普賢・佳人』石川淳/
♦連還本
⊕『アート・ジャパネスク 日本の美と文化:第4巻 神々と仏「祭りとマンダラ」』松岡正剛(エディトリアル・ディレクター)講談社
⊕『石川淳全集:第12巻 評論・随筆』「江戸人の発想法について」筑摩書房
⊕『紫苑物語』石川淳講談社文芸文庫
⊕『
YouTube LIVE「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」
配信日:毎月月末火曜日16:30~ 約20分ライブ配信
次 回:2025年11月24日(月祝)16:30〜18:00予定 ★11月は11/24(月祝)に酒上夕書斎SPをお届け予定です
出 演:田中優子(イシス編集学校学長)
視聴方法:YouTubeイシスチャンネル(https://www.youtube.com/@es_event/featured)にて無料配信。配信後もイシスチャンネルで視聴できます。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【申込開始】佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義 後半」映像公開!4/10スタート!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
【特報】大澤真幸の『〈世界史〉の哲学』最終論考 4/4(土)伝習座 無料生配信!
伝へて習はざるか。 千夜千冊996夜 王陽明『伝習録』では、『論語』学而の「伝不習乎」を引いて、「伝習」の意味を説いている。雛鳥が飛び方を学ぶように、人が真似て、何事かに集中していくことが「習」の字には込められている […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 弥生の月がやってきます。今年の3月3日は、皆既月食が見られるといわれています。20時頃からは、赤胴色になった月 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第九夕 『日本文化の核心』(2026年2月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。