コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

松井家に激震が走った。2014年4月12日(金)、長男コウタが入学式からまだ2日しか経っていないのに登校拒否をした。翌13日(土)、イシス編集学校・学林局の吉村林頭よりコウタの母親宛に電話が入る。「一週間後に始まる33[守]の師範代を引き受けてください」。
松岡正剛校長が名づけた教室は「晴れたらエクリ教室」。もう一つの学校、もう一つの教室がコウタを別世界へと誘う。そこでは彼の母親がセンセーであり、日本各地の8名の大人たちが生徒である。リアルとネットをまたぐインタラクティブなやりとりは家庭にも爽快な風を吹きこみ、創(きず)を負った子どもは編集稽古の「門前の小僧」として蘇った。
あっと驚くコンティンジェンシーを目の当たりにした松井師範代は、居ても立ってもいられない。佐々木千佳局長に「子ども編集学校を実現させたい」と熱烈メッセージを送った。
たちまち、「よみかき&おやこ」準備ラウンジがオープン。スタートメンバーは佐々木局長、川野貴志、吉野陽子、そして松井路代。かねて局長が大切に温め、長く胎動していたプロジェクトは無事に生まれ落ち、育ち始めた。
松井 路代
編集的先達:中島敦。2007年生の長男と独自のホームエデュケーション。オペラ好きの夫、小学生の娘と奈良在住の主婦。離では典離、物語講座では冠綴賞というイシスの二冠王。野望は子ども編集学校と小説家デビュー。
編集かあさんvol.56 読むこと、書くことの自由を妨げない指南というスタイル【田中優子学長講演】
8月2日、第73回全国作文教育研究大会(主催:日本作文の会)で、イシス編集学校の田中優子学長による講演が行われた。 講演のテーマは、『書くこと・読むことの自由を妨げない指南とは』。聴衆は、全国から集まった、作文教育に […]
編集かあさんvol.55 愛知で考えたこと〜秘密基地と擬き力
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん) たちが、「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩みQ&Aまで。 […]
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【Archive】編集かあさんコレクション「月日星々」2025/7/6更新
「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る、編集かあさんシリーズ。 庭で、街で、部屋で、本棚の前で、 子供たちの遊びを、海よりも広い心で受け止める方法の奮闘記。 2025年7月6日更新 【Archi […]
編集かあさんvol.53 社会の縁側で飛び跳ねる【82感門】DAY2
「子どもにこそ編集を!」 イシス編集学校の宿願をともにする編集かあさん(たまにとうさん)たちが、「編集×子ども」「編集×子育て」を我が子を間近にした視点から語る。 子ども編集ワークの蔵出しから、子育てお悩み […]
コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。