年間1000人が受講するイシス最大の講座とは?

2019/10/20(日)10:00
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 年間1000人が受講するイシス編集学校の最大講座。2011年から続く帝京大学・共読ライブラリープロジェクトの1つで、読書術コースのメクリである。


 今年度の春期は新入生約650名が対象。2019年5月20日〜6月13日にスタートする2週間コースだ。全91教室を花伝所放伝者で構成する共読ナビゲーター43名が担当した。


 ナビゲーターの大ベテランである麻野由佳は、5教室32人を指南。田中晶子所長が全体を統括し、中山有加里マネージャーが大所帯のナビゲーターズをマネジメントした。

  • 五味久恵

    編集的先達:アストリッド・リンドグレーン。小動物系のルックスとは裏腹に、強気かつ繊細、大胆かつ緻密。アジャイル編集指南は五味モデルといわれる。東京日本橋で育った。夫は師範の阪本裕一。二児の母。

  • 本の帯は「しゅはりよし」 帝京大学読書術メクリ

    「しゅはりよし」を知っているだろうか。帝京大学読書術コース「メクリ」を統括する田中晶子花伝所長が生み出したアウトプットのための型である。  メクリでは、松岡正剛校長の目次読書術、マーキング読書術を体験しながら、1冊の本 […]

コメント

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堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。