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  • こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾

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川邊透

2025-07-15

草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。

堀江純一

2025-07-13

『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!

川邊透

2025-07-08

結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。

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【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #005】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼“切実”が呼び出す死者に生かされる私たち

 舞台に放たれた言葉は言霊だ。井上文学を身体で受信し想いを巡らせ、何度でも揺さぶられる時間がこまつ座での時間だ。『父と暮らせば』は、23歳のミツエと3年前の原爆投下で死んだ父の二人芝居で、『母と暮らせば』とともに井上文学の真骨頂ではないかと思う。
 父は、娘で図書館司書のミツエと、利用者で大学の助手のヤマシタの恋を成就させようとミツエの前に現れるようになった。底抜けに明るい父の台詞に、この井上ひさしの意図と切実が込められている。
 父は「わしが現れるようになったのは先週の金曜日。その日図書館にやってきた山下さんをみて珍しいことにおまえの胸は一瞬ときめいた。そうじゃったな?」と語りだし、「山下さんを一目みたときのおまえのトキメキでわしの胴体ができ、そーっとついたおまえのため息からわしの手足が、自分の窓口へ来るようにとの願いでわしの心臓ができておる」と娘に伝える。
 ミツエが地域の昔話を聞かせるお話会の練習をしているシーンがある。父はその話の結末が面白くないといい、こんな風に変えてはどうかとアイデアを出すが、ミツエは「話の筋を変えてはならない」と反発する。でも聴衆は父のアイデアはすでにミツエのもう一つの心の声と感じる。別のある日、父はミツエが山下さんから預かった原爆の遺留品の包みを開いみる。箱には一瞬の爆風で全体が剣山のように棘を帯びた原爆瓦、被爆者の身体に食い込んだガラスの破片、高熱で捻じ曲がった薬瓶が入っていた。父はそれらを使ってミツエに桃太郎の話をしてみせる。このシーンはこの物語の、そして演者にとっても見せ場の一つだ。松角洋平のそれは、近頃出色の演技だった。
 井上ひさしは、自身の物語の函に、言霊としての “方言”、魂としての “切実” を周到に収めている。『父と暮らせば』は全編にわたって広島弁のセリフだが、本番を共に観た広島の友人は舞台進行のままにさまざまな亡き人とのシーンが引き出されていったと言う。これこそが、こまつ座が引き継ぐ舞台仕掛けだ。

ーISIS花伝所所長 田中晶子

▼YouTubeイシスチャンネルで公開中!
ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり

【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

#こまつ座
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#井上麻矢
#紀伊國屋サザンシアター
【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #004】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼ひとり生き残った娘を案じて、幽霊となって現れる父。父も娘も、つい生きているときの癖でお饅頭やお茶を出したりする。そして飲もうとしてハタと気づく。そうだ、死んでいるから飲み食いできないのだ。一瞬、しんみりするが、温かい笑いに包まれて、物語は進んでいく。悲しみを越えて生きていこうとする人間のたくましさに、救われる思いがする。

娘は度々「幸せになってはいけない」という思いに囚われる。生き残ったことを申し訳なく感じ、恋心を押さえつけようとする。そんな娘を、父は励ます。自分の分まで幸せになれと。

胸が痛い。取り返しのつかない損失を抱えて、それでも人は生きていく。悲惨な目に遭っても、やがて日常は戻ってくる。恋も芽生える。戦争のむごさが語られるのは、回想の言葉。過去は、消えてなくならない。やり切れない思いが募る。

私たちにできることは、これからもう二度と戦争を起こさないという気持ちを強く持つこと。そのために、何があったのかを知ること。せめて知ろうとすること。今なお戦争が続いている地域がある。無力さに苛まれている場合ではない、と思った。
ーイシス編集学校師範 福澤美穂子

▼YouTubeイシスチャンネルで公開中!
ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり

【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

#こまつ座
#父と暮せば
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#井上麻矢
#紀伊國屋サザンシアター
【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #003】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼きのこ雲、焼け爛れた肌、焼失した街。こまつ座「父と暮せば」では、そのような映像は出てこない。ひたすらに茶の間で父と娘、二人だけの会話が繰り広げられる。広島弁で語られるあの時のこと。なぜ娘は助かり、父は助からなかったのか。そのことが、たった一行の父の台詞で強烈に伝わってきて、言葉により見えなかった映像が見えてしまった気がした。井上ひさしの言葉の力に命が吹き込まれて、私も見てしまったと思った。そのあとは泣きたいのを我慢するので精一杯だった。
言葉の力を感じたいなら、生の舞台を観に行くのがいい。私は来週も観に行く。
ーイシス編集学校師範 後藤由加里

▼YouTubeイシスチャンネルで公開中!
ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり
 
【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

#こまつ座
#父と暮せば
#井上ひさし
#井上麻矢
#紀伊國屋サザンシアター
【こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました #002】

こまつ座「戦後"命"の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての人に捧げる「父と暮せば」。舞台を観劇したイシス編集学校の師範による感想をお届けします。

▼戦後も80年を迎え、戦前・戦中世代が鬼籍に入ってゆく中で直接に戦争体験を聞くことが困難となりつつある今、『父と暮せば』の上演は、あの戦争がもたらした哀切に「触れる」ための、小さくて巨大な回路だと思った。都度反復される演劇が、しかしそのときその舞台かぎりただ一回の迫真性を帯び、そしてその一回の迫真が、うしろに引き連れ象徴し束ね上げているのだろう無数の現実にあった広島の生を想像させ、途方もない原爆の記憶風景のうちに投げ出され口をつぐまざるを得なかった。
ーイシス編集学校師範 バニー蔵之助

▼ISIS co-mission こまつ座代表 井上麻矢×学長 田中優子 対談動画
『父と暮せば』を交わす。方言にある「ことばの力」
https://youtu.be/mJ-k98iR4oA?si=LoogNW26ttMnGUu-

▼公演日程
https://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#more515

こまつ座第154回公演『父と暮せば』
【作】井上ひさし 【演出】鵜山仁
【出演】松角洋平 瀬戸さおり
 
【公演スケジュール】 
《東京公演》
2025年7月5日(土)〜21日(月・祝) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

《地方公演》
7月25日(金) 15:00開演 茨城公演 つくばカピオホール
8月2日(土) 14:30開演 山口公演 シンフォニア岩国

上演時間:約1時間30分 ※休憩なし

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