橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)

ま~つりだ 祭りだ 祭りだ 編集祭り~♪
8月6日(土)に行われるイシス編集学校「編集盆踊り・学校説明会」の準備が進んでいる。「編集盆踊り」の祭囃子を奏でるのは、現在開講中の第48[破]の師範でもある戸田由香と学林局の衣笠純子だ。
イシス編集学校[守]入門から[破]、[遊]物語講座に[花伝所]へ同時に進み、師範代登板も同期、そして[離]世界読書奥義伝へも共に進んだ2人で編集祭りを計画している。「踊らない盆踊り」が編集盆踊り。だが衣笠と戸田は踊るかもしれない。
編集盆踊りで脳に汗をかこう!
編集盆踊りのメインイベントは、やはり編集ワーク。盆踊り・夏祭りをテーマに、「連想」と「要約」の行ったり来たりを促す編集ワークが用意されている。はじめて編集ワークをする方は、いつもと違う思考の動きに“脳が汗をかく感覚”を覚えるかもしれない。だがそこは「編集盆踊り」。ワークも子どもから大人まで楽しめ、そして発見があるように工夫されている。安心して「脳の筋トレ」を楽しんでほしい。
「編集盆踊り」で夏と編集を体感!
夏祭りに行われる盆踊りと同様に、編集盆踊りも誰でも参加できるイベントだ。会場となる本楼では提灯も下げながら、いつもとは設えを変えてみなさんをお迎えする。
友人、家族へのご紹介、お誘いあわせのうえ、お申し込みを。
8月6日(土)14時から行われる学校説明会のお申し込みはこちらから。
開催概要—————————
学校説明会(ブックサロンスペース「本楼」開催)
15名様限定にて開催いたします。どうぞお早めにお申し込みください。
日 時:2022年8月6日 (土) 14:00 – 15:30
場 所:編集工学研究所 世田谷区赤堤2-15-3 [地図]
参 加 費:無料
申し込む
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衣笠純子
編集的先達:モーリス・ラヴェル。劇団四季元団員で何を歌ってもミュージカルになる特技の持ち主。折れない編集メンタルと無尽蔵の編集体力、編集工学への使命感の三位一体を備える。オリエンタルな魅力で、なぜかイタリア人に愛される、らしい。
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コメント
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2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。