教室名から始まる編集も楽しもう――54[守]教室名発表【84感門】

2024/09/15(日)23:00
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 第84回感門之盟Day 2、教室名発表の場として感門之盟で最も盛り上がるプログラムのひとつ「冠界式」において、2024年10月開講の第54期[守]基本コースに登板する20名の師範代たちの教室名が発表された。師範代自身が提出する5つの教室名案と好きな千夜千冊3冊から、松岡校長が丸1日かけて考えてきた教室名を、今期からは学匠と学林局が一週間かけて考えた。林朝恵花目付の進行のもと、発表された唯一無二の教室名を見ていこう。

 

◆儀三武桐子 師範代
 お伽まばたき教室

 

◆木村昇平 師範代
 うごめきDOHATSU教室

 

◆福地恵理 師範代
 ウルフル弘法教室

 

◆松林昌平 師範代
 遊狂RNA教室

 

◆美濃万里子 師範代
 なのはなドロシー教室

 

◆関博一 師範代
 サルサしかかり教室

 

◆長谷川絵里香 師範代
 センス歩く教室

 

◆村上直也 師範代
 生成りなのに教室

 

◆小湊倫子 師範代
 チリモンどんたく教室

 

◆藤井宏行 師範代
 展色ヴィンテージ教室

 

◆梁島綾乃 師範代
 やぶこぎ博物教室

 

◆松田秀作 師範代
 たまむしメガネ連教室

 

◆小林美穂 師範代
 モウソウ縁子さん教室

 

◆上原正行 師範代
 中ゴシABC教室

 

◆細井あや 師範代
 カタコト黄表紙教室

 

◆竹内哲也 師範代
 アゴーン・ブラザーズ教室

 

◆辻和子 師範代
 つくつく少納言教室

 

◆北川周哉 師範代
 ちぐはぐ夕顔教室

 

◆登田信枝 師範代
 半解マイカ教室

 

◆榎田智子 師範代
 半音タトゥー教室

◆ ◇ ◆

 

新たな教室名をドラムのリズムで表現し、発表の場を盛り上げる浅羽登志也師範。

 

記念すべき1000番目の教室名となったのは、村上直也師範代の「生成りなのに教室」。 

 

 54[守]師範代を代表し、うごめきDOHATSU教室の木村昇平師範代は、入伝式の最後に校長にもらった「頼んだよ」の言葉を編集エンジンとして、54[守]で共に格別のヴァージョンを生み出していきましょうと力強く挨拶をした。

 

 

ビジュアルデザイン:穂積晴明

 

◇ ◆ ◇


■基本コース 54期[守] でお待ちしています!

・申込締切:2024年10月13日(日)
・入門日 :2024年10月14日(月)
・稽古期間:2024年10月28日(月)~2025年2月9日(日)


お申し込みはこちらから

  • 米田奈穂

    編集的先達:穂村弘。滋賀県長浜出身で、伝統芸能を愛する大学図書館司書。教室名の「あやつり近江」は文楽と郷土からとられた。ワークショップの構成力に持ち前の論理構築力を発揮する。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。