コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

ブレークとは破壊ではない、トランスフォームである。破るとは何か、そのためにはどのような状態に持っていかないといけないのか。
セイゴオ知文術を経て、44[破]は後半へと突き進んでいる。ブレークするためのイニシエーションとなった伝習座2回目の呼吸を10shotでお届けする。
背筋を伸ばして出世魚
ブビンガに並ぶのは教室名。屹立する姿は44[破]をひた走る師範代の等身大か。
ただいま、リハーサル中
直前リハで最後のテクニカルチェックを行う。梯子に掛けられたのは歴代のMシャツたち。師範を称えるMシャツもシーンが変わればしつらいになる。
本番前の和やかなひととき
今期からオンライン伝習座が始まり「本番前」という時間が生まれた。談話は気持ちを揃えるための儀式。
ロラン・バルトとワタナベ・タカシ
物語編集術レクチャーを担当するのは、渡辺高志師範。ロラン・バルトからヴィトゲンシュタイン、ジョセフ・キャンベルからJ.G.バラードまで、本を混ぜながら師範代のQを引き受け、物語編集術の骨法を紐解いていく。
オフステージの密談
本番前の談笑があれば、本番中の密談もある。その場で起きていることを見過ごさずに詰めていく。フィードバックは早い方がいい。
プランは完成するとやがて見えなくなる
planの語源はラテン語のplaus、これは平面図を意味する。世界の様々な建築物と平面図を見比べながら、imageを現実のobjectにつなげるメソッドがplanであるとプランニング編集術を師範代に手渡していく北原ひでお師範。
imageを書き起こす松岡正剛のplan
当初はプログラムに予定していなかった校長講義。高速で講義メモを書き上げていく。
師範は常にポリロールである
スクリーンの向こうにいる師範代たちとチームミーティングを行う渡辺師範と北原師範。レクチャーだけが出番ではない。
2つの顔を持つ男・穂積晴明
スナイパーの如く松岡校長を狙う黒衣のカメラマン(上)。3カメが捉える映像の中から伝えるべき画を選び、配信するのはスイッチャー穂積の仕事(下)。そして、デザイナー穂積が当日に仕上げた画像が本楼を飾る。
宇宙は破れからできている
「破がブレークだということについて話したい」松岡校長には珍しい半袖姿にチョークとマイクを両手にし、守破離の[破]は宇宙から始まっていることが明かされていく。
何かを作り上げてブレークが起こるわけではない。宇宙は最初にスポンティニアスな対称性の破れ(1226夜)からできている。揺らぎそのものが秩序を作って、生命を作り、地球を作り、社会を作り、国家を作り、家庭を作ってきた。最初に破れがあることを重視して欲しい。しかし世の中は秩序によってカタイものができ、破れをカバーしたいためにシステムを強くしてしまった。その分私たちの想像力が後退し、もう一度リ・ブレークしなくてはいけなくなった。
黒板に走り書きをする音が本楼に響き、板書は裏面にまで渡る。
破でやっていることは、デモンストレーションに向かっている。de・monst・rationは何かを露出するという意味。モンスターを外に破って出すことがデモンストレーションであり、表現であり、リプレゼンテーションである。そのためにはハイチャージを作ること。(参照:松岡正剛が願うモンスターの出現、44[破]伝習座)
後半戦の稽古に備えて、画面向こうの師範代たちに容赦なく発破をかけていく。
「諸君、化けものを出しなさい」
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
写真家研究とモンタージュで写真を深める【倶楽部撮家:25秋募集】
倶楽部撮家 第2期生募集! 多読アレゴリア「倶楽部撮家」の第2期目は、「写真家研究」と「モンタージュ」を楽しみます。第1期目の夏シーズンは、自身の幼な心を起点にして、まずはシャッターを押してみることを試みてきました。次 […]
こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
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コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。