{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
イシス編集学校校長松岡正剛の作品をクラブ名に掲げる唯一のクラブがわれら「千夜千冊パラダイス」略して「センパラ」です。ワンシーズンを通して、KEY千夜と称した1夜を選び、校長マーキング(直筆データ!)を拝みつつ、オツ千LIVE視聴に、ラウンジに届く日々のヒメくり千夜、金曜夜は千パラナイトでフィーバーしたりと、タテヨコナナメに読んだり書いたり声を出したりして活動しております。それでは、今季の気になる見どころをセンパラ仕掛人の、ちひろ媛、さや媛が語ります。
千夜千冊「援軍」登場
ちひろ媛:慌ただしい季節がやってきたね。
さや媛 :17[離]の狼煙が上がって、54[破]突破、55[守]卒門、43[花]放伝生は師範代へと衣替え中です!感門之盟に向けて、講座の裏では眠れない編集に向かっている方もいるそうです。
ちひろ媛:イシス編集学校の各講座が終わりと始まりに差し掛かってる時期だもんね。
さや媛 :私たちの運営する千夜千冊パラダイスも、次のシーズンに向けて走り出してます~
ちひろ媛:今季は、松岡校長が千夜千冊の「援軍」とも呼んでいる一冊がキーブック。こちらです!
1793夜『世界制作の方法』ネルソン・グッドマン
https://1000ya.isis.ne.jp/1793.html
さや媛 :むむむ!前季はミシェル・セール『小枝とフォーマット』でしたが、引き続き大物だな~
ちひろ媛:ほんとうにもう、大事な大事な大物で。千夜千冊のなかで校長が著者の言葉を引用してるキーメッセージがこれ。
われわれはヴァージョンを制作することによって世界を制作する
さや媛 :編集工学ド真ん中、って感じですよね。そこまで来るとひるんじゃうんですが…。
ちひろ媛:校長が原著にマーキングした直筆データを拝みながら、校長の読みと重ねられるのが千パラ♪道しるべにもなるし、読みのズレ具合を探るのも楽しみ方の一つだよね。
さや媛 :とはいえ、やっぱり校長は校長じゃないですかぁ。世界制作なんて、何が何やら…。
舞い上がる坊主、胸弾む小僧
ちひろ媛:千パラには千夜坊主と千冊小僧もいるから大丈夫!まずは、日々ヴァージョンづくりと格闘する二人のオツ千から入ってみよう♪
【オツ千vol.18】世界は一つじゃないんじゃい
https://edist.ne.jp/dust/otsusen18/
~しばし、オツ千視聴中~
さや媛 :「縦横無尽の千夜坊主吉村」と「何とか食らいついている千冊小僧穂積」って!(笑)かなり、浮かれてません?(笑)
ちひろ媛:のっけから浮かれっぱなし(笑)そりゃあ千夜千冊に書いてもらうってことは歴史に名前が残るもんね。
さや媛 :そっか!オツ千も千夜千冊のヴァージョンですもんね。
ちひろ媛:多読アレゴリアも、毎期テーマが変わる感門之盟も、ヴァージョン、ヴァージョン♪
さや媛 :ついつい、コンテンツやパッケージ化された情報を享受して消費する、ってゆうのが当たり前になっちゃってるな~。制作することはアーティストやデザイナーの人たちの仕事だって思い込んでたかも。
ちひろ媛:お手本は世界中にあふれてる!好きなものにあやかったりまねたりして、サウザンズ(※千パラメンバー総称)のみなさんからどんなヴァージョンが飛び出すか、見てみたいよね。
さや媛 :『世界のほうがおもしろすぎた』!!!
『世界のほうがおもしろすぎた――ゴースト・イン・ザ・ブックス』
https://www.shobunsha.co.jp/?p=8967
行ったり来たり、工房とトイレ
さや媛 :今季はどんなことをやるんでしょう?
ちひろ媛:具体的なことはお楽しみにしていただくとして、引き続きイシス編集学校おなじみのEditcafeでクラブ活動を行っていくんだけど、新しいラウンジとして制作のための「工房」と、一息つくための「厠」、2つの場所がオープンするよ。
さや媛 :あの~、液晶画面の向こうで、厠、なんかイヤ…、と思ってる人がいる気がします。はい、私です(笑)
ちひろ媛:さや媛、まだまだ千夜を読み足りてないんじゃ?トイレのイメージが固定化してるかも!?
さや媛 :排泄と連れションするだけがトイレではないんですね?
ちひろ媛:「キレイは汚い、汚いはキレイ」もね。
さや媛 :ドリアン・ロロブリジータさんと松岡校長との対談ですね。そう思うと、千夜千冊エディションもヴァージョンなんだなぁ。
『千夜千冊エディション 性の境界』刊行記念 松岡正剛×ドリアン・ロロブリジーダ 対談「合言葉は《キャンプ》――ドリアン、ソンタグ、美輪明宏」〈後編〉
https://www.bookbang.jp/review/article/763072
めくり、めくって、めくられて
さや媛 :ちひろ媛と私が毎日お届けするヒメくり千夜では、引き続き曜日ごとにテーマを変えて配信予定です。金曜の夜にはオンラインで開催する千パラナイトなる会もありますからね。
ちひろ媛:一部、ヴァージョンアップとリニューアルの予定です!
さや媛 :坊主めくり、小僧めくりもあったりして。
ちひろ媛:サウザンズにヒメくりがめくられることもあるよね。
さや媛 :めくりあいっこをしているわけです。
ちひろ媛:なんだか、だんだんと怪しげな感じになってきた(笑)
さや媛 :はっ!!「千夜千冊が好き」という気持ちさえあれば、どなたでも健全かつ十全に楽しめます!
媛ズ :それでは、みなさまのご参加、お待ちしています!!
テキスト:高本沙耶
アイキャッチ元ネタ:穂積晴明
アイキャッチヴァージョン制作:高本沙耶
多読アレゴリア「千夜千冊パラダイス」
~千夜千冊を遊興するDEEP&CASUALな歓楽街~
仕掛人:吉村堅樹、穂積 晴明、福井千裕、高本沙耶
◎今日からあなたも千夜ツウ
毎シーズンひとつのKEY千夜を入口に遊び倒します。
◎「読む」「書く」だけじゃなく「創る」「仕立てる」
センパラにしかない愉快なリプレゼンテーションに向かいます。
◎しびれるお宝発見
松岡正剛の秘蔵テキスト、音声、映像、セイゴオマーキングなどここだけのお宝を手にしてください。
◎「センパラナイト」にご招待
時にはネットのラウンジを飛び出し、センパラナイトに集いましょう!
◎思わぬ千夜が降ってくる
千耶媛たちの「ヒメくり千夜」は毎日どんな千夜が届くかお楽しみ♪
* * *
▼2025秋・募集概要
【定員】40名
【申込】
▼新規申込
https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025autumn?variant=42611685982317
▼継続登録
2024春から継続の方は[多読アゴラ]ラウンジでの案内をご確認ください。
【開講期間】2025年9月1日(月)~12月21日(日) ★16週間
【申込締切】上記申込リンクのカートが閉じていなければお申込みいただけます
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
※ クレジット払いのみ
※ 初月度分のみ購入時決済
以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
例)2025秋申し込みの場合
購入時に2025年9月分を決済
2025年9月26日に2025年10月分、以後継続
・2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。詳細はショップカートにて。
【お問合せ】allegoria@eel.co.jpまでご連絡ください。
福井千裕
編集的先達:石牟礼道子。遠投クラス一で女子にも告白されたボーイッシュな少女は、ハーレーに跨り野鍛冶に熱中する一途で涙もろくアツい師範代に成長した。日夜、泥にまみれながら未就学児の発達支援とオーガニックカフェ調理のダブルワークと子育てに奔走中。モットーは、仕事ではなくて志事をする。
本楼に中3男子が現れた。テーブルにつくとかぶっていた黒いキャップを脇へ置き、きりっとした表情を見せる。隣に母親が座った。母は数年前にイシス編集学校の存在を知り、興味を持ちながらもイベント参加にはなかなか勇気が出なかった。 […]
先月、目の前に1冊の本が落ちてきた。部屋に積まれた本の小山から飛び出したのは、松岡正剛校長の著書『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社)だ。それからというもの、SNSでイシス編集学校の宣伝を見かけることが急に増え、勢 […]
11/23(日)14~15時:ファン待望の「ほんのれんラジオ」公開生トークイベント開催!【別典祭】
本の市場、本の劇場、本の祭典、開幕! 豪徳寺・ISIS館本楼にて11月23日、24日、本の風が起こる<別典祭>(べってんさい)。 松岡正剛、曰く「本は歴史であって盗賊だ。本は友人で、宿敵で、恋人である。本は逆上にも共感に […]
母が亡くなった。子どもの頃から折り合いが悪かった母だ。あるとき知人に「お母さんって世界で一番大好きな人だよね」と言われ言葉を失ったことがある。そんなふうに思ったことは一度もない。顔を合わせばぶつかり、必要以上に口もきかず […]
申込受付中!10/26開講「山片蟠桃『夢の代』を読む」◎イシス唯一のリアル読書講座「輪読座」
イシス唯一のリアル読書講座「輪読座」。「みんなで読めば怖くない」の精神でこれまで数々の難読古典に挑戦してきました。10月26日からの新コースは、江戸後期の町人にして驚くべき大著を残した異才・山片蟠桃(やまがた・ばんとう) […]
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2025-12-02
{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。
2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。