「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。

「好きなものを3つあげてください」たったそれだけで、自分でも気づかなかった「思考のクセ」が見えてくる――。一人ひとりの発想力や思考力を伸ばすと定評のあるオンラインスクール「イシス編集学校」では、無料で「編集力チェック」をおこなっています。イシス編集学校の無料体験「編集力チェック」では、回答者一人ひとりの思考の特徴を分析しています。占いでもなく、心理テストでもないのに、どうしてこんなに思考が読めるのでしょう? 今回は、年間1000人が体験する「編集力チェック」を支える師範代4名に、指南の秘密をうかがいました。
■イシス編集学校 編集力チェック
https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001
■イシス編集学校とは
株式会社編集工学研究所が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校です。2000年に開校し、25周年を迎えました。編集工学者・松岡正剛が提唱した「編集工学」にもとづき、誰もが発想力・企画力・表現力などにかかわる「編集力」を身につけられるように開発された独自の学習プログラムを提供しています。学び手は「編集稽古」と呼ばれるトレーニングを通じて、守・破・離と段階的に進むカリキュラムに取り組みます。これまで7万人を超える受講生と、1000名を超える指導陣を輩出してきました。
師範代プロフィール
神尾美由紀
システムエンジニア、2017年40期[守]基本コース入門。編集コーチ師範代養成コース[ISIS花伝所]の師範も担当。北海道在住。
宮坂由香
カメラマン、2020年45期[守]基本コース入門。編集コーチ師範代養成コース[ISIS花伝所]の師範も務める。長野県在住。
阿曽祐子
電子部品メーカー勤務、2017年40期[守]基本コース入門。基本コース[守]の講座サブリーダー番匠を務める。滋賀県在住。
紀平尚子
アスレティックトレーナー、2021年47期[守]基本コース入門。基本コース[守]の師範も担当。東京都在住。
――今日は、イシス編集学校の体験講座「編集力チェック」に関わる師範代のみなさまにお集まりいただきました。そもそも編集力チェックって何なのでしょうか?
神尾:
イシス編集学校の編集稽古を無料で体験いただけるサービスです。ネット上で誰でも簡単に試すことができます。年間1000人以上の方にご体験いただいています。
――この編集力チェック、すごく評判がいいとお聞きしたんですが。
宮坂:
そうですね、おかげさまでこんなお声をいただいています。
「とても参考になりました。自分が意識できていない思考のクセのようなものを師範代様が言語化してくださっていたため驚きました。ありがとうございました」(5/28、Iさん)
「あのわずかな短文から私の性格を見抜かれた師範代の洞察力にただただ驚いた、と言うのが率直な感想です。」(8/27、Oさん)
「師範代の◯◯◯◯先生が、大変丁寧に詳しく、思考の仕組みを解説いただき、ありがとうございました。自分の考え方が少し理解できた気がします(8/14、Iさん)」
――熱意あふれるコメントに驚きました。今日お集まりのみなさんは、編集力チェックにどう関わっておられるんでしょうか。
神尾:
私たちは、みなさんからいただいた回答に対して「指南」を返している師範代のメンバーです。全員、編集学校で基本コース[守]、応用コース[破]、編集コーチ養成コース[ISIS花伝所]を修了した編集コーチです。それぞれ、編集学校とは別に本職をもっているので、まず自己紹介させていただきますね。
私は北海道札幌市でシステムエンジニアをしています。イシス編集学校には2018年40期[守]基本コースで入門しました。入門のきっかけは、テレビに出演していた校長の松岡正剛を見たことですね。「どんな人なんだろう?」と興味が湧いて検索してみたとき、イシス編集学校に出会いました。
阿曽:
私も、テレビがきっかけで入門しました。NHK「SWITCHインタビュー 達人達」に、校長松岡正剛と水曜日のカンパネラ・コムアイさん(当時)が出ているのを見ました。この撮影場所になっていた、編集工学研究所のブックサロンスペース「本楼」がすごくかっこよくて。イシス編集学校のエディットツアーという体験ワークショップで訪れてみました。そうしたら編集ワークが楽しくて、帰りの新幹線ですぐ入門申込をしました。今は滋賀県で、電子部品メーカーで人事の仕事をしています。神尾さんと同じく、2018年入門です。
紀平:
お二人ともテレビをご覧になったんですね。私は2021年春に47期[守]基本コースに入門しました。世田谷在住で、ランニング中に編集工学研究所のオフィスを通りがかって、本がズラッと並んでいてかっこいいなと思っていました。仕事はアスレティックトレーナーです。日々、スポーツの選手のサポートをしていますが、言葉で伝えることが大事な仕事なので、表現力を学びたく編集学校の門を叩きました。編集力チェックを受けて、「絶対に入らなきゃ!」と思ったのを覚えています。
宮坂:
私は人に何かを伝える時に、もどかしさを感じていました。伝えたいことがあるのに、言葉が出てこない場面が多々あって。仕事はカメラマンなので表現ツールは写真ですが、人と関わり合う上で言葉は切っても切れません。いろいろなビジネススクールに通い詰めていましたが、言語表現の幅は頭打ちでした。そんなとき、イシス編集学校で師範代をしていた友人が「毎日たくさんの言葉に出会っている」という話をしていたのを思い出したんです。当時は、2020年春。新型コロナウイルス感染症拡大第一波の時期に、仕事がすべてなくなってしまったこともあり、これは自分を変えるチャンスかもしれないと思って、45期[守]基本コースに入門しました。
――「編集」と聞くと、出版社で働く「編集者」が思い浮かびますが、みなさん、編集が本職ではないのですね。お住まいもお仕事もバラバラのみなさんに共通するのは、「編集」に興味をもって学んでこられたということですよね。そもそも「編集」って、どういうものなんでしょうか?
阿曽:
「編集」というと、書籍編集とか映像編集など、特別なスキルに感じますよね。でも、イシス編集学校で扱う「編集」はもっと広いプロセスを指します。「今日は天気がいいから、こんな服で会社に行こうかな」とか「明日のお弁当どうしようかな」とか、そんな日常のことを考えるときにも起こっている頭のなかのプロセスをすべて編集と呼んでいます。
神尾:
何かを考えるときの思考のプロセスを、私たちはほとんど意識しません。けれど、そのなかにかならず「編集」が起きているんです。しかも、その「編集」には、誰しも共通する「型」もある。編集力チェックでは、みなさんが無意識に行っている思考のプロセスを辿って、みなさんの思考の特徴をお伝えします。
編集は“答え合わせ”ではなく“関係を編む”。――方法のフルコース。 編集稽古はQ&AではなくQ&E(Edit)。
――編集力チェックでは、思考のプロセスをたどる……? 実際に「編集力チェック」がどんなものなのか詳しく教えていただけますか。
神尾:はい、たとえばこのようなお題が出ます。
「お題1:あなたの「好きなもの」ベスト3をあげてください。」
――……これだけですか? 編集力チェックと聞くと「書くのが得意」「柔軟な発想ができる」とかチェック項目にマルバツを付けていくのかなと思い込んでいたんですが、ぜんぜん違うんですね。
紀平:
私もそう思い込んでいました。トレーニングの世界では「姿勢良くできているか」とか「何センチ飛べたか」みたいな項目を確認していきますが、編集力チェックはもっと柔軟なんですよね。
神尾:
「チェック」という呼び方というより、「分析」に近いかもしれないですね。お医者さんの見立てとか、占い師の読み取りとかに近いものがあるかもしれません。
――「好きなもの」3つ回答すると、どうなるんでしょうか?
宮坂:
私たち師範代から「指南」が届きます。どのような指南なのかはぜひご体験いただきたいのですが、回答者さんからはこんな声をいただいています。
「師範代からの指南は想像を超えて丁寧かつ的確な内容だと感じました。5分程度と短い時間の中であまり考えずに回答した内容に対して、ここまで分析・指摘して頂けたのはある種の感動を覚えたくらいです。シンプルなお題の回答の中にも指南する内容が多くあることを示して頂きました。」(7/8、Tさん)
紀平:
私は、なんにも考えずに、1〜2分で「仕事が終わった後のビール 仕事が終わった後のシャワー 休みの前の日の余暇」と適当に答えたんです。それに対して、師範代からは、私がふだん忙しく働いていることや、仕事中はぎゅっと集中していること、さらに仕事を終えたときの開放感を待ち遠しく思っていることまで、自分を瞬間的に見透かしたような指南が返ってきてすごく驚きました。
神尾:
そうそう、私も驚いたのは「指南」の丁寧さでした。なんとなく、性格分析のように「あなたは◯◯タイプ!」といった類型化された文面が返ってくることを想定していたんですが、私のためだけに書かれた文章が返ってきたんです。しかも、ふだん何を意識しているのか、こういうことを考えているんじゃないかと言われて、すごくドキッとしました。
――3つの単語を並べるだけで、自分の思考のクセを見抜いてもらえるんですか!?
神尾:
そうですね、私たちは回答者さんのことはまったく知りません。お名前と、おおよそのの年代、そして3つの回答しか手がかりはありません。ですから、回答をじっくり読みます。「どんなときに回答したのかなあ」「通勤中かな、家でごはんを食べているときかな」とシチュエーションを想像してみたり。たとえば「仕事終わりのビールに加えて、シャワーがお好きってことは、体力系のお仕事をしておられるのかな」とか回答に至った背景を考えてみたり、回答ごとの共通点を探ってみたり……。イシス編集学校で学ぶ「型」を使うと、回答者さんそれぞれの思考のプロセスが見えてくるんです。
「問い」から「問い」へ――言葉が立ち上がる夜。 仕事や生活に稽古がにじむ。“真夜中のエディットカフェ”で、ふとした一行から思考がほどける。
阿曽:
編集力チェックは全部で2題あるのですが、最初の1題はとくに回答者さんの思考のクセが見えやすいお題をご用意しています。
――1題目だけでも驚きの体験ですが、2題目はどんな内容ですか?
阿曽:2題目は「新しいものを生み出す」ということに挑戦していただきます。以前のお題ですが、たとえばこのようなお題があります。
お題2
ちょっと変わった足し算をしていただきます。
(こおり)+(先生)+( )
自分で( )のなかに何かを加えて、
の組み合わせが示す状況を簡単に説明してください。
阿曽:
いまみなさんに挑戦いただくお題は若干違うのですが、すでにあるものを掛け合わせて、まったく新しいものを生み出すという点は共通です。
紀平:
私はこういうお題を見て、「そんなことできるの!?」って思いました。でも、わからなくても何かしら回答したら、師範代からいっぱい教えてもらえます。どうぞご安心ください。
――3つの回答を出すだけで、その人の思考を見破ってしまう師範代のみなさんは名探偵だなあと思うんですが、私はどうしても編集力に自信がないです。自分の編集力のなさもバレちゃうってことですよね……?
神尾:
編集力って、私たちがふだん生きていくのに無意識に使っている力なので、もっていない人はいません。大丈夫ですよ。
阿曽:
それに、師範代の私たちが見ているのは、編集力の「ある・なし」ではなくて、その特徴です。10人いたら10人全員、顔も体型も違うように、編集力の特徴も違うんです。
――みなさんは、編集力チェックで自分の思考のクセを見抜かれてどうでしたか?
阿曽:
自分の特徴を言い当てられるのは、やっぱりすごく嬉しいんです。私は「物事を動的に見ていますね」と言われたんですが、これって、会社で評価されるスキルとは違うもの。自分では気づけていなかった自分の特徴がわかると、仕事でもこの特徴を活かせるんじゃないか、他の人とは違う提案ができるんじゃないかと思ったんです。
神尾:
師範代をしていると、みなさんの特徴を見つけるとき、すごくワクワクするんですよね。さきほどもお伝えしたように、編集力がない人はいません。みなさん、十人十色の編集力をお持ちです。まだ気づかれていない編集力の原石を掘り起こす編集力チェックは、師範代にとってもやりがいがあります。
――編集力チェックは、イシス編集学校の体験講座との位置づけとお聞きしましたが、編集学校の魅力はどんなところにあるんでしょうか。
神尾:
編集力チェックは、このAI時代においてもお一人おひとりの回答に対して、私たち師範代が一人ずつ指南を書いてお返ししています。このような、人と人との深い交流があるのが、イシス編集学校です。
私は入門するまえ、学校といえば「教科書があって、授業があって、試験があって……」という流れ作業のような場をイメージしていたんですが、編集学校はそうじゃないんですよね。1教室10人弱という少人数制。一人の師範代が10名弱の学衆さんに指南をつけるのですが、自分への指南はもちろん、他の学衆さんへの指南も読んで学んでいける。教室ではテキストのやりとりだけなのに、同じ教室で4ヶ月過ごすと、お会いしたことがないのにその人のことがわかってしまうような深い交流ができるのに感動しましたね。
宮坂:
稽古はテキストコミュニケーションだから、会話と違って他の人の思考の流れが見えるんですよね。だから、むしろ深い交流になるのかもしれませんね。それに、私がいた教室では、稽古中に出産された方がいたんです。人生の大きな節目を、ともに迎えることができた喜びは、今も全身で記憶しています。人が集まる場ですから、思いがけない出来事もあるし、思いもよらなかった言葉をもらえたりします。私は師範代として教室運営に携わっていましたが、師範代にとっても学衆さんが「切磋琢磨する仲間」だと感じています。今では、編集学校は私の生き甲斐です。
紀平:
会ったことがないのに、その人が見えてくるような驚き、よくわかります。しかも編集学校にいらっしゃる方々って、私がいままで出会ったことのない方々ばかりなんです。中学で部活を頑張る生徒さんから、就活前の学生さん、ヨガの先生、ニューヨークの美容師さんに、税理士さん、大学の研究者さん、華道家、図書館司書の方、世界中を飛び回るビジネスマン、リタイアされたみかん農家さん、お孫さんと一緒に受講している80代の方まで、とにかく多種多様な方々がいらっしゃって、そういったみなさんと一緒に編集稽古をして頭の中を見せてもらえると、自分の世界がみるみる広がっていったんです。
本に囲まれ、ひらめきに囲まれる――世田谷・本楼(ほんろう)。 拠点は編集工学研究所。本の海に身を置けば、思考が触れあい、未知の視点が立ち上がる。リアルイベントには全国から人が集う。
阿曽:
編集学校は、驚くほど多様性に満ちた場ですよね。さまざまな背景の方々と学ぶことで、みなさんの思考モデルが借り放題になるんです。たとえば、私は入門前の編集力チェックでプロのライターさんから指南をもらいましたが、その方の真似をすればライターの編集術を借りられる。授業がすごく上手な学校の先生の話しぶりを聞ければ、教師の編集術だって盗める。
家庭でも会社でも、物事が停滞してしまうことはよくあることですが、そういうときには「他者の思考モデルを借りる」ことで突破していけることがあるんです。編集力チェックで自分のクセがわかったら、ぜひ編集学校で他者のクセを借りるという方法も身につけてもらいたいなと思います。
――どんな方に編集力チェックを受けてもらいたいですか?
紀平:
とにかく、どんな方にでも受けてもらいたいですよね(笑)。
神尾:
編集に興味のある方はもちろんですが、「編集なんて私には……」って尻込みしている方こそ、お待ちしています。
宮坂:
ふと孤独を感じる方や、周りとちょっとズレを感じる方、高い志があるのにそれを一人で燻らせている方はチャンスですよ。
阿曽:
自信がないと思っている方も、毎日マンネリだなと思う方も、何か始めてみたいなと思う方も、ぜひ試してみてください。たった3分で、あなたの人生が変わるかもしれません。
■イシス編集学校 編集力チェックはこちらから。
https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001
この体験を支えているのは、全国各地で活動する師範代メンバーたち。 それぞれが日々の仕事や暮らしの中で磨いた感性を持ち寄り、 一人ひとりの「好きなもの3つ」に耳を澄ませています。
〈編集力チェック運営メンバー〉
神尾美由紀/宮坂由香/阿曽祐子/紀平尚子ほか、
新井隆子 (会社総務・経理/49期入門 師範代/北海道在住)
土田実季 (石川県立図書館/50期入門 師範代/石川県在住)
廣田雅子 (システム設計/50期入門 師範代/神奈川県在住)
登田信枝 (アクセサリーデザイナー/49期入門 師範代/奈良県在住)
■イシス編集学校について
2000年に世界で初めてインターネット上に開講した「方法の知」のための学校。
開講期間中、いつでもどこでも編集術を学ぶことができる。多様な職業、年齢、地域から集まった学衆が10人前後の教室で編集術を体得している。
2025年10月現在、受講生は7万人、編集コーチ資格者は1024人。
創始者・校長 松岡正剛(編集工学者/2025年 逝去)https://es.isis.ne.jp/outline/principal/
学長 田中優子(江戸研究者/元・法政大学総長) https://es.isis.ne.jp/outline/tanaka-yuko/
アドバイザリーボード ISIS co-mission https://es.isis.ne.jp/isis-co-mission
イシス編集学校 ウェブサイト https://es.isis.ne.jp/
※本記事は、PR Times Storyに掲載したものです
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
1~3件/3件
2025-10-07
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美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
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作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。