昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
千夜千冊のダブルヘッダー二夜を合わせて、2月27日20時から、おっかけLIVE開催!
千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。1510夜『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』&1506夜『ヒッグス粒子の謎』の二夜オツ千LIVEを開催いたします。
松岡正剛の名著『擬』(春秋社)では多くの千夜千冊が取り上げられていますが、その17綴から20綴のキーになる千夜として、1510夜 石川公彌子さんの『<弱さ>と<抵抗>の近代国学』と1506夜 浅井祥仁さんの『ヒッグス粒子の謎』を取り上げます。タイトルと同じ章タイトルをもつ第十八綴「擬」では、終戦間近の内務省情報局に呼び出されたときの折口信夫の発言で幕を開けます。「安心して死ねるようにしていただきたい」。この痛々しい言葉は、松岡正剛も通読を薦める『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』の冒頭部分のものです。一方の1506夜 浅井祥仁さんの『ヒッグス粒子の謎』は、物質に質量をもたらすヒッグス粒子が発見=創出されたことを受けて発刊された一冊。こちらの一冊も松岡は絶賛し、著者の浅井さんを本楼にお招きして、話したいと記しています。
近代国学と最先端の素粒子がいかに繋がるのか。もちろん「擬」で繋がっているのだが、あらまほしき「つもり」を、文化にも科学にもどのように想定するのかが問われているのではないだろうか。では、その「つもり」はどのように想定されうるのか。坊主と小僧が二夜を貫く仮説にもご注目ください。。
撮り直しなしの一発 オツ千LIVE! 坊主の失言がまたまた飛び出すのか、二人の記憶が真っ白になって事故となるか、松岡正剛を継承する一里塚となるか。それはご覧になってのお楽しみである。二つの千夜千冊と『擬』を一読いただいて、ぜひご視聴ください。
吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
【オツ千ライブ!2/3 21時配信】記憶の迷宮イメージメント
千夜千冊絶筆篇 1859夜 田中純『アビ・ヴァールブルク』をオツ千ライブでおっかけ! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。1859夜 田中純『アビ・ヴァールブル […]
【オツ千ライブ!】「孟子と王子のキズナ伝説」1/29 17時配信!
千夜千冊のダブルヘッダー二夜を合わせて、1月29日17時から、おっかけLIVE開催! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。1478夜『ソーシャル・キャピタルの潜 […]
【オツ千ライブ!】才能を喧嘩で展く術 12/19 21時より配信!
千夜千冊のダブルヘッダー二夜を合わせて、12月19日21時から、おっかけLIVE開催! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。絶筆篇 1857夜 大友啓史『クリエ […]
【オツ千ライブ!】12/2 21時よりWヘッダー アーリア神話&贈与論をおっかけ!
千夜千冊のダブルヘッダー二夜を合わせて、12月2日21時から、おっかけLIVE開催! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。1422夜 レオン・ポリアコフ『アーリ […]
【オツ千ライブ!】10/24 22時よりルネ・ジラール&ケアンズ・スミス&ニック・ランドを三夜おっかけ!
千夜千冊をおっかけつづけて4年初めての二夜をおっかけLIVE開催から一ヶ月、次は3夜を一気におっかけます! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。492夜 ルネ・ […]
コメント
1~3件/3件
2026-02-24
昆虫観察には、空間の切り取りに加えて、時間軸を切り裂くハサミをタテヨコ自在に走らせるのもおすすめ。この天使のようなミルク色の生き物は、数十分間の期間限定。古い表皮を脱ぎ捨てたばかりのクロゴキブリです。
2026-02-19
棚下照生。この忘れられたマンガ家が、最近、X(ツイッター)で話題になっていた(なぜかは知らないが)。大人漫画のタッチで劇画を描くという、今となっては完全に絶滅した手法が、逆に新鮮に映るのかもしれない。代表作『めくらのお市物語』は、連載当時、大変な人気で、映画やテレビドラマにもなったのだが、現在では、タイトルに問題アリで、復刊の目途もない。もしも古本屋で見かけることがあったら絶対買いです。
2026-02-17
小川の水底での波乱万丈を生き抜き、無事に変態を遂げた後は人家の周りにもヒラヒラと飛んできてくれるハグロトンボ。「神様とんぼ」の異名にふさわしく、まるで合掌するかのように黒い翅をふんわり広げては閉じる。