飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

【Q.受講のきっかけは?】
友人(石川県加賀市で、起業者の移住や地域・行政との関係構築のサポートをしている)から松岡正剛さんの千夜千冊や編集学校の話は聞いていました。
その友人に編集学校の体験イベントがあるけど行く? といわれ、「編集」というワードに共感する部分を感じていたので、きっと得るものがあるだろうと受講を決めました。
【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】
私は、金箔を編集し、現在の価値としてアウトプットすることをしています。金箔の会社で商品開発しているということ。ですね。
今まで、商品開発をするなどの経験を通じてなんとなく感じていたことや手法、アウトプットするということ。今回受講して、世に溢れるあらゆる事象が対象であり適応可能な型として、それが体系化・言語化されていて、いままでの感覚的な理解を、体系的な理解に深化できたように思います。つまり腑に落ちました。
導入で出てきた、プロセスを理解・意識することの重要性は、非常に共感する部分です。
ワークがいくつもあったのですが、特に、情報の「地」と「図」の考え方は印象的で、情報の捉え方が発想の拡げ方に繋がり、シンプルなことだけど興味深かったです。いままで浅瀬でぷかぷか浮いていた私も、岸から離れ、もっと広く深い海に出られる可能性を得ました。
【Q.今後にどう活かしたいですか?】
まずは、今回得た体験版の編集術を実用しながら、身に着けていきたいと思います。仕事でもプライベートでも、面白くなると思うんです。
私は感覚的に楽しむこと(編集を介在させない時間)も好きですが、編集する能力を身に着けることで、最終的にはそれを使い分けられるところまでいけたらいいな、と思います。
なんだか、人生が倍豊かになるような予感がします! 長旅になりそうです。
八田英子
編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。
【オンライン】学校説明会 8/9(土)・8/28(木)に開催します
イシス編集学校は、世界でたった一つの「方法の学校」です。 小学生から80代までの学衆(生徒)が日本全国から参加し、ネット上の「教室」に入って、「師範代」が出す「お題」に取り組んでいます。15週間で編集術のスキルを身につけ […]
学校説明会オンライン 7月21日(月・祝)に開催します 9月13日(土)は本楼で!
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【参加者募集】魅惑のお茶×読書×編集体験!7/12(土) 「本楼共茶会」ミント茶篇を開催します
7月12日(土)、松岡正剛プロデュースのブックサロンスペース「本楼」にて、お茶×読書×編集で参加者のみなさまを意外な世界へお連れする「本楼共茶会」(ほんろうともちゃかい)を開催します。6度目となる今回は目にも涼しい「ミン […]
イシス編集学校の奥の院、[離]の門がまもなく開きます。 2025年7月7日の18時から応募メールを受け付けます。 千夜千冊は2004年7月7日に千冊になり、17離は七夕から受付が始まるというめぐりあわせにな […]
イシス編集学校は、世界でたった一つの「方法」の学校です。 15週間の編集稽古で、あなたの編集力が開花し、 アウトプットの質と量とスピードが変わります。 2025年10月開講の[守]で才能を爆発させませんか。 […]
コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。